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公開番号2025016127
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119189
出願日2023-07-21
発明の名称表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60Q 3/14 20170101AFI20250124BHJP(車両一般)
要約【課題】映り込みによる運転者の視認性の低下を十分に防止する。
【解決手段】透光性の表示マークを備えた表示板21と、表示板21の裏面側に配置されて、表示マークに向けて照明用の出射光を出射する光源26とを備え、表示板21の光源26側に、斜め入射光の透過を抑制して透過光の視野角特性を補正する視野角特性補正部材23を備える。また、表示板21と視野角特性補正部材23との間に、出射光を、当該表示装置が配設される車両のフロントガラス方向に対するP波成分に制限する直線偏光板22を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
透光性の表示意匠を有する表示手段と、
前記表示手段の裏面側に配置されて、前記表示意匠に向けて照明用の出射光を出射する光源とを備え、
前記表示手段の前記光源側に、斜め入射光の透過を抑制して透過光の視野角特性を補正する視野角特性補正部材を備える
表示装置。
続きを表示（約 110 文字）【請求項２】
前記表示手段と前記視野角特性補正部材との間に、前記出射光を、当該表示装置が配設される車両のフロントガラス方向に対するＰ波成分に制限する直線偏光板を備える
請求項１に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、表示装置に関し、表示板に形成した透光性の表示マークを光源により照らして運転者に車両の情報を提供する表示装置（ウォーニングインジケータ）に適用することができる。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、表示板に形成した透光性の表示マークを光源により照らして運転者に車両の情報を提供する表示装置に関する工夫が種々に提案されている（例えば特許文献１）。
【０００３】
このような表示装置では、車両のフロントガラスで出射光が反射していわゆる映り込みが発生すると、フロントガラスを介して得られる車外の風景と映り込みとが重なって視認される場合があり、この場合、運転者の視認性を低下させることになる。
【０００４】
このため例えば、映り込む位置が運転者の視界から外れるように表示装置やフロントガラスを調整したり、表示装置の周囲にバイザーと呼ばれる遮光部品を配置して、フロントガラスに向かう出射光を遮光したりしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１１－１３３６５７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながらデザイン上の都合から、表示装置やフロントガラスを調整できない場合もあり、さらにバイザーを設けることが困難な場合もあり、これにより映り込みによる運転者の視認性の低下を十分に防止できない問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、映り込みによる運転者の視認性の低下を十分に防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
係る課題を解決するため、請求項１の発明は、
透光性の表示意匠を有する表示手段と、
前記表示手段の裏面側に配置されて、前記表示意匠に向けて照明用の出射光を出射する光源とを備え、
前記表示手段の前記光源側に、斜め入射光の透過を抑制して透過光の視野角特性を補正する視野角特性補正部材を備える。
【０００８】
また請求項２の発明は、請求項１の構成において、
前記表示手段と前記視野角特性補正部材との間に、前記出射光を、当該表示装置が配設される車両のフロントガラス方向に対するＰ波成分に制限する直線偏光板を備える。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、視野角特性補正部材により車両のフロントガラス方向に出射される出射光を抑制することができる。これにより映り込みを低減することができ、表示装置やフロントガラスを調整できない場合、さらにバイザーを設けることが困難な場合でも、映り込みによる運転者の視認性の低下を十分に防止することができる。
【００１０】
また請求項２の発明によれば、直線偏光板により、出射光を車両のフロントガラス方向に対するＰ波成分に制限することにより、フロントガラスにおける反射率を低減することができ、一段と映り込みによる運転者の視認性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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