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公開番号2024157601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072024
出願日2023-04-26
発明の名称車両用撮影システム
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20241031BHJP(車両一般)
要約【課題】車両への配置の自由度を向上できる車両用撮影システムを提供する。
【解決手段】本実施形態における車両用撮影システムは、車体2のBピラー5に配置され水平方向において所要の撮影範囲を有するカメラ11と、閉じた際にカメラ11を覆い開いた際にカメラ11を露出するよう車体2に対して開閉するドア3であって、カメラ11をドア3の外側に露出させ、ドア3の外側の撮影対象物をカメラ11に撮影させる撮影孔20を有するドア3と、を備える。撮影システムは、更に撮影孔20の内周面21にカメラ11の撮影範囲内に配置される一対のミラー30であって、一対のミラー30に写る撮影対象物を一対のミラー30越しにカメラ11に撮影させる一対のミラー30と、を備えていてもよい。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
車体に配置され水平方向において所要の撮影範囲を有するカメラと、
閉じた際に前記カメラを覆い開いた際に前記カメラを露出するよう前記車体に対して開閉する開閉部であって、前記カメラを前記開閉部の外側に露出させ、前記開閉部の外側の撮影対象物を前記カメラに撮影させる撮影孔を有する開閉部と、を備える車両用撮影システム。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記撮影孔の内周面に前記カメラの撮影範囲内に配置される一対のミラーであって、前記一対のミラーに写る前記撮影対象物を前記一対のミラー越しに前記カメラに撮影させる一対のミラーを更に備える、請求項1記載の車両用撮影システム。
【請求項3】
前記カメラは、Bピラーに配置され、
前記開閉部は、ドアである、請求項1記載の車両用撮影システム。
【請求項4】
前記撮影孔を覆うスモーク部材を更に備える、請求項1記載の車両用撮影システム。
【請求項5】
前記開閉部の内側に配置され、前記開閉部及び各前記一対のミラーの境界において前記開閉部内外を気密にするパッキンを更に備える、請求項1記載の車両用撮影システム。
【請求項6】
前記カメラにより撮影された前記撮影対象物を認証する認証部を更に備える、請求項1記載の車両用撮影システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に搭載される撮影システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両に配置されるカメラで撮影された画像を用いた顔認証を、車両のドアエントリーに用いることが行われている。顔認証用の画像は、例えばドアやBピラー等に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-039231号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の態様の多様化に伴い、Bピラーを有していない車両や、Bピラーがドアに隠れる車両等がある。このような態様の車両は、Bピラーにカメラを配置することができないため、カメラをドアに配置することが代替的に考えられる。しかしながら、カメラをドアに配置すると、例えばドアの開閉状態に応じて撮影範囲が限られてしまい、撮影された画像の多用途への適用が困難となる。
【0005】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、車両への配置の自由度を向上できる車両用撮影システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両用撮影システムは、上述した課題を解決するために、車体に配置され水平方向において所要の撮影範囲を有するカメラと、閉じた際に前記カメラを覆い開いた際に前記カメラを露出するよう前記車体に対して開閉する開閉部であって、前記カメラを前記開閉部の外側に露出させ、前記開閉部の外側の撮影対象物を前記カメラに撮影させる撮影孔を有する開閉部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の車両用撮影システムにおいては、車両への配置の自由度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態における車両用撮影システムが搭載された車両のドアが閉じた状態の右側面図。
図1の車両のドアが開いた状態の右側面図。
図1のIII-III線に沿う断面図。
車両用撮影システムの機能ブロック図。
車両の上方から見た撮影範囲を示す説明図。
車両の前方から見た撮影範囲を示す説明図。
図3に対応する車両用撮影システムの変形例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の車両用撮影システム10の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示の車両用撮影システムは、車体に対して開閉するドア等の開閉部を有する自動車や、農業機械、建設機械等の車両に搭載され得る。本実施形態においては、車両用撮影システムが搭載される車両が自動車であり、開閉部がフロントドア(以下単に「ドア」という。)である例を用いて説明する。
【0010】
図1は、本実施形態における車両用撮影システム10が搭載された車両1のドア3が閉じた状態の右側面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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