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公開番号2024166881
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023083277
出願日2023-05-19
発明の名称車両構造
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類B60R 13/02 20060101AFI20241122BHJP(車両一般)
要約【課題】天井材の貫通孔付近の剛性を高め易い上に、運転席および助手席の乗員の視界を広くし易くかつ見栄えの良い車両構造を提供する。
【解決手段】インナーミラーを取り付けるための貫通孔が設けられた天井材と、ウインドシールドの上部における車内に臨む面に取り付けられた車載機器と、を備え、前記天井材は、前記貫通孔と前記ウインドシールドとの間に設けられた前方領域を有し、前記前方領域は、車両後方および車両上方の少なくとも一方に向かって窪むように設けられた凹部を有し、前記車載機器は、前記凹部に近づけて配置されている後部を有する、車両構造。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
インナーミラーを取り付けるための貫通孔が設けられた天井材と、
ウインドシールドの上部における車内に臨む面に取り付けられた車載機器と、を備え、
前記天井材は、前記貫通孔と前記ウインドシールドとの間に設けられた前方領域を有し、
前記前方領域は、車両後方および車両上方の少なくとも一方に向かって窪むように設けられた凹部を有し、
前記車載機器は、前記凹部に近づけて配置されている後部を有する、
車両構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インナーミラーを取り付けるための貫通孔が設けられた天井材と、ウインドシールドの上部における車内に臨む面に取り付けられた車載機器とを備える車両構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インナーミラーを取り付けるための貫通孔が設けられた天井材が開示されている。
【0003】
特許文献2には、ウインドシールドの上部における車内に臨む面に取り付けられた車載機器が開示されている。車載機器は、カメラとカバーとを備える。カメラは、前方の先行車両などの障害物との距離などを測定する。カバーは、カメラを車内から覆っている。特許文献3には、特許文献2と同様の技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-35364号公報
特開2016-187988号公報
特開2016-203772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、天井材に貫通孔が設けられていることによって、天井材における貫通孔付近の剛性が低下し易い。上記剛性の低下を抑制するために、例えば天井材の板厚や材質を変更したり貫通孔付近に追加で取付部材などを設けたりすると、コストおよび重量が増加し易く、生産性が低下し易い。
【0006】
特許文献2および特許文献3では、車載機器の一部が運転席および助手席の乗員の視界に入り易い。そのため、上記乗員の視界が狭くなり易い上に見栄えが悪い。
【0007】
本発明の目的の一つは、天井材の貫通孔付近の剛性を高め易い上に、運転席および助手席の乗員の視界を広くし易くかつ見栄えの良い車両構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る車両構造は、
インナーミラーを取り付けるための貫通孔が設けられた天井材と、
ウインドシールドの上部における車内に臨む面に取り付けられた車載機器と、を備え、
前記天井材は、前記貫通孔と前記ウインドシールドとの間に設けられた前方領域を有し、
前記前方領域は、車両後方および車両上方の少なくとも一方に向かって窪むように設けられた凹部を有し、
前記車載機器は、前記凹部に近づけて配置されている後部を有する。
【発明の効果】
【0009】
上記車両構造では、天井材の貫通孔よりも前方に位置する前方領域が凹部を有することで、貫通孔に起因する天井材における貫通孔付近の剛性の低下を抑制し易い。よって、上記車両構造は、貫通孔に起因する天井材の振動を抑制し易い。上記車両構造は、上記剛性の低下を抑制するために、天井材の板厚や材質を変更したり、貫通孔付近に追加で取付部材などを設けたりしなくてもよいので、コストの増加、重量の増加、および生産性の低下を抑制し易い。また、上記車両構造は、前方領域が凹部を有することによって、車載機器をウインドシールドの上端に限りなく近づけることができる。そのため、車両の運転席および助手席の乗員の視界に入る車載機器の領域が少なくなり易い。よって、上記乗員の視界が広くなり易いので、上記乗員の視界が良好になり易い。その上、上記車両構造は、見栄えが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態の車両構造の概略を示す斜視図である。
図2は、実施形態の車両構造の概略を示す部分縦断面図である。
図3は、実施形態の車両構造を下方から見た状態を示す下面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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