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公開番号
2025095281
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211194
出願日
2023-12-14
発明の名称
田植機
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01B
69/00 20060101AFI20250619BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】自動走行時において、予備苗のせ台が畔等の障害物に衝突してしまうことを防ぐことを可能とする田植機を提供する。
【解決手段】自動走行と手動走行とに切替可能な走行車体と、走行車体に設けられた支持フレーム14と、支持フレーム14に支持され、前後方向に延びた展開状態と、展開状態よりも前後方向に短い収納状態とに、切替可能な予備苗のせ台20と、予備苗のせ台20が展開状態であることを検知する検知部30と、が備えられ、検知部30によって展開状態であると検知されたとき、自動走行を禁止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
自動走行と手動走行とに切替可能な走行車体と、
前記走行車体に設けられた支持フレームと、
前記支持フレームに支持され、前後方向に延びた展開状態と、前記展開状態よりも前後方向に短い収納状態とに、切替可能な予備苗のせ台と、
前記予備苗のせ台が前記展開状態であることを検知する検知部と、が備えられ、
前記検知部によって前記展開状態であると検知されたとき、前記自動走行を禁止する田植機。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記予備苗のせ台として、前記支持フレームに支持された第一予備苗のせ台と、前記第一予備苗のせ台の前方に設けられた第二予備苗のせ台と、が備えられ、
前記展開状態は、前記第二予備苗のせ台が前記第一予備苗のせ台から前後方向に延びた状態であり、前記収納状態は、前記第二予備苗のせ台が折り畳まれた状態であり、
前記検知部は、前記第二予備苗のせ台が前記展開状態であることを検知する請求項1に記載の田植機。
【請求項3】
前記第二予備苗のせ台は、前記第一予備苗のせ台に揺動可能に支持され、
前記検知部は、前記第二予備苗のせ台の揺動に伴って伸縮するバネ部材と、前記バネ部材を介して、前記第二予備苗のせ台が前記展開状態であることを検知する検知装置とを有する請求項2に記載の田植機。
【請求項4】
前記検知装置は、前記第二予備苗のせ台の揺動に伴う前記バネ部材の揺動を検出することで、前記第二予備苗のせ台が前記展開状態であることを検知する請求項3に記載の田植機。
【請求項5】
前記第二予備苗のせ台は、前記バネ部材を係脱可能に係止させる係止部を有する請求項3又は4に記載の田植機。
【請求項6】
前記係止部に係脱可能に係止され、前記第二予備苗のせ台を前記収納状態に維持する状態維持部材が備えられている請求項5に記載の田植機。
【請求項7】
前記状態維持部材は、前記係止部に係脱可能に係止される第一部材と、前記支持フレームに支持される第二部材と、前記第一部材と前記第二部材とに接続され、伸縮変形可能な部材からなる第三部材とを有する請求項6に記載の田植機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動走行と手動走行とに切替可能な走行車体と予備苗のせ台とが備えられた田植機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の田植機として、例えば、特許文献1に記載されているように、圃場を略平行となるように延びた複数の直線状の直線走行経路と、直線走行経路を繋ぐU字状の旋回走行経路とからなる走行経路を、自動走行を伴う自動走行で走行するものがある。
【0003】
また、従来の田植機として、例えば、特許文献2に記載されているように、予備苗のせ台が前後方向に延びた展開状態(特許文献2では、「作業姿勢」)となるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-001180号公報
特開2023-092312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような田植機には、予備苗のせ台が前後方向に延びた展開状態である場合、走行車体の前端よりも前方に予備苗のせ台の前端が位置するものがある。圃場には水口等、背の高い障害物があることがあり、予備苗のせ台が前後方向に延びた展開状態である場合、予備苗のせ台の前側部分が障害物に衝突する恐れがあった。
【0006】
また、従来の田植機のように、旋回走行経路を自動走行で走行する場合、畔の近くで旋回することが多いが、予備苗のせ台が前後方向に延びた展開状態である場合、予備苗のせ台が畔に衝突してしまう恐れがあった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、自動走行時において、予備苗のせ台が畔等の障害物に衝突してしまうことを防ぐことを可能とする田植機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の田植機は、自動走行と手動走行とに切替可能な走行車体と、前記走行車体に設けられた支持フレームと、前記支持フレームに支持され、前後方向に延びた展開状態と、前記展開状態よりも前後方向に短い収納状態とに、切替可能な予備苗のせ台と、前記予備苗のせ台が前記展開状態であることを検知する検知部と、が備えられ、前記検知部によって前記展開状態であると検知されたとき、前記自動走行を禁止する。
【0009】
この発明によれば、予備苗のせ台が前後方向に延びた展開状態であることが検知されたとき、自動走行が禁止される。予備苗のせ台が前後方向に延びた状態では、予備苗のせ台が走行車体の前端よりも前方に延びていることが多いが、自動走行が禁止されていることから、自動走行時において、予備苗のせ台が畔等の障害物に衝突してしまうことを防ぐことが可能となる。
【0010】
本発明においては、前記予備苗のせ台として、前記支持フレームに支持された第一予備苗のせ台と、前記第一予備苗のせ台の前方に設けられた第二予備苗のせ台と、が備えられ、前記展開状態は、前記第二予備苗のせ台が前記第一予備苗のせ台から前後方向に延びた状態であり、前記収納状態は、前記第二予備苗のせ台が折り畳まれた状態であり、前記検知部は、前記第二予備苗のせ台が前記展開状態であることを検知すると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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