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公開番号2025009024
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023111730
出願日2023-07-06
発明の名称ルアー
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A01K 85/00 20060101AFI20250109BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】釣り対象魚に応じた変化に富んだ好適なアピール動作を行うことができる。
【解決手段】頭部側に配置される頭部ボディ10Aと、頭部ボディ10Aから尾部側に向けて延在する揺動軸部20と、揺動軸部20の周囲に揺動可能に支持される胴部ボディ10Bと、胴部ボディ10B及び揺動軸部20に設けられ、胴部ボディ10Bの揺動角を規制する規制部30と、を有し、揺動軸部20は頭部ボディ10Aに固定される構成のルアーを提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
頭部側に配置される第1ボディと、
前記第1ボディから尾部側に向けて延在する軸部と、
前記軸部の周囲に揺動可能に支持される第2ボディと、
前記第2ボディ及び前記軸部のうち少なくとも一方に設けられ、前記第2ボディの揺動角を規制する規制部と、
を有するルアー。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記軸部は前記第1ボディに固定される、請求項1に記載のルアー。
【請求項3】
前記規制部は、
前記軸部から突出する凸部と、
前記第2ボディに形成され、前記凸部を収容する凹部と、
を備える、請求項1または2に記載のルアー。
【請求項4】
前記凹部は、前記第2ボディを貫通する開口部である、請求項3に記載のルアー。
【請求項5】
前記凹部は、前記第2ボディの下部に設けられる、請求項3に記載のルアー。
【請求項6】
前記第2ボディは、前記軸部を同軸に挿通させ、前記軸部を保持する孔部を備える、請求項1または2に記載のルアー。
【請求項7】
前記第2ボディの尾部側に前記軸部に対して固定される第3ボディを有する、請求項1または2に記載のルアー。
【請求項8】
前記第2ボディと前記第3ボディの間に少なくとも一つのボディをさらに有する、請求項7に記載のルアー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ルアーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、魚釣り用のルアーとして、頭部側から尾部側を結ぶ前後方向に分割された複数のボディのうち1つが周方向全周(360°)で回転可能としたルアーが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-266737号公報
特開2011-87533号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1、2に示されるような従来のルアーでは、水に泡や音を発生させて魚に対してアピールすることのみに制限される。一方で、釣り対象の魚によっては、例えば潮に馴染ませてルアーを動かすといったアピールができることが求められており、その点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、釣り対象魚に応じた変化に富んだ好適なアピール動作を行うことができるルアーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係るルアーの態様1は、頭部側に配置される第1ボディと、前記第1ボディから尾部側に向けて延在する軸部と、前記軸部の周囲に揺動可能に支持される第2ボディと、前記第2ボディ及び前記軸部のうち少なくとも一方に設けられ、前記第2ボディの揺動角を規制する規制部と、を有することを特徴としている。
【0007】
本発明に係るルアーの態様1によれば、ルアーを泳がせた際に、第1ボディに対して第2ボディが規制部によって規制された範囲で揺動する。具体的には、頭部側の第1ボディが釣り糸の動きに合わせて軸部とともに揺動し、第1ボディに対して分割されている第2ボディが第1ボディと異なる位相で揺動することで、第1ボディと第2ボディとが異なる動きをする。そして、上述したように第1ボディと第2ボディとが所定の揺動範囲に規制されているので、全周にわたって回転することがなく、揺動する動きを実現できる。これにより、ルアーに当たる光や、泳がせ姿勢のルアー自体の振動数に変化を与えるといった従来できなかったアピールができる。
また、本発明では、ルアーがサラシや波、あるいは潮を受けることで、第1ボディ及び第2ボディのそれぞれが効率よく異なる動きをする。そのため、例えば潮に馴染ませてルアーを動かすといった動かし方が可能となり、従来は水に浮いて漂っているだけの動きに比べて、より捕食魚にアピールする動きを実現できる。
【0008】
(2)本発明の態様2は、態様1のルアーにおいて、前記軸部は前記第1ボディに固定されることが好ましい。
【0009】
この場合には、軸部が第1ボディとともに一体に回転するので、第1ボディに対して第2ボディの揺動角を規制することができる。
【0010】
(3)本発明の態様3は、態様1又は態様2のルアーにおいて、前記規制部は、前記軸部から突出する凸部と、前記第2ボディに形成され、前記凸部を収容する凹部と、を備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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