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公開番号
2025001737
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101374
出願日
2023-06-21
発明の名称
眼科手術車
出願人
個人
代理人
個人
主分類
B60P
3/00 20060101AFI20241226BHJP(車両一般)
要約
【課題】眼の治療を要する患者が病院まで行かなくても眼の手術を受けることができる眼科手術車を提供する。
【解決手段】眼科手術車100は、車輪102を有した自走式車両で構成された車両本体101内に運転席室103を有するとともに、この運転席室103の後方に手術室110が形成されている。手術室110には、運転席室103の後方に医療従事者ゾーン121が形成されるとともに、この医療従事者ゾーン121の後方に患者Kが仰臥する手術台120が設けられている。また、手術室110内における医療従事者ゾーン121の右側には医療従事者出入り口112が設けられているとともに、左側にはサイドドア113aに隣接して眼科用顕微鏡130が配置されている。眼科用顕微鏡130の後方には、手術室用電源140および眼科用手術装置150が配置されている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車輪を有して箱状に形成された車両本体と、
前記車両本体内に形成されて医師または看護師などの医療従事者が眼科手術を行う手術室とを備え、
前記手術室は、
前記眼科手術を受ける患者が仰臥する手術台と、
前記医療従事者が前記患者の眼の状態を拡大して観察することができる眼科用顕微鏡とを備えることを特徴とする眼科手術車。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載した眼科手術車において、
前記車両本体は、
運転席を有して前記車両本体の幅方向に形成された運転席室を有した自走式車両で構成されており、
前記手術室は、
前記車両本体内における前記運転席室の後方に形成されていることを特徴とする眼科手術車。
【請求項3】
請求項1に記載した眼科手術車において、
前記手術室における床、壁および天井のうちの少なくとも1つに前記眼科用顕微鏡を固定的に取り付けるための顕微鏡取付部を有することを特徴とする眼科手術車。
【請求項4】
請求項1に記載した眼科手術車において、
前記眼科用顕微鏡は、
前記顕微鏡取付部に取り付けられる車両取付部と、
前記車両取付部から延びる第1アームと、
前記第1アームに対して可動的に連結された状態で延びる第2アームと、
前記医療従事者が覗く接眼部を有して前記第2アームに対して可動的に連結されるヘッド部とを備えることを特徴とする眼科手術車。
【請求項5】
請求項4に記載した眼科手術車において、
前記眼科用顕微鏡は、
前記第1アームおよび前記第2アームのうちの少なくとも一方に、前記手術室内の空気を浄化する空気清浄機を備えることを特徴とする眼科手術車。
【請求項6】
請求項1に記載した眼科手術車において、さらに、
前記手術室内における前記眼科手術車の前側に前記医療従事者が位置する医療従事者ゾーンを備え、
前記手術台は、
前記医療従事者ゾーンに対して前記眼科手術車の後方側に配置されていることを特徴とする眼科手術車。
【請求項7】
請求項6に記載した眼科手術車において、さらに、
前記医療従事者ゾーンに対して前記眼科手術車における左右方向における左側および右側のうちの少なくとも一方に設けられて前記医療従事者が前記手術室内に出入りするための医療従事者出入り口を備えることを特徴とする眼科手術車。
【請求項8】
請求項6に記載した眼科手術車において、
前記医療従事者ゾーンおよび前記手術台は、
前記眼科手術車における左右方向における左側および右側のうちの一方側に設けられており、
前記眼科用顕微鏡は、
前記眼科手術車における左右方向における前記医療従事者ゾーンおよび前記手術台が設けられている側とは反対側に設けられていることを特徴とする眼科手術車。
【請求項9】
請求項1に記載した眼科手術車において、
前記眼科用顕微鏡は、
前記眼科手術車における車両側面に面して設けられていることを特徴とする眼科手術車。
【請求項10】
請求項9に記載した眼科手術車において、さらに、
前記眼科手術車における前記車両側面に前記眼科用顕微鏡の背面にアクセスするためのメンテナンス開口部を備えることを特徴とする眼科手術車。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、眼科における手術を行うための設備を搭載して病院外で眼科の手術を行う移動手術車として機能する眼科手術車に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、眼機能を検査する眼機能検査機器を搭載して病院外で眼機能を検査することができる検眼車がある。例えば、下記特許文献1には、車両における運転席および助手席の後方の車室内に眼機能検査機器を備えた検眼車が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3075167号公報
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に開示された検眼車においては、眼機能を検査することができる車両であって眼の手術までを行うことができない。このため、従来においては、眼の治療を要する患者が手術を受けるには自らが病院まで行かなければならないという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、眼の治療を要する患者が病院まで行かなくても眼の手術を受けることができる眼科手術車を提供することにある。
【発明の概要】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、車輪を有して箱状に形成された車両本体と、車両本体内に形成されて医師または看護師などの医療従事者が眼科手術を行う手術室とを備え、手術室は、眼科手術を受ける患者が仰臥する手術台と、医療従事者が患者の眼の状態を拡大して観察することができる眼科用顕微鏡とを備えることにある。
【0007】
このように構成した本発明の特徴によれば、眼科手術車は、車輪を有して箱状に形成された車両本体内に眼科手術を行う手術室が形成されるとともに、この手術室内に眼科手術を受ける患者が仰臥する手術台と医療従事者が患者の眼の状態を拡大して観察することができる眼科用顕微鏡とを備えているため、眼の治療を要する患者は病院まで行かなくても手術室側が患者側に移動することで眼の手術を受けることができる。
【0008】
また、本発明の他の特徴は、前記眼科手術車において、車両本体は、運転席を有して車両本体の幅方向に形成された運転席室を有した自走式車両で構成されており、手術室は、車両本体内における運転席室の後方に形成されていることにある。
【0009】
これによれば、眼科手術車は、車両本体が運転席を有して車両本体の幅方向に形成された運転席室を有した自走式車両で構成されており、手術室が車両本体内における運転席室の後方に形成されて眼科手術車が自走式車両と一体的に形成されている。このため、眼科手術車は、手術室が自力で移動し易くなるとともに自走式車両が備える動力源、電源、空調機または照明器具などの設備を利用して手術室の使い勝手を向上させることができる。
【0010】
また、本発明の他の特徴は、前記眼科手術車において、手術室における床、壁および天井のうちの少なくとも1つに眼科用顕微鏡を固定的に取り付けるための顕微鏡取付部を有することにある。
(【0011】以降は省略されています)
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