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公開番号2024118563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023024909
出願日2023-02-21
発明の名称表示システム
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60K 35/23 20240101AFI20240826BHJP(車両一般)
要約【課題】 情報伝達性に優れた表示システムを提供する。
【解決手段】 自車両1の視認者4の視線に対して第一表示距離d1の位置で視認されるように第一表示領域8に情報を表示する第一表示器20と、視認者4の視線4aに対して第一表示距離d1と異なる第二表示距離d2で視認されるように第一表示領域8とは異なる第二表示領域9に情報を表示する第二表示器30と、所定条件を満たす場合、第一表示領域8と第二表示領域9との間で関連する関連情報を移動して表示する表示制御部40と、を備え、関連情報は、移動先の表示領域において、第一情報83a,89a,97aと、第一情報の後に表示され第一情報よりも移動速度の速い第二情報38,89,97と、を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
自車両の視認者の視線に対して第一表示距離の位置で視認されるように第一表示領域に情報を表示する第一表示器と、
前記視認者の前記視線に対して前記第一表示距離と異なる第二表示距離で視認されるように前記第一表示領域とは異なる第二表示領域に情報を表示する第二表示器と、
所定条件を満たす場合、前記第一表示領域と前記第二表示領域との間で関連する関連情報を移動して表示する表示制御部と、を備え、
前記関連情報は、移動先の表示領域において、第一情報と、前記第一情報の後に表示され前記第一情報よりも移動速度の速い第二情報と、を有することを特徴とする表示システム。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記関連情報は、移動元の表示領域において、前記第一情報よりも移動速度の速い第三情報を有することを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
【請求項3】
前記第一情報は、前記第三情報の移動方向の延長線上に表示されることを特徴とする請求項2に記載の表示システム。
【請求項4】
前記第一情報は、簡易表示されることを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
【請求項5】
前記第一情報は、所定時間の停止状態を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
【請求項6】
前記停止状態の停止時間は、前記表示領域の中心位置から遠いほど短くなることを特徴とする請求項5に記載の表示システム。
【請求項7】
前記第一情報の移動速度は、前記表示領域の中心位置から遠いほど早くなることを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
【請求項8】
前記第二情報は、前記第二表示距離は前記第一表示距離よりも大きく、前後方向において前記第一表示領域よりも近い位置で視認されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の表示システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の表示器を有する車両用等の表示システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の表示器が、車両内の複数箇所に配置されることにより、複数の表示器間で画像を連動させて情報を表示させることが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-071398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、複数の表示器の距離が離れていると、特に移動先の表示器内で表示される画像の動きが視認者に感じ難くなるといった問題点があった。
【0005】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、情報伝達性に優れた表示システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の表示システムは、上述した課題を解決するために、自車両1の視認者4の視線に対して第一表示距離d1の位置で視認されるように第一表示領域8に情報を表示する第一表示器20と、前記視認者4の前記視線4aに対して前記第一表示距離d1と異なる第二表示距離d2で視認されるように前記第一表示領域8とは異なる第二表示領域9に情報を表示する第二表示器30と、所定条件を満たす場合、前記第一表示領域8と前記第二表示領域9との間で関連する関連情報を移動して表示する表示制御部40と、を備え、前記関連情報は、移動先の表示領域において、第一情報83a,89a,97aと、前記第一情報の後に表示され前記第一情報よりも移動速度の速い第二情報38,89,97と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示の表示システムにおいては、情報伝達性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態における表示システムのシステム構成例を示す図。
2つの表示器による表示の一例を示す図。
2つの表示器の視差角及び輻輳角を示す図。
第一具体例の表示移動を示す図。
同上具体例の表示移動を示す図。
同上具体例の表示移動を示す図。
同上具体例の表示移動を示す図。
同上具体例の第一表示器における別の表示移動を示す図。
第二具体例の表示移動を示す図。
同上具体例の表示移動を示す図。
同上具体例の表示移動を示す図。
第三具体例の表示移動を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の表示システムの実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示の表示システムは、例えば自動車や二輪車等の車両や、船舶、農業機械、建設機械に搭載される表示システムに適用することができる。本実施形態においては、本開示の表示システムが、車両に搭載され、車両から取得した各種情報等に基づいて所要の情報を表示する2つのヘッドアップディスプレイ(HUD、Head Up Display)を有する例を用いて説明する。
【0010】
以下の説明において、「前」、「後」、「上」、「下」、「右」及び「左」は、図1乃至3における定義「Fr.」、「Re.」、「To.」、「Bo.」、「R」、及び「L」に従う。
(【0011】以降は省略されています)

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