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公開番号2025011982
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114474
出願日2023-07-12
発明の名称保護構造
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類B60K 1/00 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約【課題】車両に衝突が発生したときに、保護を必要とする装置への干渉を効果的に防ぐ。
【解決手段】車両Vの骨格を成すフレーム部FLと、衝突による衝撃をフレーム部FLに分散させるベース部10と、ベース部10に固定されている第1のブラケットとしてのロアブラケット100と、保護対象部材としてのエアコンプレッサ20を固定して支持し、ロアブラケット100を介してベース部10に固定されている第2のブラケットとしてのフロントブラケット200と、を備え、フロントブラケット200には、フロントブラケット200に隣接して配設されている隣接部材ADに向かって突出した当て部210が形成され、当て部210が突出している側から見て、当て部210とロアブラケット100との少なくとも一部が、重複箇所ORにおいて重複して設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の骨格を成すフレーム部と、
衝突が発生したときに衝突による衝撃を前記フレーム部に分散させるベース部と、
前記ベース部に固定されている第1のブラケットと、
衝突による衝撃から保護する保護対象部材を固定して支持し、前記第1のブラケットに固定されている第2のブラケットと、
を備え、
前記第2のブラケットには、前記第2のブラケットに隣接して配設されている隣接部材に向かって突出した当て部が形成され、
前記当て部が突出している側から見て、前記当て部と前記第1のブラケットとの少なくとも一部が重複して設けられていることを特徴とする保護構造。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記第2のブラケットが前記第1のブラケットに固定されている固定方向は、前記当て部が突出して形成している当て面に直交する方向を向いていることを特徴とする請求項1に記載の保護構造。
【請求項3】
前記第1のブラケットが前記ベース部に固定される固定方向のうち少なくとも一部は、前記第2のブラケットにおける前記第1のブラケットへの固定方向と異なる方向を向いていることを特徴とする請求項2に記載の保護構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、保護構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車の普及が進み、車両がハイブリッド車両や電気自動車等であるときには、電動モータを駆動するために、直流電圧を交流電圧に変換するインバータ部が車両前部に搭載されている場合がある。
【0003】
例えば、インバータ部においては、車両の走行に必要な高電圧を生成させており、車両の前面衝突等によって変形や断線が発生したときに、急激な異常反応が生じる虞もある。
そのため、車両に衝突が発生したときには、インバータあるいはエアコンプレッサ等の高電圧を必要とする装置への影響を低減させる構造が求められている。
【0004】
上記に記載の課題に対応する技術として、補機としてのエアコンプレッサとブラケットとの間隙は、上方取付け部の近傍において最も狭くなっているため、車両の前方衝突時に比較的剛性が低い上方取付け部が変形し、比較的剛性が高い下方取付け部を支点としてエアコンプレッサがブラケットに対し回動する。エアコンプレッサとブラケットとの間隙が最も狭くなっている部分においてブラケットがエアコンプレッサに当接することによって、車両の前方衝突時の衝撃によるエアコンプレッサの脱落を好適に抑制する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6090185号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の技術においては、車両の前方衝突時に比較的剛性が低い上方取付け部の1点に衝突エネルギーを集中させ、上方取付け部を破損させることによって、保護を必要とする補機としてのエアコンプレッサの脱落を防止させている。
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、車両に衝突が発生したときに、隣接して配設されている部材が保護を必要とする装置に干渉する虞があるという課題があった。
【0008】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、車両に衝突が発生したときに、保護を必要とする装置への干渉を効果的に防ぐ保護構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の骨格を成すフレーム部と、衝突が発生したときに衝突による衝撃を前記フレーム部に分散させるベース部と、前記ベース部に固定されている第1のブラケットと、衝突による衝撃から保護する保護対象部材を固定して支持し、前記第1のブラケットに固定されている第2のブラケットと、を備え、前記第2のブラケットには、前記第2のブラケットに隣接して配設されている隣接部材に向かって突出した当て部が形成され、前記当て部が突出している側から見て、前記当て部と前記第1のブラケットとの少なくとも一部が重複して設けられている保護構造を提案している。
【0010】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記第2のブラケットが前記第1のブラケットに固定されている固定方向は、前記当て部が突出して形成している当て面に直交する方向を向いている保護構造を提案している。
(【0011】以降は省略されています)

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