TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025102230
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219556
出願日
2023-12-26
発明の名称
作業車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
A01B
59/043 20060101AFI20250701BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】本発明は、作業装置の姿勢を状況に応じて適正な状態にできる作業車両を提供する。
【解決手段】本発明は、走行可能な車体と、車体に取り付けられた連結機構であって、作業装置を連結支持する連結機構と、を備え、連結機構は、それぞれが車体の幅方向に延びる軸線周りで回転可能に車体に連結された第一端部及び該第一端部の反対側の第二端部を有する一対のロアリンクであって、車体の幅方向に間隔をあけて配置され、第二端部に対して作業装置が直接的又は間接的に連結される一対のロアリンクと、一対のロアリンクのそれぞれに対応して配置される一対のアクチュエータであって、それぞれが軸線を中心に対応するロアリンクを揺動させる一対のアクチュエータと、を有し、一対のアクチュエータは、それぞれ独立して作動可能である。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
走行可能な車体と、
前記車体に取り付けられた連結機構であって、作業装置を連結支持する連結機構と、を備え、
前記連結機構は、
それぞれが前記車体の幅方向に延びる軸線周りで回転可能に前記車体に連結された第一端部及び該第一端部の反対側の第二端部を有する一対のロアリンクであって、前記車体の幅方向に間隔をあけて配置され、前記第二端部に対して前記作業装置が直接的又は間接的に連結される一対のロアリンクと、
前記一対のロアリンクのそれぞれに対応して配置される一対のアクチュエータであって、それぞれが前記軸線を中心に対応するロアリンクを揺動させる一対のアクチュエータと、を有し、
前記一対のアクチュエータは、それぞれ独立して作動可能である作業車両。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記一対のアクチュエータのそれぞれは、一方向に伸縮可能に構成されるとともに、自身が伸縮するために駆動する電動モータを有するシリンダ装置であり、対応する前記ロアリンクと前記車体とに跨るように配置され、前記一方向の両端部が前記ロアリンク及び前記車体に連結されている請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記一対のアクチュエータのそれぞれは、自身が伸縮するために作動油を吐出する油圧ポンプであって、前記電動モータによって駆動される油圧ポンプを含む電動油圧シリンダである請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記ロアリンク及び前記アクチュエータの少なくとも何れか一方には、前記ロアリンク及び前記アクチュエータの少なくとも何れか他方と連結可能な連結位置が複数設定され、
前記連結機構は、
前記一対のロアリンクのそれぞれの前記軸線を中心とした回転角度を検出する角度センサを備える請求項2に記載の作業車両。
【請求項5】
前記連結機構は、前記一対のロアリンクの第二端部同士を連結する連結フレームであって、前記作業装置を掛止可能な掛止部を含む連結フレームを有し、前記連結フレームの両端部は、球面軸受を介して前記一対のロアリンクのそれぞれの前記第二端部に支持される請求項1に記載の作業車両。
【請求項6】
前記連結機構は、前記作業装置を掛止可能な一対の掛止部材であって、前記一対のロアリンクの第二端部のそれぞれに連結された一対の掛止部材を有する請求項1に記載の作業車両。
【請求項7】
前記連結機構は、前記一対のロアリンクの上方に配置されるアッパリンクを有し、
前記アッパリンクは、前記幅方向に延びる軸線周りで回転可能に前記車体に連結された基端部と、前記基端部の反対側の先端部と、を含み、
前記先端部は、前記幅方向に延びる軸線周りで回転可能に前記連結フレームに連結されている請求項5に記載の作業車両。
【請求項8】
前記連結機構は、前記一対のロアリンクの上方に配置されるアッパリンクを有し、
前記アッパリンクは、前記幅方向に延びる軸線周りで回転可能に前記車体に連結された基端部と、前記基端部の反対側の先端部と、を有し、
前記アッパリンクの前記先端部は、前記作業装置を掛止可能である請求項6に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の作業を行う作業装置を連結支持する連結機構を備えた作業車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、トラクタ等の作業車両は、走行中に作業を行う作業装置を連結する連結機構を備える。また、この種の作業車両は、地形等の影響で作業車両が走行中に幅方向で傾く場合、連結機構を作動させ、作業装置の姿勢を作業車両の姿勢に反して適正な姿勢(水平状態)に保つ姿勢維持機能を備える(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
