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公開番号
2025001608
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023112624
出願日
2023-06-20
発明の名称
タンクローリ
出願人
株式会社青木製作所
代理人
主分類
B60P
3/22 20060101AFI20241225BHJP(車両一般)
要約
【課題】タンクローリに搭載するタンクに接続されるポンプや配管類のスペースを確保しながら、走行動力伝達系との干渉が回避できるタンクローリを提供する。
【解決手段】多数の種類の液体を充填するタンクローリ1のタンク6のコンテナ7を車両のシャーシ8に架台9を介して載置したタンクローリ1であって、前記架台9は前記シャーシ8の長手方向に沿って配設する左右一対の桁部材10と、前記桁部材10の前後端に前記シャーシ8の幅方向に沿って配設する梁部材13とよりなり、前記タンクローリ1の走行輪2に動力伝達する車軸4を包囲して前記桁部材10と平行に並ぶ車軸ハウジング5と、走行駆動源の動力により前記タンク6内の液体を吸排出するポンプ20とを前記架台9の下方に備え、前記ポンプ20が前記車軸ハウジング5の一側方と前記桁部材10との間に配置されるよう前記桁部材10にブラケット40を介して支持する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
多数の種類の液体を充填するタンクローリのタンクのコンテナをシャーシに架台を介して載置したタンクローリであって、前記架台は前記シャーシの長手方向に沿って配設する左右一対の桁部材と、前記桁部材の前後端に前記シャーシの幅方向に沿って配設する梁部材とよりなり、
前記タンクローリの走行輪に動力伝達する車軸を包囲して前記桁部材と平行に並ぶ車軸ハウジングと、走行駆動源の動力により前記タンク内の液体を吸排出するポンプとを前記架台の下方に備え、前記ポンプが前記車軸ハウジングの一側方と前記桁部材との間に配置されるよう前記桁部材にブラケットを介して支持することを特徴とするタンクローリ。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記ポンプを前記タンクより前記ポンプに向かい下方に傾斜する主配管と、前記桁部材に形成される開口を挿通する幅方向の副配管とに連通させ、前記副配管の一端に左側開閉バルブを、他端に右側開閉バルブを設けるとともに、前記副配管の中間に三方向切換バルブを設け、この三方向切換バルブを前記ポンプに接続することを特徴とする請求項1に記載のタンクローリ。
【請求項3】
前記ポンプのポンプケースの上部にヘッドバルブを連結し、前記ポンプケースと前記ヘッドバルブとの間に接続部材を介在して前記ヘッドバルブを前記桁部材に近接させ、前記ポンプを作動する駆動軸に対して直交する前記ヘッドバルブの操作軸が前記桁部材を貫通して前記シャーシの外側方まで突出することを特徴とする請求項1に記載のタンクローリ。
【請求項4】
前記ポンプケースの左右側面に断面長方形状の吸入通路と排出通路とを一体に形成して前記ポンプケースの左右幅を短縮し、前記吸入通路と前記排出通路とを前記接続部材に設ける流入路と流出路に接続することを特徴とする請求項3に記載のタンクローリ。
【請求項5】
前記接続部材の前記流入路および前記流出路の前記ポンプ側となる下部出入口を断面長方形状にし、前記ヘッドバルブ側となる上部出入口を断面円形状になるように前記流入路および前記流出路の断面形状を順次変化させることを特徴とする請求項4に記載のタンクローリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、多数の種類の液体を充填するタンクローリのタンクに接続するポンプや配管に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のタンクローリは、特許文献1に示すようにタンクローリのタンクを後ろ下がりに傾斜して設けるとともに、該タンクの底部に沿って送出管を配設し、該送出管をシャーシの後端部に設置したポンプにつなぎ、該ポンプによってタンク内の液体を外部に送り出すようにし、前記ポンプを駆動するためのモータは一般に前記ポンプの近くに設けられており、このために装置が大型化することになる。
【0003】
さらに、特許文献1ではタンクの収容液体を取扱うポンプの位置が後方になり、タンクの底部から延びる配管類が存在し、この配管類を保護するためタンクフレームの下面に支持フレームを介装し、この支持フレームに載置されたタンクを緊締部材により結着することでシャーシに固定している。
【0004】
このように、収容液体を取扱うポンプの位置が後方になるために、ポンプへの動力伝達用の駆動軸が長くなって振動やそれに伴う騒音発生の原因となるとともに、ポンプなどの装備機器を配設することによりシャーシも長くなって、タンクローリの運転時に後方確認のため必要以上の注意を要し、安全性を損なうことなどの問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭62-188484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明は、上記の事情に鑑み、従来の問題点を解決しようとするもであって、タンクの液体を吸排出するポンプをタンクローリのエンジンなどの前記走行駆動源の近傍位置で、シャーシとタンクとの間の架台に配置して、タンクにおける底部に配設される配管類のスペースを確保しながらタンクローリにおける車高を低く設定し、タンクローリの重心を下げ対横転性能を向上させるとともに、タンクの荷重を剛性の大きな架台に搭載することができ、タンクローリの運転の安全性を計ことに寄与するタンクローリを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0008】
請求項1に記載の発明は、多数の種類の液体を充填するタンクローリのタンクのコンテナをシャーシに架台を介して載置したタンクローリであって、前記架台は前記シャーシの長手方向に沿って配設する左右一対の桁部材と、前記桁部材の前後端に前記シャーシの幅方向に沿って配設する梁部材とよりなり、
前記タンクローリの走行輪に動力伝達する車軸を包囲して前記桁部材と平行に並ぶ車軸ハウジングと、走行駆動源の動力により前記タンク内の液体を吸排出するポンプとを前記架台の下方に備え、前記ポンプが前記車軸ハウジングの一側方と前記桁部材との間に配置されるよう前記桁部材にブラケットを介して支持することを特徴とするタンクローリである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記ポンプを前記タンクより前記ポンプに向かい下方に傾斜する主配管と、前記桁部材に形成される開口を挿通する幅方向の副配管とに連通させ、前記副配管の一端に左側開閉バルブを、他端に右側開閉バルブを設けるとともに、前記副配管の中間に三方向切換バルブを設け、この三方向切換バルブを前記ポンプに接続することを特徴とする請求項1に記載のタンクローリである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、前記ポンプのポンプケースの上部にヘッドバルブを連結し、前記ポンプケースと前記ヘッドバルブとの間に接続部材を介在して前記ヘッドバルブを前記桁部材に近接させ、前記ポンプを作動する駆動軸に対して直交する前記ヘッドバルブの操作軸が前記桁部材を貫通して前記シャーシの外側方まで突出することを特徴とする請求項1に記載のタンクローリである。
(【0011】以降は省略されています)
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