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公開番号
2025075883
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187338
出願日
2023-11-01
発明の名称
表示制御装置、ヘッドアップディスプレイ装置、表示制御方法、プログラム、及び車両用表示システム
出願人
日本精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01C
21/26 20060101AFI20250508BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 車両等移動体の速度に応じてPOI表示を制御する場合に乗員が感じる種々の煩わしさを低減する。
【解決手段】 地図上の特定の地点の座標と紐づいた施設情報を表示装置200に表示する制御を行う表示制御装置100であって、施設情報を外部から取得して施設情報に関する画像を生成する画像生成部110と、車両が走行する道路区間に設定されている速度制限値に応じて画像生成部110によって生成される画像の量又は数を制御して表示装置200に表示する制御部120と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
地図上の特定の地点の座標と紐づいた施設情報を表示装置に表示する制御を行う表示制御装置であって、
前記施設情報を外部から取得して前記施設情報に関する画像を生成する画像生成部と、
車両が走行する道路区間に設定されている速度制限値に応じて前記画像生成部によって生成される前記画像の量又は数を制御して前記表示装置に表示する制御部と、を備えた表示制御装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
カメラによって撮像されるか、又は地図情報から取得される前記速度制限値が所定値以上の場合、前記画像生成部によって生成される前記施設情報に関する前記画像の量又は数を減少させる制御を行う、請求項1記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記車両が走行中カメラによって撮像されるか又は地図情報から取得される前記速度制限値の変化量を算出し、前記速度制限値の変化量が所定値以上の場合、前記画像生成部によって生成される前記施設情報に関する前記画像の量又は数を減少させる制御を行う、請求項1記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記表示装置の表示領域の中心位置から遠方に位置する施設情報から順次、前記画像生成部によって生成される前記施設情報に関する前記画像の量又は数を減少させる制御を行う、請求項1記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記画像生成部によって生成される前記画像の量又は数を減少させる制御を行なった後、前記車両が走行中の道路区間に設定されている速度制限値が所定値未満の場合、前記画像生成部によって生成される前記施設情報に関する前記画像の量又は数を増加させる制御を行う、請求項2記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記画像生成部によって生成される前記画像の量又は数を減少させる制御を行なった後、前記車両が走行中の道路区間に設定されている前記速度制限値の変化量が所定値未満の場合、前記画像生成部によって生成される前記施設情報に関する前記画像の量又は数を増加させる制御を行う、請求項3記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記車両の加速度を測定する加速度測定部を備え、
前記制御部は、
前記画像生成部によって生成される前記施設情報に関する前記画像の量又は数を減少させる制御を行なった後、前記加速度測定部によって測定される前記車両の加速度が所定値未満である場合、前記画像生成部によって生成される前記施設情報に関する前記画像の量又は数を増加させる制御を行う、請求項2又は3記載の表示制御装置。
【請求項8】
車両の前方に仮想的に設定された表示領域に施設情報を前景に重畳して表示することで視認者に視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、
画像表示部と、
地図上の特定の地点の座標と紐づいた前記施設情報を外部から取得して前記施設情報に関する画像を生成する画像生成部と、
前記車両が走行する道路区間に設定されている速度制限値に応じて前記画像生成部によって生成される前記施設情報に関する前記画像の量又は数を制御して前記画像表示部に表示する制御部と、を備えたヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項9】
表示装置に施設情報を表示する制御を行う表示制御方法であって、
地図上の特定の地点の座標と紐づいた前記施設情報を外部から取得する工程と、
前記施設情報に関する画像を生成する工程と、
車両が走行する道路区間に設定されている速度制限値に応じて生成される前記施設情報に関する前記画像の量又は数を制御して前記表示装置に表示する工程と、を有する表示制御方法。
【請求項10】
表示装置に施設情報を表示する制御を行うプログラムであって、
コンピュータに、
地図上の特定の地点の座標と紐づいた前記施設情報を外部から取得する処理と、
前記施設情報に関する画像を生成する処理と、
車両が走行する道路区間に設定されている速度制限値に応じて生成される前記施設情報に関する前記画像の量又は数を制御して前記表示装置に表示する処理と、を実行させるプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、地図上の特定の地点の座標と紐づいた施設情報を表示装置に表示する制御を行う表示制御装置、等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に、ヘッドアップディスプレイ装置(HUD装置)等の表示装置を用い、車両等、移動体の進行方向の風景をカメラで撮影し、撮影によって得られた実写画像上にナビゲーション情報等の案内情報を重畳して表示する拡張現実(AR:Augmented Reality)の技術が記載されている。
【0003】
特許文献1に記載された技術によれば、車両等、移動体の速度が所定値以上である場合に、案内の対象となる所定のPOI(Point Of Interest)、及びその地点を示す情報を制限することで、案内対象に対して案内情報がずれて表示されてしまうといった現象を抑制することができ、案内情報がずれて表示されることによる乗員が感じる違和感や煩わしさを低減することかできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開WO2013/114617号公報(段落[0015]参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載された技術は、道路沿いの建物の名前や飲食店名等、乗員(特に、車両のドライバ)にとって興味や関心を惹きそうな地点、および対象物の関連情報を、その地点および対象物にAR表示するPOI表示(アイコン)にも適用が可能である。一方で、車両等、移動体の速度は実走行において目まぐるしく変化するため、表示装置への表示自体も高い頻度で内容が変化し、かえって乗員に煩わしさを感じさせる可能性がある。
【0006】
上述したPOI表示のように複数表示される可能性が高いコンテンツではその影響が顕著である。このことから、車両等移動体の速度に応じた表示制御の仕方については改善の余地がある。特に、POI表示の情報を適切に乗員に提供することは勿論のこと、車両等移動体の速度が増加して情報を確認している余裕がない中でPOI表示に視界を遮られることの煩わしさ、施設とPOI表示がずれて表示されることの煩わしさ、及び車両等移動体の速度に応じたPOI表示の頻度の高い変更から乗員が感じる煩わしさを低減することが望まれていた。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、車両等、移動体の速度に応じてPOI表示を制御する場合に乗員が感じる種々の煩わしさを低減することができる表示制御装置、等を提供することを目的とする。
【0008】
本発明の他の目的は、以下に例示する態様及び最良の実施形態、並びに添付の図面を参照することによって、当業者に明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以下に、本発明の概要を容易に理解するために、本発明に従う態様を例示する。
【0010】
第1の態様は、地図上の特定の地点の座標と紐づいた施設情報を表示装置に表示する制御を行う表示制御装置であって、前記施設情報を外部から取得して前記施設情報に関する画像を生成する画像生成部と、車両が走行する道路区間に設定されている速度制限値に応じて前記画像生成部によって生成される前記画像の量又は数を制御して前記表示装置に表示する制御部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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