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公開番号2025100220
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217424
出願日2023-12-22
発明の名称作業機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B62D 49/00 20060101AFI20250626BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】走行地の状況に適応した状態での走行状態で走行することを可能にできる作業機を提供する。
【解決手段】車体横幅方向に延びる支点軸芯を有する支点軸28を介して車体フレーム15に連結されて、支点軸芯を揺動軸芯にして上下揺動可能な状態で車体フレーム15に支持されている保持フレーム25が備えられている。保持フレーム25に保持されて車体フレーム15に上下揺動可能な状態で取り付けられている車輪2,3が備えられている。支点軸28の位置変更を行う支点軸変更機構が備えられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車体横幅方向に延びる支点軸芯を有する支点軸を介して車体フレームに連結されて、前記支点軸芯を揺動軸芯にして上下揺動可能な状態で前記車体フレームに支持されている保持フレームと、
前記保持フレームに保持されて前記車体フレームに上下揺動可能な状態で取り付けられている車輪と、
前記支点軸の位置変更を行う支点軸変更機構と、が備えられている作業機。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記支点軸変更機構は、前記支点軸を、前記車体フレームに対して任意の位置に位置変更する請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記支点軸変更機構は、前記支点軸を、前記車体フレームに対して前後方向に段階的に位置変更する請求項1に記載の作業機。
【請求項4】
前記支点軸の前記位置変更を行うアクチュエータと、
前記支点軸の位置を指定する人為操作装置と、を備え、
前記支点軸変更機構は、前記人為操作装置による位置の指定に対応して前記支点軸の位置を前記アクチュエータで変更する請求項1または2に記載の作業機。
【請求項5】
前記支点軸の前記位置変更を行うアクチュエータと、
車体の操向操作を行う操向操作具の作動を検出する第1検出装置と、を備え、
前記支点軸変更機構は、前記第1検出装置で検出された検出結果に対応して前記支点軸の位置を前記アクチュエータで変更する請求項1または2に記載の作業機。
【請求項6】
前記支点軸の前記位置変更を行うアクチュエータと、
車体の前方の走行面状態を検出する第2検出装置と、を備え、
前記支点軸変更機構は、前記第2検出装置で検出された前記走行面状態に対応して前記支点軸の位置を前記アクチュエータで変更する請求項1または2に記載の作業機。
【請求項7】
前記支点軸の前記位置変更を行うアクチュエータと、
作業内容を検出する第3検出装置と、を備え、
前記支点軸変更機構は、前記第3検出装置で検出された作業内容に対応して前記支点軸の位置を前記アクチュエータで変更する請求項1または2に記載の作業機。
【請求項8】
前記支点軸に設けられ、動力源からの動力が伝達される支点軸側の伝動輪体と、
前記保持フレームに設けられ、前記車輪に動力を伝達する車輪側の伝動輪体と、
前記支点軸側の伝動輪体と前記車輪側の伝動輪体とに巻回された無端回動伝動体と、が備えられている請求項1に記載の作業機。
【請求項9】
前記無端回動伝動体を張り操作する張り操作部材と、
前記張り操作部材を前記無端回動伝動体に押し付け付勢する付勢機構と、が備えられている請求項8に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に示されるように、前車輪と後車輪とによって車体が支持される作業機(トラクタ)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-125107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、走行地が不整地である場合、走行地の凹部に車輪が入ることにより、あるいは走行地の凸部に車輪が乗り上がることにより、車体の対地姿勢が変化し易い。走行地が傾斜している場合、車体が走行地に沿って傾斜し、傾斜角度によってはスリップし易い。車体の対地姿勢が変化してしまう、あるいは車体がスリップしてしまうと、たとえば作業深さが変化するなど作業の仕上がりが悪くなる。
【0005】
本発明は、走行地の状況に適応した走行状態で走行することを可能にできる作業機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による作業機は、
車体横幅方向に延びる支点軸芯を有する支点軸を介して車体フレームに連結されて、前記支点軸芯を揺動軸芯にして上下揺動可能な状態で前記車体フレームに支持されている保持フレームと、前記保持フレームに保持されて前記車体フレームに上下揺動可能な状態で取り付けられている車輪と、前記支点軸の位置変更を行う支点軸変更機構と、が備えられている。
【0007】
本構成によると、保持フレームの上下揺動によって車輪が支点軸芯を揺動支点にして車体フレームに対して昇降するので、たとえば、車輪が凹部に入った場合、保持フレームが下降揺動して車輪が車体フレームに対して下降し、凹部による車体の姿勢変化などが防止あるいは抑制されるようにできる。車輪が凸部に乗り上がった場合、保持フレームが上昇揺動して車輪が車体フレームに対して上昇し、凸部による車体の姿勢変化などが防止あるいは抑制されるようにできる。傾斜地の場合、車体フレームに対する保持フレームの揺動角を走行地の傾斜角に対応させて設定し、車輪の車体フレームに対する上下方向での位置を設定して走行地の傾斜にかかわらず車体が水平あるいは水平に近い姿勢に維持されるようにできる。車体フレームに対する支点軸の位置変更を行うことによって車体フレームにおける保持フレームの連結位置が変化するので、車体フレームにおける保持フレームの連結位置を調整して保持フレームの揺動による車輪の昇降が適切に行われるように、車体フレームに対する車輪の位置設定が適切であるようにできる。
つまり、走行地の状況に適応した状態での走行状態で走行することを可能にできる。
【0008】
本発明においては、
前記支点軸変更機構は、前記支点軸を、前記車体フレームに対して任意の位置に位置変更すると好適である。
【0009】
本構成によると、車体フレームにおける保持フレームの連結位置を走行地の状況に対応させて任意の位置に調整できるので走行地の状況に適応した走行状態での走行を可能にできる。
【0010】
本発明においては、
前記支点軸変更機構は、前記支点軸を、前記車体フレームに対して前後方向に段階的に位置変更すると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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