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公開番号
2025131234
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028847
出願日
2024-02-28
発明の名称
サトウキビ収穫機
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01D
45/10 20060101AFI20250902BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】搬送コンベアのメンテナンス作業を容易に行うことが可能なサトウキビ収穫機を提供する。
【解決手段】走行可能な走行機体と、走行機体に設けられ、刈り取られた作物を夾雑物と収穫物とに分離する分離装置5と、分離装置5からの収穫物を排出する搬送コンベア6と、搬送コンベア6を、走行機体に昇降可能に支持する昇降機構LMと、が備えられ、昇降機構LMは、通常作業用の昇降範囲である通常昇降範囲NRと、通常昇降範囲よりも下方の昇降範囲を含むメンテナンス用昇降範囲MRと、に搬送コンベア6を昇降させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
走行可能な走行機体と、
前記走行機体に設けられ、刈り取られた作物を夾雑物と収穫物とに分離する分離装置と、
前記分離装置からの収穫物を排出する搬送コンベアと、
前記搬送コンベアを前記走行機体に昇降可能に支持する昇降機構と、が備えられ、
前記昇降機構は、通常作業用の昇降範囲である通常昇降範囲と、前記通常昇降範囲よりも下方の昇降範囲を含むメンテナンス用昇降範囲と、に前記搬送コンベアを昇降させるサトウキビ収穫機。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記昇降機構へ前記搬送コンベアの昇降を指示する昇降操作具と、
前記昇降機構へ前記搬送コンベアの昇降範囲の制限の解除を指示する制限解除操作具と、が備えられ、
前記昇降機構は、前記制限解除操作具が制限の解除の指示を受け付けていないとき、前記昇降操作具が受け付けた指示に応じて前記通常昇降範囲で前記搬送コンベアを昇降させ、前記制限解除操作具が制限の解除の指示を受け付けたとき、前記メンテナンス用昇降範囲での前記搬送コンベアの昇降が可能となる請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項3】
前記走行機体に設けられた運転座席と、
前記運転座席の側方に設けられたサイドパネルと、が備えられ、
前記サイドパネルに、前記昇降操作具と前記制限解除操作具とが配置されている請求項2に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項4】
前記制限解除操作具は、前記昇降操作具の後方に配置されている請求項3に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項5】
前記制限解除操作具は、側面視で前記運転座席の背もたれ部と重複する請求項4に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項6】
前記搬送コンベアの角度を検出可能な角度センサが備えられ、
前記昇降機構は、前記角度センサの検出結果に基づいて、前記搬送コンベアの昇降動作を制御する請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項7】
前記搬送コンベアは、上下軸芯回りに旋回可能に構成され、
前記搬送コンベアが前記メンテナンス用昇降範囲で昇降しているとき、前記搬送コンベアの旋回動作を禁止する請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項8】
原動部からの動力を変速する変速装置と、
前記変速装置の変速状態を操作する変速操作具と、が備えられ、
前記変速操作具が中立位置であるとき、且つ、前記制限解除操作具が制限の解除の指示を受け付けたとき、前記通常昇降範囲から前記メンテナンス用昇降範囲への前記搬送コンベアの昇降が可能となる請求項2に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項9】
報知を行う報知装置が備えられ、
前記搬送コンベアが前記メンテナンス用昇降範囲で昇降するとき、前記報知装置を作動させる請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サトウキビ収穫機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
サトウキビ収穫機として、例えば、特許文献1に記載されているように、昇降可能な搬送コンベア(文献では「コンベア」)が備えられたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-101176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなサトウキビ収穫機では、搬送コンベアは、斜め上に延びる構成を有するため、搬送コンベアの搬送下流側の部分については、メンテナンスが困難なものであった。
【0005】
さらに、搬送コンベアには、搬送コンベアの搬送下流端部部分である排出部に、搬送コンベアを駆動するための油圧モータ等が備えられているものがある。排出部は高い位置に位置するため、手が届き難く、メンテナンスが困難であった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、搬送コンベアのメンテナンス作業を容易に行うことが可能なサトウキビ収穫機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のサトウキビ収穫機は、走行可能な走行機体と、前記走行機体に設けられ、刈り取られた作物を夾雑物と収穫物とに分離する分離装置と、前記分離装置からの収穫物を排出する搬送コンベアと、前記搬送コンベアを、前記走行機体に昇降可能に支持する昇降機構と、が備えられ、前記昇降機構は、通常作業用の昇降範囲である通常昇降範囲と、前記通常昇降範囲よりも下方の昇降範囲を含むメンテナンス用昇降範囲と、に前記搬送コンベアを昇降させる。
【0008】
この発明によれば、メンテナンス等のときには、搬送コンベアを、通常の昇降範囲である通常昇降範囲よりも下方の昇降範囲を含むメンテナンス用昇降範囲に、下降させることが可能となる。メンテナンス用昇降範囲にある搬送コンベアの搬送下流側の部分は、通常昇降範囲にある場合と比べて、メンテナンスを行う者の手が届き易い位置に位置することとなる。その結果、搬送コンベアのメンテナンス作業を容易に行うことが可能となる。
【0009】
本発明においては、前記昇降機構へ前記搬送コンベアの昇降を指示する昇降操作具と、 前記昇降機構へ前記搬送コンベアの昇降範囲の制限の解除を指示する制限解除操作具と、が備えられ、前記昇降機構は、前記制限解除操作具が制限の解除の指示を受け付けていないとき、前記昇降操作具が受け付けた指示に応じて前記通常昇降範囲で前記搬送コンベアを昇降させ、前記制限解除操作具が制限の解除の指示を受け付けたとき、前記メンテナンス用昇降範囲での前記搬送コンベアの昇降が可能となると好適である。
【0010】
この構成によれば、制限解除操作具が制限解除の指示を受け付けたときにのみ、メンテナンス用昇降範囲での搬送コンベアの昇降が可能となるため、意図せず搬送コンベアをメンテナンス用昇降範囲で昇降させてしまうという不都合を回避することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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