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公開番号2025101160
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217803
出願日2023-12-25
発明の名称移植機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250630BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】簡易な構成で横送り機構の横送り量を検出可能な移植機の提供。
【解決手段】苗マットを載置する苗載台と、苗マットから苗を取り出して圃場に苗を移植する植付機構と、植付機構の駆動と連動して苗載台を左右方向に往復駆動する横送り機構22と、横送り機構22が往復駆動する速さである横送り量を変更する横送り量変更機構16と、横送り量変更機構16の動きに連動して横送り量を自動的に検出する検出部34と、が備えられている移植機。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
苗マットを載置する苗載台と、
前記苗マットから苗を取り出して圃場に苗を移植する植付機構と、
前記植付機構の駆動と連動して前記苗載台を左右方向に往復駆動する横送り機構と、
前記横送り機構が往復駆動する速さである横送り量を変更する横送り量変更機構と、
前記横送り量変更機構の動きに連動して前記横送り量を自動的に検出する検出部と、が備えられている移植機。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記横送り量変更機構と連結され、前記横送り量を変更するための人為操作を受け付けるリンク式操作具が備えられ、
前記検出部は、前記リンク式操作具の操作に基づいて変更される前記横送り量を検出するように構成され、
前記検出部は、前記リンク式操作具を挟んで前記横送り量変更機構側と反対側に配置されている請求項1に記載の移植機。
【請求項3】
前記横送り量変更機構は機体の左右方向における中央領域に配置され、
前記検出部は、前記横送り量変更機構に対して機体横外側の領域に配置されている請求項1に記載の移植機。
【請求項4】
前記横送り機構は機体の左右方向に沿って延ばされ、
前記検出部は、機体の左右方向において前記横送り機構の機体横外側の端部に対応する領域に配置されている請求項3に記載の移植機。
【請求項5】
前記横送り機構は機体の左右方向に沿って延ばされ、
前記検出部は、機体の左右方向において前記横送り機構の機体横外側の端部よりも機体横外側の領域に配置されている請求項3に記載の移植機。
【請求項6】
前記横送り量変更機構と連結され、前記横送り量を変更するための人為操作を受け付けるリンク式操作具が備えられ、
前記リンク式操作具に、前記人為操作を受け付ける揺動レバーと、前記揺動レバーに枢支連結されるとともに前記横送り量変更機構に連結された第一ロッドと、前記揺動レバーに枢支連結されるとともに前記検出部に連結された第二ロッドと、が備えられている請求項1から5の何れか一項に記載の移植機。
【請求項7】
前記第二ロッドは、前記揺動レバーのうち、前記第一ロッドとの連結箇所よりも前記揺動レバーの揺動軸芯側の箇所に枢支連結されている請求項6に記載の移植機。
【請求項8】
前記検出部は、揺動式のポテンショメータであって、前記第二ロッドに枢支連結されている請求項6に記載の移植機。
【請求項9】
前記検出部によって検出された前記横送り量を作業情報として取得する取得部と、
前記横送り量を含む前記作業情報を報知する報知部と、が備えられている請求項1から5の何れか一項に記載の移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移植機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特開2010-213638号公報(特許文献1)に開示された移植機では、横送り機構に、苗載台の横送り量を検出する検出部(文献では「横送りセンサ(104)」)が備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-213638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで苗載台の裏面部分において、特に横送り機構の位置する箇所では他の機構や機器等で込み合いがちとなる。また、横送り機構は田植えの作業中には常に動作している部分であるため、検出部が常に横送り機構と連動する構成であると、検出部が摺動摩耗等の要因によって故障する可能性も考えられる。このため、いかに簡素な構成で横送り量を検出できるかが課題となる。
【0005】
本発明の目的は、簡易な構成で横送り機構の横送り量を検出可能な移植機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による移植機には、苗マットを載置する苗載台と、前記苗マットから苗を取り出して圃場に苗を移植する植付機構と、前記植付機構の駆動と連動して前記苗載台を左右方向に往復駆動する横送り機構と、前記横送り機構が往復駆動する速さである横送り量を変更する横送り量変更機構と、前記横送り量変更機構の動きに連動して前記横送り量を自動的に検出する検出部と、が備えられていることを特徴とする。
【0007】
本発明によると、検出部は横送り量変更機構の動きに連動して横送り量を自動的に検出する。この構成であれば、検出部は横送り量変更機構が動いた時だけに動き、検出部が常に横送り機構と連動する構成と比較して、検出部が摺動摩耗する虞が軽減される。これにより、簡易な構成で横送り機構の横送り量を検出可能な移植機が実現される。
【0008】
本発明において、前記横送り量変更機構と連結され、前記横送り量を変更するための人為操作を受け付けるリンク式操作具が備えられ、
前記検出部は、前記リンク式操作具の操作に基づいて変更される前記横送り量を検出するように構成され、
前記検出部は、前記リンク式操作具を挟んで前記横送り量変更機構側と反対側に配置されていると好適である。
【0009】
本構成によると、検出部がリンク式操作具の操作に基づいて変更される横送り量を検出する。この構成であれば、検出部がリンク式操作具の操作量や操作位置を検出し、当該操作量や操作位置を横送り量として検出する構成が可能となる。これにより、検出部が横送り量変更機構の動作を直接検出する構成と比較して、検出部の構成が簡素化される。また、検出部がリンク式操作具を挟んで横送り量変更機構側と反対側に設けられている。この構成であれば、横送り機構や横送り量変更機構の位置する側に検出部が設けられる構成と比較して、横送り機構や横送り量変更機構等の機器や、他のセンサ類等との干渉を回避したスペースに配置し易くなり、メンテナンスも容易になる。
【0010】
本発明において、前記横送り量変更機構は機体の左右方向における中央領域に配置され、前記検出部は、前記横送り量変更機構に対して機体横外側の領域に配置されていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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