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公開番号2025074532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185385
出願日2023-10-30
発明の名称表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G01D 11/24 20060101AFI20250507BHJP(測定;試験)
要約【課題】 長期に亘って良好な曇り防止性能を維持できる表示装置を提供する。
【解決手段】 表示パネル5と、表示パネル5を覆う上ケース2と、上ケース2に設けられ、表示部内気空間S1を介して表示パネル5と対向するガラス部22と、表示パネル5の可視領域を囲繞するように上ケース2と表示パネル5との間に設けられ、表示部内気空間S1と非表示部内気空間S2とを仕切るパッキン6とを備える表示装置1であって、上ケース2のパッキン当接部23は、表示部内気空間S1を囲繞する内側リブ231と、内側リブ231の外周側に間隔を開けて並設される外側リブ232とを備え、内側リブ231及び外側リブ232は、切欠き部231a、232aを有する断続リブであり、内側リブ231と外側リブ232との間には、表示部内気と非表示部内気とを混合させる内気混合空間233が形成される。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
表示パネルと、
前記表示パネルを覆うケースと、
前記ケースに設けられ、表示部内気空間を介して前記表示パネルと対向するガラス部と、
前記表示パネルの可視領域を囲繞するように前記ケースと前記表示パネルとの間に設けられ、前記表示部内気空間と非表示部内気空間とを仕切るパッキンと、を備える表示装置であって、
前記ケースは、ケース内面から前記表示パネルに向けて突出し、前記パッキンと当接するパッキン当接部を備え、
前記パッキン当接部は、
前記表示部内気空間を囲繞する内側リブと、
前記内側リブの外周側に間隔を開けて並設される外側リブと、を備え、
前記内側リブ及び前記外側リブは、切欠き部を有する断続リブであり、
前記内側リブと前記外側リブとの間には、前記内側リブの切欠き部から流入する表示部内気と、前記外側リブの切欠き部から流入する非表示部内気とを混合させる内気混合空間が形成される、表示装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記内側リブの切欠き部と前記外側リブの切欠き部は、前記パッキン当接部の長さ方向において、互いに位置をずらして形成される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記パッキン当接部は、前記パッキン当接部の長さ方向において、前記内気混合空間を複数の空間に仕切る仕切り部をさらに備える、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記ケースは、前記ガラス部の外周側に、前記ガラス部よりも肉薄な肉薄部をさらに備える、請求項1に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
表示パネルとケース(ガラス部)との間の表示部内気空間を紐状のパッキンで囲繞し、ガラス部の曇りを防止する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-63999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような従来技術では、表示部内気空間に対する高湿な空気の流入を抑制しうるものの、表示部内気空間に高湿な空気が流入すると、表示部内気空間から水分が抜けにくくなるため、長期に亘って良好な曇り防止性能を維持することが難しい。
【0005】
そこで、本開示は、長期に亘って良好な曇り防止性能を維持できる表示装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、
表示パネルと、
前記表示パネルを覆うケースと、
前記ケースに設けられ、表示部内気空間を介して前記表示パネルと対向するガラス部と、
前記表示パネルの可視領域を囲繞するように前記ケースと前記表示パネルとの間に設けられ、前記表示部内気空間と非表示部内気空間とを仕切るパッキンと、を備える表示装置であって、
前記ケースは、ケース内面から前記表示パネルに向けて突出し、前記パッキンと当接するパッキン当接部を備え、
前記パッキン当接部は、
前記表示部内気空間を囲繞する内側リブと、
前記内側リブの外周側に間隔を開けて並設される外側リブと、を備え、
前記内側リブ及び前記外側リブは、切欠き部を有する断続リブであり、
前記内側リブと前記外側リブとの間には、前記内側リブの切欠き部から流入する表示部内気と、前記外側リブの切欠き部から流入する非表示部内気とを混合させる内気混合空間が形成される、表示装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、長期に亘って良好な曇り防止性能を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施例による表示装置を示す斜視図である。
表示装置の要部断面図である。
上ケースの内側を示す斜視図とその要部拡大図である。
上ケースの内側を示す図である。
パッキン当接部の拡大図である。
内気混合空間の内気混合作用を示す図である。
内気混合空間の温度追従作用を示す図である。
仕切り部の作用を示す図である。
肉薄部の作用を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
【0010】
図1は、一実施例による表示装置1を示す斜視図、図2は、表示装置1の要部断面図である。図1には、直交する3軸(X,Y,Z)方向の座標系が示される。以下では、便宜上、Z方向の正側を上側とし、Z方向の負側を下側とする。
(【0011】以降は省略されています)

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