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公開番号
2024177997
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096459
出願日
2023-06-12
発明の名称
作業車両
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
A01C
21/00 20060101AFI20241217BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】走行作業中に、トラクタに搭載したブロードキャスターの肥料等の残量を安価な構成で検出すること。
【解決手段】トラクタ1と、トラクタ1に連結されたブロードキャスター2と、トラクタ1に設けられ、ブロードキャスター2を支持するロワリンク13と、ロワリンク13にかかる負荷を検出するひずみゲージ24と、ひずみゲージ24の出力値に基づいて、ブロードキャスター2に充填される農業資材である肥料の量の状態を判断する制御部11とを備えたことを特徴とする作業車両。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
走行車体と、
前記走行車体に連結された作業機と、
前記走行車体に設けられ、前記作業機を支持する支持部と、
前記支持部にかかる負荷を検出する負荷センサと、
前記負荷センサの出力値に基づいて、前記作業機に充填される農業資材の量の状態を判断する制御部とを備えたことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記支持部の一部は前記作業機を前記走行車体に連結するロワリンクであり、
前記負荷センサは、前記ロワリンクの前記走行車体の後部フレームへの連結軸のひずみを検出するひずみゲージである、請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
前記制御部は、前記負荷センサの検出値を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、作業姿勢において前記作業機に前記農業資材を充填していない状態の前記負荷センサの非充填検出値と、作業姿勢において前記作業機に前記農業資材を充填した状態の前記負荷センサの充填検出値をそれぞれ前記記憶部に記憶しておき、
前記制御部は、作業中に前記負荷センサの検出値が、前記記憶させた非充填検出値と前記記憶させた充填検出値との差の、予め決められた割合値を下回った場合、作業者にその旨報知する、請求項1記載の作業車両。
【請求項4】
前記制御部は、前記負荷センサの検出値を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、作業姿勢において、前記作業機に前記農業資材を充填していない状態の前記負荷センサの非充填検出値を前記記憶部に記憶し、
前記制御部は、作業中に、前記負荷センサの検出値と前記記憶させた非充填検出値との差が所定の値以下になると、運転者に報知する、請求項1記載の作業車両。
【請求項5】
前記制御部は、前記負荷センサの検出値を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、作業姿勢において、前記作業機に前記農業資材を充填した状態の前記負荷センサの充填検出値を前記記憶部に記憶し、
前記制御部は、作業中に、前記負荷センサの検出値と前記記憶させた充填検出値との差が所定の値以上になると、運転者に報知する、請求項1記載の作業車両。
【請求項6】
前記制御部は、前記負荷センサの出力信号を分析し、前記農業資材の減少による出力変動は単調減少であるのに対して、ノイズとなる前記作業機の振動による出力変動は繰り返しであることに基づいて、ノイズを除去する、請求項3から請求項5のいずれかに記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、肥料のブロードキャスターなどの作業機を搭載する作業車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、作業に伴って減少する消費材の量を検出する手段34と、外部機器と通信する手段4A,4Bとを備えた複数の作業車両(トラクタ)10…と、この作業車両10…から送信される情報を一括して管理するホスト制御部5とから構成され、このホスト制御部5は、前記各車両の肥料などの消費材の消費量に応じてその車両の作業継続可能時間を演算し、この演算結果を表示するように構成した作業車両の管理システムが知られている(特許文献1)。
【0003】
その作業車両では、肥料を散布する作業機に搭載した肥料の重量を検出する重量センサを設け、検出した重量の減少率から作業車両の作業可能時間を算出するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3788015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、そのような作業機に搭載された重量センサは、センサ自体の費用やその検出信号を走行車体などへ送信する通信制御機器などの費用が高価であり、作業機のコスト上昇の原因になっていた。
【0006】
本発明は、そのような従来の作業車両の課題を考慮し、安価な構成で肥料等の残量などの量の状態を検出できる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の本発明は、
走行車体と、
前記走行車体に連結された作業機と、
前記走行車体に設けられ、前記作業機を支持する支持部と、
前記支持部にかかる負荷を検出する負荷センサと、
前記負荷センサの出力値に基づいて、前記作業機に充填される農業資材の量の状態を判断する制御部とを備えたことを特徴とする作業車両である。
【0008】
第2の本発明は、
前記支持部の一部は前記作業機を前記走行車体に連結するロワリンクであり、
前記負荷センサは、前記ロワリンクの前記走行車体の後部フレームへの連結軸のひずみを検出するひずみゲージである、第1の本発明の作業車両である。
【0009】
第3の本発明は、
前記制御部は、前記負荷センサの検出値を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、作業姿勢において前記作業機に前記農業資材を充填していない状態の前記負荷センサの非充填検出値と、作業姿勢において前記作業機に前記農業資材を充填した状態の前記負荷センサの充填検出値をそれぞれ前記記憶部に記憶しておき、
前記制御部は、作業中に前記負荷センサの検出値が、前記記憶させた非充填検出値と前記記憶させた充填検出値との差の、予め決められた割合値を下回った場合、作業者にその旨報知する、第1の本発明の作業車両である。
【0010】
第4の本発明は、
前記制御部は、前記負荷センサの検出値を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、作業姿勢において、前記作業機に前記農業資材を充填していない状態の前記負荷センサの非充填検出値を前記記憶部に記憶し、
前記制御部は、作業中に、前記負荷センサの検出値と前記記憶させた非充填検出値との差が所定の値以下になると、運転者に報知する、第1の本発明の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)
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