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公開番号
2025105073
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223369
出願日
2023-12-28
発明の名称
作業車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
B60K
11/04 20060101AFI20250703BHJP(車両一般)
要約
【課題】作業車両構造に適した温度調整回路構造を提供する。
【解決手段】
作業車両1は、車体2と、車体2の左側及び右側に設けられた左右の走行構造体3L、3Rと、を備え、車体2には、第1機器D1と、第1機器D1の温度を調整する第1調整装置T1とが配置され、左右の走行構造体3L、3Rのうち一方には、第2機器D2Lと、第2機器D2Lの温度を調整する第2調整装置T2Lとが配置され、左右の走行構造体3L、3Rのうち他方には、第3機器D2Rと、第3機器D2Rの温度を調整する第3調整装置T2Rとが配置されている。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、
前記車体の左側及び右側に設けられた左右の走行構造体と、
を備え、
前記車体には、第1機器と、前記第1機器の温度を調整する第1調整装置とが配置され、
前記左右の走行構造体のうち一方には、第2機器と、前記第2機器の温度を調整する第2調整装置とが配置され、
前記左右の走行構造体のうち他方には、第3機器と、前記第3機器の温度を調整する第3調整装置とが配置されている作業車両。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記第1調整装置、前記第2調整装置、及び前記第3調整装置のうち少なくとも一つはラジエータである請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記第1調整装置はラジエータであり、前記車体の前部に配置される請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記車体には、前記第1調整装置と前記第1機器との間で温度調整媒体を循環させる第1調整回路が設けられ、
前記一方の走行構造体には、前記第2調整装置と前記第2機器との間で温度調整媒体を循環させる第2調整回路が設けられ、
前記他方の走行構造体には、前記第3調整装置と前記第3機器との間で温度調整媒体を循環させる第3調整回路が設けられている請求項1に記載の作業車両。
【請求項5】
前記第1調整装置、前記第2調整装置、及び前記第3調整装置のうち少なくとも一つはラジエータ及びラジエータファンを含み、
当該ラジエータに接続される前記第1調整回路、前記第2調整回路、又は前記第3調整回路は、冷却水貯留用タンク、及び冷却水吐出用ポンプが含まれる請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記第1調整装置、前記第2調整装置、及び前記第3調整装置のうち少なくとも一つは空気温度調整装置である請求項1に記載の作業車両。
【請求項7】
前記第1調整装置、前記第2調整装置、及び前記第3調整装置のうち少なくとも一つはヒータである請求項1に記載の作業車両。
【請求項8】
前記左右の走行構造体はそれぞれ車輪を有しており、
前記第2調整装置及び前記第3調整装置は各々、当該走行構造体の前記車輪の接地面に対峙するように配置されている請求項1に記載の作業車両。
【請求項9】
前記第2調整装置及び前記第3調整装置はラジエータであり、各々、前記車輪の前方にて前後方向に対し傾斜されている請求項8に記載の作業車両。
【請求項10】
前記第1機器は、前記車体に連結される作業装置を駆動制御するための電装機器及び/又は前記車体に装備される油圧アクチュエータを制御するための油圧機器である請求項1に記載の作業車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、農作業等の作業を行うための作業車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、作業車両を用いての農作業等については、作業者が車両に乗り込んでの手動操作による作業形態から、作業者が端末装置等を用いて車両を遠隔操作する遠隔操縦型の作業形態や、圃場に設定されたルートに沿って車両をGPSにて走行させる自律走行型の作業形態等、作業車両を無人で走行させての作業形態に移行しつつある。
【0003】
したがって、車両の形態についても、従来の運転席を備えたトラクタ型のものから、農作業等、目的とする作業を実行する上でさらに便利な形態のものにすることが考えられる。例えば、車体と、車体の左右両側に配される車輪等を有する左右の走行構造体とよりなる無人操作型の作業車両を用いて、車体を畝に架け渡した状態に配置し、畝の左右両側に左右の走行構造体を配して、農作業をすること等が考えられる。
【0004】
また、このような形態の作業車両において、車体にも左右の走行構造体にも電装機器等を配置する場合、これらの電装機器等を冷却するのに適応した冷却回路構造が求められる。
【0005】
ここで、例えば、特許文献1には、車体フレームの、前輪と後輪との間の部位にて、左右一対のラジエータを支持するダンプトラックを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6243005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の車両は、一体状の車体フレームに、前輪及び後輪も、ラジエータも、ラジエータにて冷却されるエンジン等の冷却対象機器も、全て支持された構成である。一方、上述のように考えられる無人走行式の作業車両において、上述のように配置される電装機器等を冷却するのに適した冷却回路構造等を考える上で、例えば、作業車両が、本来別個の車体と左右の走行構造体とを接続してなるものであるという点等を考慮して、メンテナンス性や、回路のいずれかの箇所のトラブルが他の部位に影響しないような点等に配慮した冷却回路構造等を構築することが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る作業車両は、車体と、前記車体の左側及び右側に設けられた左右の走行構造体と、を備え、前記車体には、第1機器と、前記第1機器の温度を調整する第1調整装置とが配置され、前記左右の走行構造体のうち一方には、第2機器と、前記第2機器の温度を調整する第2調整装置とが配置され、前記左右の走行構造体のうち他方には、第3機器と、前記第3機器の温度を調整する第3調整装置とが配置されている。
【0009】
前記第1調整装置、前記第2調整装置、及び前記第3調整装置のうち少なくとも一つはラジエータであってもよい。
【0010】
前記第1調整装置はラジエータであり、前記車体の前部に配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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