TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024076084
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-05
出願番号
2022187468
出願日
2022-11-24
発明の名称
作業車両
出願人
井関農機株式会社
代理人
個人
主分類
B60L
3/04 20060101AFI20240529BHJP(車両一般)
要約
【課題】バッテリ回路遮断の確実性を向上した作業車両を提供する。
【解決手段】走行用電動機10と作業機用電動機を備えた作業車両において、走行用電動機10及び作業機用電動機を駆動する高圧バッテリ11と車両コントローラに給電する低圧バッテリ13を備え、高圧バッテリ11又は低圧バッテリ13のマイナス側端子11b,13b側にバッテリ回路遮断装置30を設け、走行車体に設けた衝撃センサの検知に基づいてバッテリ回路遮断装置30を作動する構成とした。そしてこのバッテリ回路遮断装置30は、高圧バッテリ11の本体上面のマイナス側端子11bに接続される配線31途中に、ガスや空気の導入によって膨張するバッグ32を設け、このバッグ32が膨張するとマイナス側端子11bを高圧バッテリ11から外して回路遮断する構成とした。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
走行車体(1)を走行する走行用電動機(10)と走行車体(1)に装着する作業機(4)を駆動する作業機用電動機(16)を備えた作業車両において、走行用電動機(10)及び作業機用電動機(16)を駆動する高圧バッテリ(11)と、車両コントローラ(20)に給電する低圧バッテリ(13)を備え、高圧バッテリ(11)又は低圧バッテリ(13)のマイナス側端子(11b,13b)側にバッテリ回路遮断装置(30)を設け、走行車体(1)に設けた衝撃センサ(34)の検知に基づいてバッテリ回路遮断装置(30)を作動する構成としたことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
バッテリ回路遮断装置(30)は、高圧バッテリ(11)の本体上面のマイナス側端子(11b)に接続される配線(31)途中に、ガスや空気の導入によって膨張するバッグ(32)を設け、このバッグ(32)が膨張するとマイナス側端子(11b)を高圧バッテリ(11)から外して回路遮断する構成とした請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
高圧バッテリ(11)の上部に対向して冷却スプレー装置(37)を配置し、バッテリ監視装置(24)からの異常高温情報に基づいて、冷却スプレー作動装置を作動する構成とした請求項1に記載の作業車両。
【請求項4】
高圧バッテリ(11)の上部に対向して消火装置(38)を配置し、バッテリ監視装置(24)からの異常高温情報に基づいて、消火装置作動装置を作動する構成とした請求項1に記載の作業車両。
【請求項5】
高圧バッテリ(11)及び低圧バッテリ(13)のバッテリ残量、バッテリ温度、バッテリ電圧を演算し、作業機用電動機(16)への給電を遮断して作業機(4)を停止し、走行用電動機(10)のみに給電した走行が可能か否か判定し、走行可能であるときは走行を継続するよう構成した請求項1に記載の作業車両。
【請求項6】
継続走行中に高圧バッテリ(11)及び低圧バッテリ(13)のバッテリ残量、バッテリ温度、バッテリ電圧の時間変化量を演算し予め設定した所定値を越えて変化する場合には、走行用電動機(10)への給電を遮断し走行停止する構成とした請求項5に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動式の作業車両の安全に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
作業車両において、車両衝突事故発生時の加速度を加速度センサで検出し、遮断器が動作してバッテリを断路させ、バッテリと制御装置間を切ることにより、バッテリから制御装置を介して電動機に電流が流れなくなり、車両を停止する構成が公知である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-236602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によると、車両衝突事故発生時に車両の暴走を防止することで安全であるが、芝刈作業機や農用トラクタのような作業車両は比較的低速で走行するため、衝突が発生しても検知できない場合がある。
【0005】
また作業車両には、走行用電動機や作業機用電動機の駆動を司る高圧バッテリと、制御コントローラ及び灯火類への給電を主とした低圧バッテリを装備しており、高圧バッテリから低圧バッテリに充電しており、作動タイミングによっては低圧回路及び充電回路の遮断ができない場合もある。
【0006】
本発明は、上記に鑑み、バッテリ回路遮断の確実性を向上した作業車両を提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、走行車体1を走行する走行用電動機10と走行車体1に装着する作業機4を駆動する作業機用電動機16を備えた作業車両において、走行用電動機10及び作業機用電動機16を駆動する高圧バッテリ11と車両コントローラ20に給電する低圧バッテリ13を備え、高圧バッテリ11又は低圧バッテリ13のマイナス側端子11b,13b側にバッテリ回路遮断装置30を設け、走行車体1に設けた衝撃センサ34の検知に基づいてバッテリ回路遮断装置30を作動する構成とした。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、バッテリ回路遮断装置30は、高圧バッテリ11の本体上面のマイナス側端子11bに接続される配線31途中に、ガスや空気の導入によって膨張するバッグ32を設け、このバッグ32が膨張するとマイナス側端子11bを高圧バッテリ11から外して回路遮断する構成とした。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、高圧バッテリ11の上部に対向して冷却スプレー装置37を配置し、バッテリ監視装置24からの異常高温情報に基づいて、冷却スプレー作動装置を作動する構成とした。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、高圧バッテリ11の上部に対向して消火装置38を配置し、バッテリ監視装置24からの異常高温情報に基づいて、消火装置作動装置を作動する構成とした。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
井関農機株式会社
収穫機
19日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
井関農機株式会社
作業車両
14日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
井関農機株式会社
作業装置
19日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
井関農機株式会社
作業車両
6日前
井関農機株式会社
作業車両
6日前
井関農機株式会社
作業車両
5日前
井関農機株式会社
乗用芝刈機
6日前
井関農機株式会社
歩行型管理機
19日前
井関農機株式会社
乗用型苗植機
5日前
井関農機株式会社
農薬散布作業車
14日前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
5日前
井関農機株式会社
作業管理システム
19日前
井関農機株式会社
作業車両の管理システム
14日前
井関農機株式会社
作業車のクローラ走行装置
19日前
井関農機株式会社
ハイブリッドエンジン装置
5日前
株式会社タイワ精機
精米設備
20日前
井関農機株式会社
作業車両
12日前
井関農機株式会社
作業車両
5日前
井関農機株式会社
水田作業機
12日前
井関農機株式会社
自走式薬剤散布機
18日前
個人
車両
1か月前
個人
自動車運転補助装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
個人
キャンピングトレーラー
14日前
個人
空気圧調節式ホイール。
2か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示システム
4か月前
東レ株式会社
車両用エアバッグ
3か月前
続きを見る
他の特許を見る