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公開番号2025020594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124075
出願日2023-07-31
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01D 67/00 20060101AFI20250205BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】操作席の左側に操作レバーやダイヤル等の操作部材を集中配置した操作部を設けたコンバインがあるが、操作部の側面カバー等を外して内部を露出させて行なうメンテナンス作業が行ない難く、また、メンテナンス作業中にメインスイッチをオンまたはエンジンを作動させていると、不用意な操作で機体が作動し安全性に課題がある。そこで、メンテナンスの作業性及び安全性を向上した作業車両を提供する。
【解決手段】作業装置を装備し、操作席21の近くに操作部38,39,42を備える操作パネル35を設けた作業車両において、操作パネル35が作業を行なう作業状態とメンテナンスを行なう非作業状態に切換可能であり、操作パネル35を非作業状態としたときに、制御装置が機体の作動を停止させると共に、操作部38,39,42の一部または全ての操作を無効とする。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
作業装置(6,15)を装備し、操作席(21)の近くに操作部(38,39,42)を備える操作パネル(35)を設けた作業車両において、該操作パネル(35)が作業を行なう作業状態とメンテナンスを行なう非作業状態に切換可能であり、操作パネル(35)を非作業状態としたときに、制御装置が機体の作動を停止させると共に、操作部(38,39,42)の一部または全ての操作を無効とすることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
操作パネル(35)を後部が枢支軸(34)にて枢支されて前部が上方に向けて回動して起立した非作業状態に開く構成とし、作業状態と非作業状態の判定を枢支軸(34)側に設けたスイッチや回動角度の検出、または、操作パネル(35)前側に設けたスイッチや前側が固定部に接してボディアースしたことの検出で行なうことを特徴とする請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
操作パネル(35)の前側に切換え操作及び把持に用いる把持グリップ(36)を操作パネル(35)よりも上方に向けて突出して設け、該把持グリップ(36)が主変速レバー(38)よりも機体前側に位置し、主変速レバー(38)の上下高さ内に収まることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
操作パネル(35)の右側を操作席(21)に向けて突出し、内方ほど低くなるように傾斜した内側突出部(37)を設け、該内側突出部(37)の操作席(21)に近い側にエンジンの出力を調節するアクセルボリューム(39)を設けたことを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
操作パネル(35)の前側、把持グリップ(36)よりも後側、且つ主変速レバー(38)の右側に走行速度を低速に固定する低速スイッチ(42)を備えるスイッチパネル(37)を設け、低速スイッチ(42)がスイッチパネル(37)の前側の左右どちらかに形成した一段低い低速スイッチ取付け面(41)に設けられ、低速スイッチ(42)の上端部がスイッチパネル(37)の上面と同じ高さとしたことを特徴とする請求項3に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業装置を装備した作業車両に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
操作席の左側に主変速レバー等の各種操作レバーやダイヤル等の操作部材を集中配置した操作部を設けたコンバインが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-094105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
操作部の内部の各種電装部品やケーブル及びリンク等の機械伝達部材のメンテナンス作業は、操作部の側面カバー等を外して内部を露出させて行なうが、操作席が近くにあり、メンテナンス作業が行いにくい課題がある。
【0005】
また、メンテナンス作業中にメインスイッチをオンまたはエンジンを作動させていると、不用意な操作で機体が移動したり、刈取装置や脱穀装置が動きだしたりして、安全性に課題があると共に、機体が破損するおそれもある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、メンテナンスの作業性及び安全性を向上した作業車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、作業装置6,15を装備し、操作席21の近くに操作部38,39,42を備える操作パネル35を設けた作業車両において、該操作パネル35が作業を行なう作業状態とメンテナンスを行なう非作業状態に切換可能であり、操作パネル35を非作業状態としたときに、制御装置が機体の作動を停止させると共に、操作部38,39,42の一部または全ての操作を無効とする作業車両である。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、操作パネル35を非作業状態としたときに、制御装置が機体の作動を停止させると共に、操作部38,39,42の一部または全ての操作を無効とするので、操作部38,39,42が不安定となることに起因する機体の不用意な作動を防止して安全性が向上し、機体の破損も防止できる。
【0009】
請求項2記載の発明は、操作パネル35を後部が枢支軸34にて枢支されて前部が上方に向けて回動して起立した非作業状態に開く構成とし、作業状態と非作業状態の判定を枢支軸34側に設けたスイッチや回動角度の検出、または、操作パネル35前側に設けたスイッチや前側が固定部に接してボディアースしたことの検出で行なう請求項1記載の作業車両である。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、操作パネル35を後部が枢支軸34にて枢支されて前部が上方に向けて回動して起立した非作業状態に開く構成とし、作業状態と非作業状態の判定を枢支軸34側に設けたスイッチや回動角度の検出、または、操作パネル35前側に設けたスイッチや前側が固定部に接してボディアースしたことの検出で行なうので、電気的な検知により作業状態と非作業状態を判定することにより、操作パネル35が作業状態であるにもかかわらず、誤検知により機体の操作が受け付けられず、作業に余分な時間を費やすことを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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