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公開番号
2025014934
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117909
出願日
2023-07-19
発明の名称
制限装置
出願人
関西広域輸送協同組合
代理人
個人
主分類
B60P
3/16 20060101AFI20250123BHJP(車両一般)
要約
【課題】操作レバーが排出位置に移動することを制限できるとともに、操作レバーが意図せず排出位置に位置してしまった場合に操作レバーを非排出位置に容易に移動させることができる制限装置を提供する。
【解決手段】制限装置10は、回動部材30を備え、回動部材30は、操作レバー102が排出位置に移動することを制限する制限位置と操作レバー102が排出位置に移動することを制限しない非制限位置とに位置できるように回動可能な制限部33を有し、制限部33は、制限部33が制限位置に位置した状態における制限部33の第1方向の他方側の他端部に形成されている第1部分40を有し、第1部分40は、制限部33が制限位置に位置した状態において、第3方向の他方側に向かうに連れて第1方向の一方側に位置し、操作レバー102の第1方向の一方側の一端部105よりも第3方向の一方側から他方側まで位置するように形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に設けられ、外面に所定方向へ延びる長溝からなる開口部を形成してなる装置本体と、
前記開口部に案内されて移動可能に前記装置本体に装着されると共に前記車両に搭載された駆動部を駆動する操作レバーと、
前記装置本体に回動可能に装着された回動部材と、
を備え、
前記回動部材は、
前記回動部材の一方側に前記操作レバーが位置している場合に、前記操作レバーの前記開口部の長辺に沿った一方向への移動を制限可能な制限部と、前記制限部と対向した位置の角部に設けられ、前記回動部材の他方側に前記操作レバーが位置している場合に、前記一方向と逆方向への前記操作レバーの移動によって前記回動部材の角部から前記回動部材を押し上げて強制解除が可能な強制解除部と、を有しているとともに、
前記開口部の長辺に平行な回動軸のまわりに回動可能に支持され、前記開口部を開放した操作レバーの非制限位置と、前記開口部の所定個所を閉塞して前記操作レバーを前記制限部にロック保持させる制限位置と、前記操作レバーが前記強制解除部に接触して前記回動部材を前記非制限位置と前記制限位置との間に押し上げて強制解除された状態の強制解除位置、に回動可能に構成されていることを特徴とする制限装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
ミキサー車に取り付けられる制限装置であって、
前記ミキサー車は、
回転ドラムと、
前記回転ドラムを操作するための操作レバーと、
前記操作レバーが挿通されかつ第1方向に延びている開口部を有する開口部材とを備え、
前記操作レバーは、前記操作レバーが位置しているときに前記回転ドラムが排出方向に回転する排出位置と、前記第1方向において前記排出位置よりも一方側に位置しかつ前記操作レバーが位置しているときに前記回転ドラムが前記排出方向に回転しない非排出位置との間で、前記第1方向に移動可能であり、
前記制限装置は、
前記ミキサー車に取り付けられる支持部材と、
前記支持部材に回動可能に支持されている回動部材とを備え、
前記開口部が開口している方向を第2方向とし、前記第1方向と直交しかつ前記第2方向と直交する方向を第3方向としたとき、
前記支持部材は、前記回動部材の回動軸線が前記第1方向に延びかつ前記第3方向において前記操作レバーよりも一方側に位置するように、前記ミキサー車に取り付けられ、
前記回動部材は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられた状態において、前記操作レバーが前記非排出位置に位置している場合に前記第1方向において前記操作レバーの他方側に位置して前記操作レバーが前記排出位置に移動することを制限する制限位置と、前記操作レバーが前記非排出位置に位置している場合に前記第1方向において前記操作レバーの他方側に位置せず前記操作レバーが前記排出位置に移動することを制限しない非制限位置とに位置できるように、前記回動軸線回りに回動可能な制限部を有し、
前記制限部は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態における前記制限部の前記第1方向の他方側の他端部に形成されている第1部分を有し、
前記第1部分は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において、前記第3方向の他方側に向かうに連れて前記第1方向の一方側に位置するように形成され、前記操作レバーの前記第1方向の一方側の一端部よりも前記第3方向の一方側から他方側まで位置するように形成されていることを特徴とする制限装置。
【請求項3】
前記第1部分は、凸状に湾曲した形状または曲部形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の制限装置。
【請求項4】
前記制限部は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態における前記制限部の前記第1方向の一方側の一端部に形成されている第2部分および第3部分を有し、
前記第2部分は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において、前記第3方向に沿うように形成され、前記操作レバーの前記第1方向の他方側の他端部よりも前記第3方向の一方側から他方側まで位置するように形成され、
前記第3部分は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において、前記第3方向の他方側に向かうに連れて前記第1方向の他方側に位置するように形成され、前記第2部分の前記第3方向の他方側の他端部から前記制限部の前記第3方向の他方側の他端部まで位置するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の制限装置。
【請求項5】
前記制限部は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において前記第2方向に前記開口部と間隔を空けて位置するように形成されている第4部分を有し、
前記回動部材は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態における前記第4部分の前記第3方向の一方側の一端部に接続されている突出部を有し、
前記突出部は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において、前記第4部分よりも前記第2方向における前記開口部材側に突出するように形成され、前記開口部材と接触するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の制限装置。
【請求項6】
前記制限部は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において前記第2方向に前記開口部と間隔を空けて位置するように形成されている第4部分と、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態における前記第4部分の前記第3方向の他方側の他端部に接続されている第5部分とを有し、
前記第5部分は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において、前記第3方向の他方側に向かうに連れて前記第2方向における前記開口部材側に位置するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の制限装置。
