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公開番号2025003374
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024097872
出願日2024-06-18
発明の名称鳥獣忌避システム
出願人有限会社アジル
代理人個人,個人
主分類A01M 29/10 20110101AFI20241226BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】鳥獣を自動的に追尾し、レーザ光を照射することにより、確実に鳥獣を追い払うシステムを提供する。
【解決手段】鳥獣忌避システムは、監視エリアを監視するカメラにより撮影された画像から、害を及ぼす鳥獣を識別し、識別された鳥獣を自動的に追尾しながら、鳥獣に対しレーザ光を照射する。鳥獣忌避システムは、対象とする鳥獣を自動追尾するため、追尾する鳥獣に対する照射モードを変更することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
撮像部と、
レーザ照射部と、
前記撮像部により撮影された画像から忌避対象とする鳥獣を判定する判定部と、
前記鳥獣を追尾する追尾制御部と、
前記鳥獣を追尾しながらレーザ光を照射するモードを変化させるレーザ制御部と、
を備える鳥獣忌避システム。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記レーザ制御部は、前記鳥獣を識別してから予め定めた時間が経過するまでは、前記鳥獣の足元又は足元の周囲に前記レーザ光を照射するよう制御する、請求項1に記載の鳥獣忌避システム。
【請求項3】
前記レーザ制御部は、前記鳥獣を識別した時刻を基準とした予め定めた時間帯において、前記鳥獣の全身を対象に前記レーザ光を点滅照射するよう制御する、
請求項1に記載の鳥獣忌避システム。
【請求項4】
前記レーザ制御部は、前記鳥獣を識別した時刻を基準とした予め定めた時間帯において、前記鳥獣の頭部を対象に前記レーザ光を照射するよう制御する、
請求項1に記載の鳥獣忌避システム。
【請求項5】
さらに、スピーカ、超音波発生装置、LED照射装置のいずれかの従属装置を備え、
前記撮像部により撮影された画像から忌避対象とする鳥獣の種類を判定する判定部と、
従属装置制御部は、前記鳥獣の種類に応じ、前記従属装置を制御する、
請求項1に記載の鳥獣忌避システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鳥獣忌避システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
電線や鉄塔などの鳥による糞害やゴミ置き場などにおけるカラスがゴミ袋を散乱させる被害が問題となっている。従来の鳥獣忌避技術として、レーザ光を照射して鳥獣を追い払う鳥獣忌避装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、複数個のレーザ光源装置を備え、追い払いたい鳥獣に2方向からレーザ光を照射することを特徴とする鳥獣忌避装置が記載されている。本鳥獣忌避装置は、昼間に鳥獣に太陽等が当たっている状況又は他の眩しい光が当たっている状況においても、鳥獣を確実、且つ容易に追い払うことを目的としている。
【0004】
特許文献2には、鉄塔の高所に営巣のために飛来してくるカラスを確実に追い払う鳥類忌避装置が記載されている。その鳥類忌避装置は、鉄塔に固着した取付台座の上に筐体を載置し、ソーラーパネルを筐体の上に突出状に取着すると共に、バッテリを筐体内に設けてソーラーパネルからの電気を蓄え、かつ、筐体にスピーカとカメラを設けており、さらに、忌避光を発生するレーザビーム照射器を備えている。
【0005】
特許文献1及び特許文献2の鳥類などの忌避装置はどちらも、対象物である鳥類等に対しレーザ光を照射する発明であるが、対象物は絶えず動いており、目標とする点への照射が難しいという課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-100396号公報
特開2022-66717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、鳥獣を自動的に追尾し、レーザ光を照射することにより、確実に鳥獣を追い払うシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載された発明は、撮像部と、レーザ照射部と、前記撮像部により撮影された画像から忌避対象とする鳥獣を判定する判定部と、前記鳥獣を追尾する追尾制御部と、前記鳥獣を追尾しながらレーザ光を照射するモードを変化させるレーザ制御部と、を備える鳥獣忌避システム。
請求項2に記載された発明は、前記レーザ制御部は、前記鳥獣を識別してから予め定めた時間が経過するまでは、前記鳥獣の足元又は足元の周囲に前記レーザ光を照射するよう制御する、請求項1に記載の鳥獣忌避システムである。
請求項3に記載された発明は、前記レーザ制御部は、前記鳥獣を識別した時刻を基準とした予め定めた時間帯において、前記鳥獣の全身を対象に前記レーザ光を点滅照射するよう制御する、請求項1に記載の鳥獣忌避システムである。
請求項4に記載された発明は、前記レーザ制御部は、前記鳥獣を識別した時刻を基準とした予め定めた時間帯において、前記鳥獣の頭部を対象に前記レーザ光を照射するよう制御する、請求項1に記載の鳥獣忌避システムである。
請求項5に記載された発明は、さらに、スピーカ、超音波発生装置、LED照射装置のいずれかの従属装置を備え、前記撮像部により撮影された画像から忌避対象とする鳥獣の種類を判定する判定部と、従属装置制御部は、前記鳥獣の種類に応じ、前記従属装置を制御する、請求項1に記載の鳥獣忌避システムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、鳥獣を自動的に追尾し、レーザ光を照射することにより、確実に鳥獣を追い払う鳥獣忌避システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態が適用される鳥獣忌避システムの全体構成例を示す図である。
本実施の形態が適用される鳥獣忌避システムの構成を示すブロック図である。
鳥獣忌避装置の機能構成を示す図である。
(A)は第1モードによるレーザ照射を示す図であり、(B)は、第2モードによるレーザ照射を示す図であり、(C)は、第3モードによるレーザ照射を示す図である。
鳥獣忌避システムの処理フローを示す図である。
本実施の別の形態が適用される鳥獣忌避システムの全体構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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