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公開番号
2025044662
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152374
出願日
2023-09-20
発明の名称
車載表示装置及びその製造方法
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
B60K
35/00 20240101AFI20250326BHJP(車両一般)
要約
【課題】視認性を高めることができる車載表示装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】車載表示装置10は、光を放射することにより情報を表示する表示エリア11を有する表示パネル1と、表示パネル1の前面に配置され、表示パネル1からの光が透過するカバーパネル2と、を備える。表示エリア11に対応する範囲のカバーパネル2の視感反射率Rとカバーパネル2越しの表示パネル1の最大輝度である白輝度Bが「B(cd/m
2
)≧4500×R+100」の式を満たすように設定されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光を放射することにより情報を表示する表示エリアを有する表示パネルと、
前記表示パネルの前面に配置され、前記表示パネルからの光を透過するとともに、外光を反射するカバーパネルと、を備え、
前記表示エリアに対応する範囲の前記カバーパネルの視感反射率Rと前記カバーパネル越しの前記表示パネルの最大の輝度Bが、下記の(式1)を満たすように設定されている、
車載表示装置。
B(cd/m
2
)≧4500×R+100・・・(式1)
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記カバーパネルは、
前記表示パネルからの光が透過する光透過性基材と、
視認者から見て前記表示エリアを含む範囲であって前記光透過性基材における視認者に近い前面又は前記表示パネルに近い後面に形成され、前記表示パネルからの光を透過するとともに、外光を前記視感反射率Rで反射する光透過性意匠層と、を備え、
前記光透過性意匠層は、外光を受けて視認可能となる木目模様、金属模様、ファブリック模様又はレザー模様を有する、
請求項1に記載の車載表示装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車載表示装置の製造方法であって、
前記視感反射率Rに関する情報を反射率取得部が取得するステップと、
取得した前記視感反射率Rに基づき上記の(式1)を満たす前記輝度Bを前記車載表示装置に設定部が設定するステップと、を含む、
車載表示装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車載表示装置及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の車両に搭載される表示装置は、画面を有するディスプレイと、ディスプレイが取り付けられる壁部と、この画面の一部範囲に情報画像を表示させるとともに、この画面のうち情報画像が表示されない範囲に壁部と同じ質感または色または模様を示す壁部画像を表示させる表示制御部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-131729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、画面と壁部が外光に照らされると、この外光の反射光が情報画像を示す光に対して大きくなり、情報画像の視認性が悪くなる、いわゆるウォッシュアウトが発生する。このように、視認性の観点から改善の余地があった。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、視認性を高めることができる車載表示装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の第1の観点に係る車載表示装置は、
光を放射することにより情報を表示する表示エリアを有する表示パネルと、
前記表示パネルの前面に配置され、前記表示パネルからの光を透過するとともに、外光を反射するカバーパネルと、を備え、
前記表示エリアに対応する範囲の前記カバーパネルの視感反射率Rと前記カバーパネル越しの前記表示パネルの最大の輝度Bが、下記の(式1)を満たすように設定されている。
B(cd/m
2
)≧4500×R+100・・・(式1)
【0007】
上記目的を達成するため、本開示の第2の観点に係る車載表示装置の製造方法は、
前記視感反射率Rに関する情報を反射率取得部が取得するステップと、
取得した前記視感反射率Rに基づき上記の(式1)を満たす前記輝度Bを前記車載表示装置に設定部が設定するステップと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、視認性を高めることができる車載表示装置及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る車載表示装置が搭載された車室内を示す概略図。
同上実施形態に係る図1のII-II線での概略断面図。
同上実施形態に係る実験により得られた、各外光条件において十分なコントラスト比を実現できる視感反射率Rと白輝度Bとの関係を示すグラフ。
同上実施形態に係る輝度設定装置のブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の一実施形態に係る車載表示装置及びその製造方法について図面を参照して説明する。
図1に示すように、車載表示装置10は、車両のダッシュボード13に搭載されている。車載表示装置10は、表示エリア11と、アイコン点灯部12と、を備える。表示エリア11は、各種情報が表示される領域である。アイコン点灯部12は、警告用のアイコンが点灯する領域である。表示エリア11は、矩形状をなす。アイコン点灯部12は、表示エリア11よりも小さい面積の円形をなし、表示エリア11の車幅方向(正確には、視認者から見て左方向Ld)の隣に位置する。
表示エリア11とアイコン点灯部12は、ダッシュボード13における運転席と助手席の間に配置されている。表示エリア11とアイコン点灯部12は、木目等の模様を有するカバーパネル2(正確には、後述する光透過性意匠層23)を透かして発光することにより表示を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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