【請求項7】
前記回動部材は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において前記開口部材に引き寄せられるように前記突出部に設けられている磁石を有していることを特徴とする請求項5に記載の制限装置。
【請求項8】
前記回動部材は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記非制限位置に位置した状態において前記ミキサー車に引き寄せられるように前記第4部分に設けられている磁石を有していることを特徴とする請求項5または6に記載の制限装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、様々な産業用車両に設けられた装置などを操作するための操作レバーの移動を制限するための制限装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ミキサー車の回転ドラムを操作するための操作レバーの移動を制限するための制限装置が知られている。たとえば、特許文献1には、ミキサー車の回転ドラムを操作するための操作レバーをロックするレバーロック具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3182706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、操作レバーが排出位置に移動することを制限できるとともに、操作レバーが意図せず排出位置に位置してしまった場合に操作レバーを非排出位置に容易に移動させることができるようにすることが望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、操作レバーが排出位置に移動することを制限できるとともに、操作レバーが意図せず排出位置に位置してしまった場合に操作レバーを非排出位置に容易に移動させることができる制限装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明に係る制限装置は、車両に設けられ、外面に所定方向へ延びる長溝からなる開口部を形成してなる装置本体と、前記開口部に案内されて移動可能に前記装置本体に装着されると共に前記車両に搭載された駆動部を駆動する操作レバーと、前記装置本体に回動可能に装着された回動部材と、を備え、前記回動部材は、前記回動部材の一方側に前記操作レバーが位置している場合に、前記操作レバーの前記開口部の長辺に沿った一方向への移動を制限可能な制限部と、前記制限部と対向した位置の角部に設けられ、前記回動部材の他方側に前記操作レバーが位置している場合に、前記一方向と逆方向への前記操作レバーの移動によって前記回動部材の角部から前記回動部材を押し上げて強制解除が可能な強制解除部と、を有しているとともに、前記開口部の長辺に平行な回動軸のまわりに回動可能に支持され、前記開口部を開放した操作レバーの非制限位置と、前記開口部の所定個所を閉塞して前記操作レバーを前記制限部にロック保持させる制限位置と、前記操作レバーが前記強制解除部に接触して前記回動部材を前記非制限位置と前記制限位置との間に押し上げて強制解除された状態の強制解除位置、に回動可能に構成されていることを特徴とする。
【0007】
(2) 別の観点として、本発明に係る制限装置は、ミキサー車に取り付けられる制限装置であって、前記ミキサー車は、回転ドラムと、前記回転ドラムを操作するための操作レバーと、前記操作レバーが挿通されかつ第1方向に延びている開口部を有する開口部材とを備え、前記操作レバーは、前記操作レバーが位置しているときに前記回転ドラムが排出方向に回転する排出位置と、前記第1方向において前記排出位置よりも一方側に位置しかつ前記操作レバーが位置しているときに前記回転ドラムが前記排出方向に回転しない非排出位置との間で、前記第1方向に移動可能であり、前記制限装置は、前記ミキサー車に取り付けられる支持部材と、前記支持部材に回動可能に支持されている回動部材とを備え、前記開口部が開口している方向を第2方向とし、前記第1方向と直交しかつ前記第2方向と直交する方向を第3方向としたとき、前記支持部材は、前記回動部材の回動軸線が前記第1方向に延びかつ前記第3方向において前記操作レバーよりも一方側に位置するように、前記ミキサー車に取り付けられ、前記回動部材は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられた状態において、前記操作レバーが前記非排出位置に位置している場合に前記第1方向において前記操作レバーの他方側に位置して前記操作レバーが前記排出位置に移動することを制限する制限位置と、前記操作レバーが前記非排出位置に位置している場合に前記第1方向において前記操作レバーの他方側に位置せず前記操作レバーが前記排出位置に移動することを制限しない非制限位置とに位置できるように、前記回動軸線回りに回動可能な制限部を有し、前記制限部は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態における前記制限部の前記第1方向の他方側の他端部に形成されている第1部分を有し、前記第1部分は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において、前記第3方向の他方側に向かうに連れて前記第1方向の一方側に位置するように形成され、前記操作レバーの前記第1方向の一方側の一端部よりも前記第3方向の一方側から他方側まで位置するように形成されていることを特徴とするものであってもよい。
【0008】
(3) 上記(2)の制限装置においては、前記第1部分は、凸状に湾曲した形状または曲部形状に形成されていることが好ましい。
【0009】
(4) 上記(2)の制限装置においては、前記制限部は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態における前記制限部の前記第1方向の一方側の一端部に形成されている第2部分および第3部分を有し、前記第2部分は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において、前記第3方向に沿うように形成され、前記操作レバーの前記第1方向の他方側の他端部よりも前記第3方向の一方側から他方側まで位置するように形成され、前記第3部分は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において、前記第3方向の他方側に向かうに連れて前記第1方向の他方側に位置するように形成され、前記第2部分の前記第3方向の他方側の他端部から前記制限部の前記第3方向の他方側の他端部まで位置するように形成されていることが好ましい。
【0010】
(5) 上記(2)の制限装置においては、前記制限部は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において前記第2方向に前記開口部と間隔を空けて位置するように形成されている第4部分を有し、前記回動部材は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態における前記第4部分の前記第3方向の一方側の一端部に接続されている突出部を有し、前記突出部は、前記支持部材が前記ミキサー車に取り付けられかつ前記制限部が前記制限位置に位置した状態において、前記第4部分よりも前記第2方向における前記開口部材側に突出するように形成され、前記開口部材と接触するように形成されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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