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公開番号2025102299
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219647
出願日2023-12-26
発明の名称移植機
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250701BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】苗の植え付け作業の作業効率の向上を図ることのできる移植機を提供する。
【解決手段】移植機は、圃場に苗を植え付ける植付作業機と、植付作業機を後方に装着して走行する走行体と、走行体の前部における機体幅方向の端部側に設けられた少なくとも1つの前部予備苗台装置と、前部予備苗台装置の後方且つ走行体の後部における機体幅方向の端部側に設けられた少なくとも1つの後部予備苗台装置と、を備え、後部予備苗台装置は、前部予備苗台装置よりも機体幅方向外方に配置されている。
【選択図】図1C
特許請求の範囲【請求項1】
圃場に苗を植え付ける植付作業機と、
前記植付作業機を後方に装着して走行する走行体と、
前記走行体の前部における機体幅方向の端部側に設けられた少なくとも1つの前部予備苗台装置と、
前記前部予備苗台装置の後方且つ前記走行体の後部における前記機体幅方向の端部側に設けられた少なくとも1つの後部予備苗台装置と、
を備え、
前記後部予備苗台装置は、前記前部予備苗台装置よりも機体幅方向外方に配置されている移植機。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記前部予備苗台装置及び前記後部予備苗台装置は、予備の苗トレイを載置する予備苗台を有し、
前記後部予備苗台装置の前記予備苗台の前記機体幅方向の外端は、前記前部予備苗台装置の前記予備苗台の前記機体幅方向の外端よりも機体幅方向外方に位置している請求項1に記載の移植機。
【請求項3】
前記予備苗台は、予備の苗トレイを載置する使用姿勢と、前記使用姿勢から起立させた姿勢である折り畳み姿勢とに変更自在であり、
前記前部予備苗台装置及び前記後部予備苗台装置の前記予備苗台が前記使用姿勢であるときに、前記後部予備苗台装置の前記予備苗台の前記機体幅方向の外端が、前記前部予備苗台装置の前記予備苗台の前記機体幅方向の外端よりも機体幅方向外方に位置し、
前記後部予備苗台装置の前記予備苗台は、前記折り畳み姿勢にしたときに、前記使用姿勢である前記前部予備苗台装置の前記予備苗台の前記機体幅方向の外端よりも機体幅方向内方に位置する請求項2に記載の移植機。
【請求項4】
前記前部予備苗台装置は、前記予備苗台が取り付けられるフレーム部材を有し、
前記後部予備苗台装置は、前記予備苗台が取り付けられるフレーム部材を有し、
前記前部予備苗台装置のフレーム部材は、前記走行体の機体幅方向の端部側に設けられ、
前記後部予備苗台装置のフレーム部材は、前記走行体の前記機体幅方向の端部側に、前記前部予備苗台装置のフレーム部材よりも機体幅方向外方に配置されて設けられている請求項2または3に記載の移植機。
【請求項5】
前記走行体の後部に搭載された運転席と、
前記運転席と前記植付作業機との間に設けられたリアステップと、
を備え、
前記植付作業機は、苗トレイが載せられる苗載せ台を有し、
前記リアステップは、前記苗載せ台よりも機体幅方向外方に突出しており、該突出する部位の前記機体幅方向の外端側に前記後部予備苗台装置が配置されている請求項1~3のいずれか1項に記載の作業機。
【請求項6】
前記走行体の後部に搭載された運転席と、
前記運転席と前記植付作業機との間に設けられたリアステップと、
を備え、
前記植付作業機は、苗トレイが載せられる苗載せ台であって前記機体幅方向に並べて配置される複数の苗載せ台を有し、
前記リアステップの前記機体幅方向の一側の部位は、前記複数の苗載せ台のうちの前記機体幅方向の前記一側にある前記苗載せ台よりも機体幅方向外方に突出しており、
前記リアステップの前記機体幅方向の他側の部位は、前記複数の苗載せ台のうちの前記機体幅方向の前記他側にある前記苗載せ台よりも機体幅方向外方に突出している請求項1に記載の移植機。
【請求項7】
前記前部予備苗台装置及び前記後部予備苗台装置は、前記走行体の前記機体幅方向の両側に設けられており、
前記後部予備苗台装置の一方は、前記リアステップの前記一側の部位の前記機体幅方向の外端側に配置され、
前記後部予備苗台装置の他方は、前記リアステップの前記他側の部位の前記機体幅方向の外端側に配置されている請求項6に記載の移植機。
【請求項8】
前記走行体は、前記運転席を有する運転部の床面を形成するフロアステップと、前記フロアステップから前記機体幅方向の一側方に張り出し状に設けられた一方の側部ステップ及び他側方に張り出し状に設けられた他方の側部ステップと、を有し、
前記リアステップの前記一側の部位は、前記一方の側部ステップの後方に配置され、
前記リアステップの前記他側の部位は、前記他方の側部ステップの後方に配置されている請求項6または7に記載の移植機。
【請求項9】
前記走行体は、当該走行体の後部に設けられた前記機体幅方向一対の後輪を有し、
前記リアステップの前記一側の部位は、一方の前記後輪の上方に、該一方の後輪よりも前記機体幅方向外方に突出するように設けられ、
前記リアステップの前記他側の部位は、他方の前記後輪の上方に、該他方の後輪よりも前記機体幅方向外方に突出するように設けられている請求項6または7に記載の移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、圃場に野菜の苗を植え付ける乗用野菜移植機に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示された移植機が知られている。
【0003】
