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公開番号
2025105070
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223366
出願日
2023-12-28
発明の名称
作業車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
B60K
11/04 20060101AFI20250703BHJP(車両一般)
要約
【課題】車体に搭載された空気温度調整装置から走行構造体に搭載された冷却対象機器への効率的でコンパクトなダクト配管構造を実現する。
【解決手段】
作業車両1は、車体2に設けられたエアコンユニット51と冷却対象機器との間で冷却風を流通させる複数のダクト42、43、44を備え、車体2は、第1方向において対向する第1端部及び第2端部と、第1方向における第1端部と第2端部との間である中途部と、を有し、エアコンユニット51は、車体2の第1端部に設けられ、複数のダクト42、43、44のうち、エアコンユニット51から冷却対象機器に至るまで延びているダクト42、43は、第1端部から中途部に至る範囲では第1方向に延びる第1延伸部42a、43aを有しており、中途部において第1方向とは異なる方向に延びる第2延伸部42bを有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、
前記車体に設けられた冷却装置と、
前記冷却装置より吐出される冷却風により冷却される少なくとも1つの冷却対象機器と、
前記冷却装置と前記冷却対象機器との間で冷却風を流通させる複数のダクトと、
を備え、
前記車体は、第1方向において対向する第1端部及び第2端部と、前記第1方向における前記第1端部と前記第2端部との間である中途部と、を有し、
前記冷却装置は、前記車体の前記第1端部に設けられ、
前記複数のダクトのうち、前記冷却装置から前記冷却対象機器に至るまで延びているダクトは、前記第1端部から前記中途部に至る範囲では前記第1方向に延びる第1延伸部を有しており、前記中途部において前記第1方向とは異なる方向に延びる第2延伸部を有している作業車両。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1延伸部は、前記車体の上部に配置されている請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記複数のダクトは、
前記冷却装置より吐出される冷却風を前記冷却対象機器へと供給するため、前記冷却対象機器へと延設される往路ダクトと、
前記冷却対象機器を冷却した後の冷却風を前記冷却装置へと戻すため、前記冷却対象機器より延設される復路ダクトと、を有し、
前記往路ダクト及び前記復路ダクトのうち少なくとも前記往路ダクトは前記第1延伸部を有するダクトである請求項1又は2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記復路ダクトは前記第1方向とは異なる方向に延びる延伸部を有し、当該延伸部は、前記往路ダクトの前記第1方向とは異なる方向に延びる前記第2延伸部に対し平行に配置されている請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
前記往路ダクトは前記冷却対象機器を収納する筐体の下部に接続され、
前記復路ダクトは前記筐体の上部に接続される請求項3に記載の作業車両。
【請求項6】
前記冷却対象機器はバッテリである請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記復路ダクトは、前記冷却装置から前記冷却対象機器に至るまで延びて前記第1方向に延びる前記第1延伸部を有するダクトであり、
前記往路ダクトの前記第1延伸部と、前記復路ダクトの前記第1延伸部とが平行に配置されている請求項3に記載の作業車両。
【請求項8】
前記車体に、前記冷却対象機器とは別に、前記冷却装置からの冷却風により冷却される第2冷却対象機器が設けられており、
前記冷却装置から前記第2冷却対象機器に至るまで延びている少なくとも1本のダクトが、前記車体の前記第1端部から前記中途部に至る範囲にて前記第1方向に延びる前記第1延伸部を有する請求項7に記載の作業車両。
【請求項9】
前記車体に、前記冷却対象機器とは別に、前記冷却装置からの冷却風により冷却される第2冷却対象機器が設けられており、
前記第2冷却対象機器を収納する筐体内に、前記第2冷却対象機器を冷却した後の冷却風を前記冷却装置へと排出するための排風通路が形成されており、
前記復路ダクトは前記筐体に接続され、前記筐体内の前記排風通路に連通している請求項3に記載の作業車両。
【請求項10】
前記第2冷却対象機器はバッテリである請求項9に記載の作業車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、農作業等の作業を行うための作業車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、作業車両を用いての農作業等については、作業者が車両に乗り込んでの手動操作による作業形態から、作業者が端末装置等を用いて車両を遠隔操作する遠隔操縦型の作業形態や、圃場に設定されたルートに沿って車両をGPSにて走行させる自律走行型の作業形態等、作業車両を無人で走行させての作業形態に移行しつつある。
【0003】
したがって、車両の形態についても、従来の運転席を備えたトラクタ型のものから、農作業等、目的とする作業を実行する上でさらに便利な形態のものにすることが考えられる。例えば、車体と、車体の左右両側に配される車輪等を有する左右の走行構造体とよりなる無人操作型の作業車両を用いて、車体を畝に架け渡した状態に配置し、畝の左右両側に左右の走行構造体を配して、農作業をすること等が考えられる。
【0004】
また、このような形態の作業車両において、車体には車体に連結される作業装置等の駆動力源としてのバッテリを配置し、走行構造体には車輪駆動用の電動モータの駆動源としての別のバッテリを配置するということが考えられる。
【0005】
ここで、例えば、特許文献1に開示されているように、作業車両等に搭載されるバッテリパックを空冷システムにて冷却する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6091844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の無人走行式の作業車両において、車体にも走行構造体にも、別々にバッテリを搭載した場合に、それぞれのバッテリを収納するケースに対し、空調装置からの空気を冷却風として送り込む構成を考えるとき、このような空冷システムを構成する上で、ダクト構造が重要である。
【0008】
このダクト構造を実現する上で、上述のように車体や走行構造体に分散配置されるバッテリケースにいかに効率よく冷却風を送り込めるかということの他、例えば他の機器の配置スペースを考慮してコンパクトな配管構造とすること等、様々な課題の解消が求められる。特許文献1で開示されるダクト構造は、バッテリのケースと空調器との間で冷却風を循環させる単純な構成のものであり、作業車両の中でのバッテリパックの配置等を考慮したものではない。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態に係る作業車両は、車体と、前記車体に設けられた冷却装置と、前記冷却装置より吐出される冷却風により冷却される少なくとも1つの冷却対象機器と、前記冷却装置と前記冷却対象機器との間で冷却風を流通させる複数のダクトと、を備え、前記車体は、第1方向において対向する第1端部及び第2端部と、前記第1方向における前記第1端部と前記第2端部との間である中途部と、を有し、前記冷却装置は、前記車体の前記第1端部に設けられ、前記複数のダクトのうち、前記冷却装置から前記冷却対象機器
に至るまで延びているダクトは、前記第1端部から前記中途部に至る範囲では前記第1方向に延びる第1延伸部を有しており、前記中途部において前記第1方向とは異なる方向に延びる第2延伸部を有している。
【0010】
前記第1延伸部は、前記車体の上部に配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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