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公開番号2025104127
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221994
出願日2023-12-27
発明の名称管挿入装置及び管挿入方法
出願人株式会社クボタ
代理人個人,個人
主分類F16L 21/00 20060101AFI20250702BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】管の挿し口を、被接合管の受口に容易に挿入可能なコンパクトな構成の管挿入装置を提供する。
【解決手段】管挿入装置1は、管W1の挿し口W1a側を把持する管把持部3の一対の把持部材31,32と、被接合管W2に取り付けられる被接合管取付部2と、一対の把持部材31,32における管W1の軸方向の基端部31a,32aに接続され、且つ、一対の把持部材31,32と被接合管取付部2とが近づくように一対の把持部材31,32を前記軸方向に移動させる移動部4とを有する。一対の把持部材31,32は、移動部4に接続された基端部31a,32aから挿し口W1aの開口側に向かって延びて管W1の外周面に接触し、且つ、先端31b,32bが、挿し口W1aの開口端に位置する挿し口突部W1cに軸方向に接触する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
挿し口と受口とを有する管の前記挿し口を、前記管と接合される被接合管の受口に挿入する管挿入装置であって、
前記管の挿し口側を把持する管把持部と、
前記被接合管に取り付けられる被接合管取付部と、
前記管把持部における前記管の軸方向の端部に接続され、且つ、前記管把持部と前記被接合管取付部とが近づくように前記管把持部または前記被接合管取付部の少なくとも一方を前記軸方向に移動させる移動部と、
を有し、
前記管把持部は、
前記移動部に接続された前記端部から前記挿し口の開口側に向かって延びて前記管の外周面に接触し、且つ、先端が、前記挿し口の開口端に位置する挿し口突部に軸方向に接触する、
管挿入装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
請求項1に記載の管挿入装置において、
前記管把持部は、
前記挿し口突部の突出高さと同等またはそれよりも小さい厚みを有する、
管挿入装置。
【請求項3】
請求項1に記載の管挿入装置において、
前記移動部は、
前記管把持部が前記外周面に密着し且つ先端が前記挿し口突部と接触する第1状態と、前記管把持部が前記外周面から離れる第2状態とに、切り替わるように、前記管把持部の前記端部を支持する支持部を有する、
管挿入装置。
【請求項4】
請求項1に記載の管挿入装置において、
前記管把持部の所定範囲が前記被接合管の受口に挿入されたことを検出する検出部をさらに有する、
管挿入装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の管挿入装置によって、挿し口と受口とを有する管の前記挿し口を、前記管と接合される被接合管の受口に挿入する管挿入方法であって、
前記管把持部を前記管の外周面に接触させ、且つ、前記挿し口側の先端を、前記挿し口突部に軸方向に接触させる接触工程と、
前記管把持部における前記管の軸方向の端部に接続された移動部によって、前記管把持部と前記被接合管取付部とが近づくように前記管把持部または前記被接合管取付部の少なくとも一方を前記軸方向に移動させる移動工程と、
前記管把持部の所定範囲が前記被接合管の受口に挿入されたことが検出された場合に、前記移動部による前記管把持部または前記被接合管取付部の少なくとも一方の移動を停止させる停止工程と、
を有する、管挿入方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管の挿し口を、前記管と接合される被接合管の受口に挿入するための管挿入装置及び管挿入方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
挿し口及び受口を有するダクタイル鋳鉄管(水道管の一例)の敷設工事などにおいて、地中の溝内に配置された被接合管に対して、管を接合する管接合作業が行われている。この管接合作業では、作業者は、まず、前記被接合管と接合される前記管を、前記溝内に吊り下ろす必要がある。その後、作業者は、前記溝内で、前記管と前記被接合管とを芯合わせして、前記管の挿し口を前記被接合管の受口に挿入し、前記挿し口と前記受口とを接合する必要がある。
【0003】
このような従来の管接合作業では、作業者は、前記溝内で前記被接合管に対する前記管の位置を確認しながら、前記管を前記溝内に吊り下ろす必要がある。また、作業者は、前記溝内で、前記管と前記被接合管との芯合わせを手作業で行う必要がある。
【0004】
このように、従来の管接合作業は、作業者の作業負担が大きく且つ狭い溝内で作業を行う必要があるため、作業性があまり良くなかった。
【0005】
これに対し、例えば特許文献1には、管を把持する把持部と、前記把持部に対して、前記把持部によって把持される前記管の挿し口の軸方向に位置し、前記管と接合される被接合管の受口側の外周面に接触する被接合管接触部とを有する作業機械の管接合用アタッチメントが開示されている。この管接合用アタッチメントを用いることにより、前記管を把持して、前記管の挿し口を前記被接合管の受口に挿入することができる。前記管接合用アタッチメントは、前記作業機械のアームに取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-62320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、前記特許文献1に開示されている管接合用アタッチメントは、管を把持した状態で前記管の挿し口を被接合管の受口に挿入する。そのため、前記管接合用アタッチメントは、複雑な構成を有しており、大型で且つ重量も大きい。よって、前記管を把持する前記管接合用アタッチメントが取り付けられる作業機械も、大型化する。したがって、狭い工事現場等では、管接合作業に前記管接合用アタッチメントを用いることができない可能性がある。
【0008】
そこで、作業者が溝内で作業を行うことなく、管の挿し口を管の受口に容易に挿入可能なコンパクトな構成の管挿入装置が求められている。
【0009】
本発明の目的は、管の挿し口を被接合管の受口に容易に挿入可能なコンパクトな構成の管挿入装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態に係る管挿入装置は、挿し口と受口を有する管の前記挿し口を、前記管と接合される被接合管の受口に挿入する管挿入装置である。この管挿入装置は、前記管の挿し口側を把持する管把持部と、前記被接合管に取り付けられる被接合管取付部と、前記管把持部における前記管の軸方向の端部に接続され、且つ、前記管把持部と前記被接合管取付部とが近づくように前記管把持部または前記被接合管取付部の少なくとも一方を前記軸方向に移動させる移動部と、を有する。前記管把持部は、前記移動部に接続された前記端部から前記挿し口の開口側に向かって延びて前記管の外周面に接触し、且つ、先端が、前記挿し口の開口端に位置する挿し口突部に軸方向に接触する(第1の構成)。
(【0011】以降は省略されています)

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