具体的には、連結機構は、それぞれが車体の幅方向に延びる軸線周りで回転可能に車体に連結された第一端部及び該第一端部の反対側の第二端部を有する一対のロアリンクであって、車体の幅方向に間隔をあけて配置され、第二端部に対して作業装置が直接的又は間接的に連結される左右一対のロアリンクと、一対のロアリンクのうちの一方のロアリンクを回転させ、一方のロアリンクの第二端部を昇降させるリフトシリンダとを備える。一対のロアリンクは、作業車両の車体中心を基準に車体の幅方向において対称的に配置される。これにより、上記構成の連結機構は、作業装置が一対のロアリンクの第二端部のそれぞれに連結されることで、作業装置の幅方向の二カ所を支持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-151202号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記構成の作業車両は、姿勢維持機能において、リフトシリンダを伸縮させて一方のロアリンクの第二端部を昇降させることで、作業装置の姿勢を作業車両の姿勢(傾き)に反して水平状態で維持させる。そのため、作業車両に連結された作業装置は、他方のロアリンクの第二端部(作業装置を支持する二カ所のうちの他方)を支点(中心)に幅方向に傾動する。すなわち、上記構成の作業車両(連結機構)は、作業車両の幅方向において、車体の中央からずれた位置を中心(支点)に作業装置の姿勢を回復させる。
【0006】
そのため、作業車両が車体の幅方向の中央を中心に傾くように場合、作業装置の姿勢を作業車両の状況(姿勢)を踏まえた状態にするのに限界がある。また、一方のロアリンクの揺動範囲には限りがあるため、作業装置の姿勢を維持させるにも限界がある。
【0007】
そこで、本発明は、作業装置の姿勢を状況に応じて適正な状態にできる作業車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の作業車両は、走行可能な車体と、前記車体に取り付けられた連結機構であって、作業装置を連結支持する連結機構と、を備え、前記連結機構は、それぞれが前記車体の幅方向に延びる軸線周りで回転可能に前記車体に連結された第一端部及び該第一端部の反対側の第二端部を有する一対のロアリンクであって、前記車体の幅方向に間隔をあけて配置され、前記第二端部に対して前記作業装置が直接的又は間接的に連結される一対のロアリンクと、前記一対のロアリンクのそれぞれに対応して配置される一対のアクチュエータであって、それぞれが前記軸線を中心に対応するロアリンクを揺動させる一対のアクチュエータと、を有し、前記一対のアクチュエータは、それぞれ独立して作動可能である。
【0009】
本発明の一態様として、前記一対のアクチュエータのそれぞれは、一方向に伸縮可能に構成されるとともに、自身が伸縮するために駆動する電動モータを有するシリンダ装置であり、対応する前記ロアリンクと前記車体とに跨るように配置され、前記一方向の両端部が前記ロアリンク及び前記車体に連結されてものよい。
【0010】
本発明の他態様として、前記一対のアクチュエータのそれぞれは、自身が伸縮するために作動油を吐出する油圧ポンプであって、前記電動モータによって駆動される油圧ポンプを含む電動油圧シリンダであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社クボタケミックス
管枕
9日前
株式会社クボタ
作業機
16日前
株式会社クボタ
作業車
10日前
株式会社クボタ
移植機
11日前
株式会社クボタ
作業機
16日前
株式会社クボタ
作業機
16日前
株式会社クボタ
収穫機
16日前
株式会社クボタ
作業機
16日前
株式会社クボタ
移植機
11日前
株式会社クボタ
移植機
11日前
株式会社クボタ
移植機
11日前
株式会社クボタ
移植機
11日前
株式会社クボタ
収穫機
11日前
株式会社クボタ
移植機
11日前
株式会社クボタ
移植機
12日前
株式会社クボタ
移植機
12日前
株式会社クボタ
作業車両
9日前
株式会社クボタ
作業車両
16日前
株式会社クボタ
キャビン
10日前
株式会社クボタ
キャビン
10日前
株式会社クボタ
作業車両
11日前
株式会社クボタ
作業車両
9日前
株式会社クボタ
作業車両
9日前
株式会社クボタ
作業機械
11日前
株式会社クボタ
作業車両
11日前
株式会社クボタ
作業装置
11日前
株式会社クボタ
作業車両
11日前
株式会社クボタ
作業車両
11日前
株式会社クボタ
作業車両
11日前
株式会社クボタ
作業車両
11日前
株式会社クボタ
作業車両
11日前
株式会社クボタ
作業車両
9日前
株式会社クボタ
作業車両
9日前
株式会社クボタ
作業車両
9日前
株式会社クボタ
作業車両
9日前
株式会社クボタ
作業車両
9日前
続きを見る
他の特許を見る