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公開番号2024086349
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201435
出願日2022-12-16
発明の名称フィルター清掃装置
出願人株式会社コーワ
代理人
主分類B60H 3/06 20060101AFI20240620BHJP(車両一般)
要約【課題】 製造コストの低減を図ることができると共に、簡易にフィルターの清掃を行うことができる車両用空調設備のフィルター清掃装置を提供する。
【解決手段】 フィルター清掃装置10は、フィルター体1の表面に当接しつつ摺動又は振動することで、フィルター体1に付着した塵埃を落下させる清掃手段3を有しており、空調用吹き出し口2とフィルター体1とダストボックス4が、空気ダクト5に対して一体的に着脱可能であると共に、フィルター体1とダストボックス4とは、空調用吹き出し口2に対して一体的に着脱可能とした。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
車両の空気ダクトに接続されて室内に空気を吹き出す空調用吹き出し口と、
前記空調用吹き出し口の上流側に設けられる空気中の塵埃等を捕捉するフィルター体と、
前記フィルター体の表面に当接しつつ摺動又は振動することで、前記フィルター体に付着した塵埃を落下させる清掃手段と、
落下した塵埃を収容する塵埃収容部を備えたダストボックスと、を有する、車両用空調設備のフィルター清掃装置において、
前記空調用吹き出し口と前記フィルター体と前記ダストボックスとは、前記空気ダクトに対して一体的に着脱可能であると共に、
前記フィルター体と前記ダストボックスとは、前記空調用吹き出し口に対して一体的に着脱可能であることを特徴とする車両用空調設備のフィルター清掃装置
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
フィルター体は空気ダクトの上流側に向かい開口部が形成された略袋形状であって、
前記フィルター体がダストボックスを兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調設備のフィルター清掃装置
【請求項3】
フィルター体は、メッシュ状のフィルターと、板状の紙材で形成されたフィルター枠と、を有し、
ダストボックスは、前記フィルター枠と同材質により一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調設備のフィルター清掃装置
【請求項4】
空調用吹き出し口は、室内へ吹き出される空気の風向を調整する略板状の複数のルーバー部材を有し、
前記ルーバー部材は、長手方向の端部が空調用吹き出し口の縁部に軸支されて可動可能に固定されていると共に、前記ルーバー部材を可動させた場合に、短手方向の端部がフィルター体の表面と当接することで塵埃を落下させる清掃手段であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の車両用空調設備のフィルター清掃装置
【請求項5】
フィルター体とダストボックスとは、空調用吹き出し口に対して各々着脱可能であって、
前記空調用吹き出し口は、除塵体を有しており、
前記除塵体は、前記フィルター体のみを前記空調用吹き出し口から離脱する際に、前記フィルター体の表面が前記除塵体に摺接することで塵埃を落下させる清掃手段であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調設備のフィルター清掃装置

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車両用空調設備に設置されるフィルター清掃装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両用空調設備では外気を取り入れて空気を調和し室内に送り込む場合に、フィルターを通して外気を浄化した後に室内へと供給するようになっており、フィルターには外気中に含まれる塵埃が堆積して目詰まりが生じるため、フィルターの清掃を簡易に行うことができる発明が知られている。(特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載のフィルター清掃装置は、後端部が空気ダクトに接続されて、空気の吹き出し口にルーバーを設けてなるベントルーフにおいて、ルーバーの後側にフィルターを着脱可能に取り付けたものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-321299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載のフィルター清掃装置は、フィルターによってダクト内への異物の侵入が防止され、ダクト内に溜まっている塵埃をフィルターでろ過することができ、かつ、ベントルーフを取り外すことにより、フィルターの交換を容易に行うことができるものであったが、長期間フィルターの交換を行わない場合にはフィルターに塵埃が堆積したままの状態となり、目詰まりが生じるという課題を有するものであった。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、モーターや電気配線を必要としないので製造コストの低減を図ることができると共に、簡易にフィルターの清掃を行うことができる車両用空調設備のフィルター清掃装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記従来の課題を解決するために、請求項1の発明は、車両の空気ダクトに接続されて室内に空気を吹き出す空調用吹き出し口と、前記空調用吹き出し口の上流側に設けられる空気中の塵埃等を捕捉するフィルター体と、前記フィルター体の表面に当接しつつ摺動又は振動することで、前記フィルター体に付着した塵埃を落下させる清掃手段と、落下した塵埃を収容する塵埃収容部を備えたダストボックスと、を有する、車両用空調設備のフィルター清掃装置において、前記空調用吹き出し口と前記フィルター体と前記ダストボックスとは、前記空気ダクトに対して一体的に着脱可能であると共に、前記フィルター体と前記ダストボックスとは、前記空調用吹き出し口に対して一体的に着脱可能であることを特徴としている。
【0008】
請求項1の発明では、フィルター清掃装置がフィルター体の表面に当接しつつ摺動又は振動することで、フィルター体に付着した塵埃を落下させる清掃手段を有しているので、簡易にフィルターの清掃を行うことができると共に、モーターや電気配線を必要としないので製造コストの低減を図ることができる。また、フィルター体とダストボックスは、空気ダクト及び空調用吹き出し口に対して着脱可能としているので、ダストボックスに溜まった塵埃の廃棄やフィルター体の交換も容易に行うことができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、フィルター体は空気ダクトの上流側に向かい開口部が形成された略袋形状であって、前記フィルター体がダストボックスを兼ねていることを特徴としている。これにより、フィルター清掃装置の部品点数を減らすことができ、一層製造コストの低減を図ることができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、フィルター体は、メッシュ状のフィルターと、板状の紙材で形成されたフィルター枠と、を有し、ダストボックスは、前記フィルター枠と同材質により一体的に形成されていることを特徴としている。これにより、フィルター体及びダストボックスの廃棄を容易に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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