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公開番号2025042979
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023150221
出願日2023-09-15
発明の名称表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20250321BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】曲面形状による保護部材を使用する構成において、鮮明度の不均一化を低減する。
【解決手段】画像表示パネル21と、画像表示パネル21上に配置され、曲面形状で光透過性を有するカバーパネル(保護部材)3とを備え、カバーパネル3の視認側表面には防眩層32が設けられ、防眩層32は、直下の画像表示パネル21までの距離に応じてヘイズ値が変化するように形成されて、直下の前記画像表示パネル21までの距離が最も大きい部位のヘイズ値が、直下の画像表示パネル21までの距離が最も小さい部位のヘイズ値より小さくなるように形成されたものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
表示部と、前記表示部上に配置され、曲面形状で光透過性を有する保護部材とを備え、
前記保護部材の視認側表面もしくは前記表示部側となる前記保護部材の裏面には防眩層が設けられ、
前記防眩層は、直下の前記表示部までの距離に応じてヘイズ値が変化するように形成されて、前記直下の前記表示部までの距離が大きい部位のヘイズ値が、前記直下の前記表示部までの距離が小さい部位のヘイズ値より小さくなるように形成された表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、表示装置に関し、車両情報を表示する表示装置に適用することができる。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、曲面によるカバーパネル（保護部材）を画像表示部に設ける表示装置の構成が開示されている（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－５３９９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら特許文献１に開示の構成のように、曲面形状によるカバーパネル（保護部材）を使用すると画像表示部の鮮明度が不均一化する問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、曲面形状による保護部材を使用する構成において、鮮明度の不均一化を低減することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
係る課題を解決するため、請求項１の発明は、
表示部と、前記表示部上に配置され、曲面形状で光透過性を有する保護部材とを備え、
前記保護部材の視認側表面もしくは前記表示部側となる前記保護部材の裏面には防眩層が設けられ、
前記防眩層は、
直下の前記表示部までの距離に応じてヘイズ値が変化するように形成されて、前記直下の前記表示部までの距離が大きい部位のヘイズ値が、前記直下の前記表示部までの距離が小さい部位のヘイズ値より小さくなるように形成されたものである。
【発明の効果】
【０００６】
本発明によれば、直下の表示部までの距離に応じてヘイズ値が変化するように防眩層を形成して、直下の前記表示部までの距離が最も大きい部位のヘイズ値が、直下の前記表示部までの距離が最も小さい部位のヘイズ値より小さくなるように形成することにより、表示部までの距離が大きく、防眩層に大きく拡散して入射する部位程、防眩層で拡散しないようにすることができ、これにより曲面形状による保護部材を使用する場合でも、鮮明度の不均一化を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本発明の第１実施形態に係る表示装置を示す平面図である。
図１の表示装置１をＡ－Ａ線により切り取って示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（第１実施形態）
図１は、本発明の第１実施形態に係る表示装置を示す平面図である。また、図２は、Ａ－Ａ線により切り取って示す表示装置１の断面図である。
【０００９】
この表示装置１は、車両にて車両情報を表示する。表示装置１は、画像表示パネルユニット２と、保護部材としてのカバーパネル３と、ケース４と、回路基板５とを備える。
【００１０】
ここでケース４は、ポリプロピレン、ＡＢＳ樹脂等の暗色系樹脂を射出成型して形成され、上方が開口した略箱形状により形成され、内部に画像表示パネルユニット２、回路基板５などを収容する。
（【００１１】以降は省略されています）

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