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公開番号2025011009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2023174298
出願日2023-10-06
発明の名称弁装置
出願人株式会社クボタケミックス
代理人個人,個人
主分類A01G 25/00 20060101AFI20250116BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】止水性を向上させることが可能な弁装置を提供する。
【解決手段】上下に移動することで、流体の流路を開閉可能な弁体100と、前記流路の一部を形成し、前記流路を閉じる際に前記弁体100が進入する弁室11と、前記弁室11の上方に配置され、前記流路を開く際に前記弁体100が退避する弁収容部14と、を具備する弁装置1であって、前記弁体100は、本体部110と、前記本体部110の下部に設けられ、前記弁室11の内側面との間をシール可能な第一シール部120と、前記本体部110に、前記第一シール部120から上方かつ前記流路の上流側へと延出するように設けられ、上下方向に沿って延びる前記弁収容部14の内側面との間をシール可能な第二シール部130と、を具備した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上下に移動することで、流体の流路を開閉可能な弁体と、
前記流路の一部を形成し、前記流路を閉じる際に前記弁体が進入する弁室と、
前記弁室の上方に配置され、前記流路を開く際に前記弁体が退避する弁収容部と、
を具備する弁装置であって、
前記弁体は、
本体部と、
前記本体部の下部に設けられ、前記弁室の内側面との間をシール可能な第一シール部と、
前記本体部に、前記第一シール部から上方かつ前記流路の上流側へと延出するように設けられ、上下方向に沿って延びる前記弁収容部の内側面との間をシール可能な第二シール部と、
を具備する弁装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記本体部は、
上下方向に沿った軸心を有すると共に、曲面状の側面を有する略円柱状に形成され、
前記第二シール部は、
前記本体部の側面に沿って設けられる、
請求項1に記載の弁装置。
【請求項3】
前記本体部に連結され、前記本体部を上下に移動させるための軸部材をさらに具備し、
前記軸部材は、
前記本体部の軸心よりも前記流路の上流側に偏心した位置に連結されている、
請求項2に記載の弁装置。
【請求項4】
前記弁体が前記流路を閉塞する位置に移動した際に、前記弁体を前記流路の上流側へと押圧する押圧部をさらに具備する、
請求項1に記載の弁装置。
【請求項5】
前記弁収容部に対する前記弁体の相対的な位置を調整可能な調整部をさらに具備する、
請求項1に記載の弁装置。
【請求項6】
前記第二シール部の下端部は、
前記第一シール部に形成された切欠部の内側に配置されている、
請求項1に記載の弁装置。
【請求項7】
前記第二シール部の下端部は、
前記第一シール部に密着するように配置されている、
請求項6に記載の弁装置。
【請求項8】
前記第二シール部の下端部は、
前記弁収容部の内側面から離れる方向に屈曲されている、
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の弁装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体の流路を開閉するための弁装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、流体の流路を開閉するための弁装置の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載の弁装置(農地自動給水装置)は、上下に移動することで給水路を開閉することが可能な板状の止水弁を具備している。止水弁は、下側面、上流側接触面、及び、下流側接触面を有する弾性体外周部を具備している。止水弁は、給水路の一部を構成する弁室の内面に、弾性体外周部の各面を接触させることで、給水路を閉塞することができる。
【0004】
さらに止水弁は、上流側及び下流側に向かって突出したフランジを有している。止水弁は、弁室に形成された水平の段部に対して、前記フランジを上方から接触させることで、当該部分をシールすることができる。これによって、給水路の上方に形成された空間(止水弁や駆動機構等が収容された空間)への水の流入を防止することができる。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、水平な段部をフランジでシールする構成であるため、水平な段部にゴミや泥等が堆積した場合、十分な止水性が得られないおそれがある点で改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6754877号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示の一態様は、以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、止水性を向上させることが可能な弁装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
本開示の一態様に係る弁装置は、上下に移動することで、流体の流路を開閉可能な弁体と、前記流路の一部を形成し、前記流路を閉じる際に前記弁体が進入する弁室と、前記弁室の上方に配置され、前記流路を開く際に前記弁体が退避する弁収容部と、を具備する弁装置であって、前記弁体は、本体部と、前記本体部の下部に設けられ、前記弁室の内側面との間をシール可能な第一シール部と、前記本体部に、前記第一シール部から上方かつ前記流路の上流側へと延出するように設けられ、上下方向に沿って延びる前記弁収容部の内側面との間をシール可能な第二シール部と、を具備するものである。
このように構成することにより、止水性を向上させることができる。
【0010】
また、本開示の一態様に係る前記本体部は、上下方向に沿った軸心を有すると共に、曲面状の側面を有する略円柱状に形成され、前記第二シール部は、前記本体部の側面に沿って設けられるものである。
このように構成することにより、止水性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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