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公開番号
2024165279
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081346
出願日
2023-05-17
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20241121BHJP(車両一般)
要約
【課題】衝撃吸収部材が衝撃を受けたとき、電池パック下部の補強部材に衝撃を受け流すことができる車両を提供する。
【解決手段】車両の電池パックの収納スペースの側面に配置された衝撃吸収部材と、車両の電池パックの収納スペースの下部に配置され、電池パックの筐体の下面を補強する補強部材と、を備え、車両の上下、側面を基準として、補強部材の側面、補強部材の上面、衝撃吸収部材の側面、及び衝撃吸収部材の下面が定義され、補強部材は、電池パックの収納スペースからはみ出す領域を有し、補強部材の側面は、衝撃吸収部材の側面と接触し、補強部材の上面は、衝撃吸収部材の下面と接触する、車両が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の電池パックの収納スペースの側面に配置された衝撃吸収部材と、
前記車両の前記電池パックの収納スペースの下部に配置され、前記電池パックの筐体の下面を補強する補強部材と、を備え、
前記車両の上下、側面を基準として、前記補強部材の側面、前記補強部材の上面、前記衝撃吸収部材の側面、及び前記衝撃吸収部材の下面が定義され、
前記補強部材は、前記電池パックの収納スペースからはみ出す領域を有し、
前記補強部材の側面は、前記衝撃吸収部材の側面と接触し、
前記補強部材の上面は、前記衝撃吸収部材の下面と接触する、車両。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記補強部材の上面は、締結部材によって前記衝撃吸収部材の下面と締結される、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記補強部材は、第1の補強部材と第2の補強部材とを備える、請求項1に記載の車両。
【請求項4】
前記補強部材は、前記衝撃吸収部材から前記電池パックにかかる荷重を受け流す、請求項1に記載の車両。
【請求項5】
前記補強部材は、前記車両の前後に沿って波状構造を有する、請求項1に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の側面からの衝突の荷重を吸収する構造が開発されている。特許文献1の車体は、フロアパネルの下方に設置されたバッテリパックと、車体の車幅方向外側に車体前後方向に延設されたサイドシルと、が備えられている。サイドシルの断面内には、衝撃吸収部材が配置されている。衝撃吸収部材は、上下方向に延設された荷重受部と荷重受部の上部から車幅方向に延設された上側衝撃吸収部と、荷重受部の下部から車幅方向に延設された下側衝撃吸収部と、を備えている。上側衝撃吸収部の車幅方向内側には、フロアクロスメンバが配置されている。下側衝撃吸収部の車幅方向内側には、バッテリパックを支持するバッテリクロスメンバが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-226353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の車体の下部構造では、バッテリクロスメンバと下側衝撃吸収部の間に間隙があるため、衝撃吸収部材が回転し、バッテリパックに衝撃が伝わる可能性があった。そこで本開示の目的は、衝撃吸収部材が衝撃を受けたとき、電池パック下部の補強部材に衝撃を受け流すことができる車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の車両は、
車両の電池パックの収納スペースの側面に配置された衝撃吸収部材と、
前記車両の前記電池パックの収納スペースの下部に配置され、前記電池パックの筐体の下面を補強する補強部材と、を備え、
前記車両の上下、側面を基準として、前記補強部材の側面、前記補強部材の上面、前記衝撃吸収部材の側面、及び前記衝撃吸収部材の下面が定義され、
前記補強部材は、前記電池パックの収納スペースからはみ出す領域を有し、
前記補強部材の側面は、前記衝撃吸収部材の側面と接触し、
前記補強部材の上面は、前記衝撃吸収部材の下面と接触する、車両である。
【0006】
上記構成により、衝撃吸収部材が衝撃を受けたとき、電池パック下部の補強部材に衝撃を受け流すことができる車両が提供される。
【0007】
本開示の車両は、
前記補強部材の上面は、締結部材によって前記衝撃吸収部材の下面と締結される、ことを特徴とする。
【0008】
上記構成により、補強部材は、衝撃吸収部材としっかりと固定される。
【0009】
本開示の車両は、
前記補強部材は、第1の補強部材と第2の補強部材とを備える、ことを特徴とする。
【0010】
上記構成により、補強部材がさらに強化される。
(【0011】以降は省略されています)
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