特許文献1に開示された移植機は、圃場に苗を植え付ける植付作業機と、該植付作業機を後方に装着して走行する走行体とを備えている。走行体の前部には、植付作業機に苗を補給するために、予備の苗を載置しておく予備苗台装置が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-202798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、移植機にあっては、植付作業機及び予備苗台装置に搭載した苗がなくなると、植付作業機による苗の植え付け作業を停止して、予備苗が置いてある畦や道路等の場所まで移動し、植付作業機及び予備苗台装置に苗を搭載した後に、苗を植え付けていた位置まで戻って苗の植え付け作業を行わなければならないが、その回数が多いと作業ロスが大きい。従来、この作業ロスが大きいことに起因する作業効率における問題がある。
【0006】
本発明は、前記問題点に鑑みて、苗の植え付け作業の作業効率の向上を図ることのできる移植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る移植機は、圃場に苗を植え付ける植付作業機と、前記植付作業機を後方に装着して走行する走行体と、前記走行体の前部における機体幅方向の端部側に設けられた少なくとも1つの前部予備苗台装置と、前記前部予備苗台装置の後方且つ前記走行体の後部における前記機体幅方向の端部側に設けられた少なくとも1つの後部予備苗台装置と、を備え、前記後部予備苗台装置は、前記前部予備苗台装置よりも機体幅方向外方に配置されている。
【発明の効果】
【0008】
上記の移植機によれば、前部予備苗台装置に加えて後部予備苗台装置を設けることにより、移植機に搭載することのできる苗の数を増やすことができ、苗の植え付け作業の作業効率を向上させることができる。
【0009】
また、走行体の後方に植付作業機が装着される移植機にあっては、走行体の後部に後部予備苗台装置を設けた場合、該後部予備苗台装置が、植付作業機に苗を補給する際の苗補給作業の妨げになる場合が考えられる。上記の移植機によれば、後部予備苗台装置を、前部予備苗台装置よりも機体幅方向外方に配置することで、後部予備苗台装置が苗補給作業の妨げになるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
乗用野菜移植機の概略側面図である。
乗用野菜移植機の概略平面図である。
乗用野菜移植機の概略正面図である。
乗用野菜移植機の走行系構成及び制御ブロック図である。
運転席の前方のステアリングコラムを運転席側から見た図である。
乗用移植機の概略平面図である。
乗用野菜移植機の予備苗台の上部箇所の左側面図である。
連結枠の中央箇所に取り付けられた位置検出装置の平面図である。
乗用野菜移植機の予備苗台の上部箇所を後方左下から見た分解斜視図である。
乗用野菜移植機の予備苗台の上部箇所を後方左上から見た分解斜視図である。
連結枠を格納姿勢にした状態の予備苗台の上部箇所の左側面図である。
前部予備苗台装置の予備苗台を使用姿勢にした状態を示す乗用野菜移植機の部分正面図である。
苗トレイの斜視図である。
苗トレイの移動経路と空トレイ受け部を示す側面図である。
機体の側面図である。
走行体の正面斜視図である。
走行体等の平面図である。
予備苗台の使用姿勢と折り畳み姿勢とを示す背面図である。
走行体及び後部予備苗台装置の背面斜視図である。
走行体及び後部予備苗台装置の背面図である。
後部予備苗台装置の支持部分の斜視図である。
空トレイ載置装置及びその周囲の平面図である。
空トレイ載置装置及びその周囲の正面図である。
空トレイ載置装置の斜視図である。
空トレイ載置部材の平面図である。
図11BのZ1-Z1線矢視断面図である。
図11BのZ2-Z2線矢視断面図である。
回り止め構造の斜視図である。
保持部材等の斜視図である。
回り止め構造の側面断面図である。
空トレイ載置装置の右側面図である。
支持部材の斜視図である。
押さえ部材、支持部材等の正面断面図である。
メインフレームの斜視図である。
メインフレーム及び植付作業機の側面図である。
メインフレーム及び植付作業機の平面図である。
移植ユニットの平面図である。
ユニットフレームの前側支持を示す背面図である。
ユニットフレームの後側支持を示す平面図である。
ユニットフレームの後側支持を示す側面図である。
駆動主軸に動力を入力する動力入力部の側面図である。
動力入力部の平面図である。
作業機装着装置を示す側面図である。
メインフレームの支持構造の背面図である。
ローリング機構の背面図である。
ローリング機構の側面図である。
感知ローラの支持構造の側面図である。
感知ローラの支持構造の背面図である。
感知ローラの支持構造の背面図である。
第1移植ユニット及び第2移植ユニットの平面図である。
植付深さ調節機構及び植付昇降機構を示す側面図である。
植付深さ調節機構を示す背面図である。
覆土圧調節機構を示す側面図である。
操作部を示す平面図である。
植付昇降機構を示す平面図である。
植付昇降機構の側面図である。
メインフレーム及び苗載せ台を示す平面図である。
苗載せ台を示す平面図である。
第1苗載せ台及び第2苗載せ台の連結構造を示す背面図である。
苗載せ台の下部の側面図である。
横送り機構を示す背面図である。
トレイ送り機構及び苗取出装置を示す側面図である。
アンテナユニットを配置する範囲を示す平面図である。
アンテナユニットを配置する範囲を示す平面図である。
アンテナユニットを配置する範囲を示す平面図である。
アンテナユニットを植付作業機の上方に配置した場合を示す側面図である。
アンテナユニットを植付作業機の上方に配置した場合を示す背面図である。
アンテナユニットを走行体の後部上方に配置した場合を示す側面図である。
アンテナユニットを走行体の後部上方に配置した場合を示す背面図である。
アンテナユニットを走行体の後部上方に配置した場合を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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