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公開番号2025101932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219038
出願日2023-12-26
発明の名称作業車両
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類B60K 15/077 20060101AFI20250701BHJP(車両一般)
要約【課題】燃料電池で駆動する作業車両に関し、作業車両側において燃料タンクへの充填状態を把握する。
【解決手段】作業車両は、燃料電池24と、燃料電池に供給する水素を収容する水素タンク13と、水素タンク13における水素の状態を検出するセンサ82と、センサ82の検出値に応じた情報を報知する報知装置71と、を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
燃料電池と、
前記燃料電池に供給する水素を収容する水素タンクと、
前記水素タンクにおける水素の状態を検出するセンサと、
前記センサの検出値に応じた情報を報知する報知装置と、を備える、作業車両。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記水素タンクに水素を充填するための充填口を備え、
前記報知装置が、前記充填口の近傍に配置される、請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記水素タンクに水素を充填するための充填口を備え、
前記報知装置が、表示装置であり、前記充填口を所定の方向から見たときにその視界内に含まれる範囲内に配置される、請求項1に記載の作業車両。
【請求項4】
運転席を備え、
前記報知装置が、前記運転席の外部に配置される、請求項1に記載の作業車両。
【請求項5】
前記運転席を囲うキャビンを備え、
前記報知装置が、前記キャビンの外部に配置される、請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記報知装置が、前記検出値により得られた充填の異常の有無を報知する、請求項1~5のいずれか1項に記載の作業車両。
【請求項7】
前記センサの検出値により充填の異常の有無を判定する制御装置を備える、請求項6に記載の作業車両。
【請求項8】
前記制御装置は、前記センサの検出値が所定の閾値を超えると異常有と判定する、請求項7に記載の作業車両。
【請求項9】
前記制御装置は、前記異常有の判定に基づき前記水素タンクへの水素の充填を停止させる、請求項8に記載の作業車両。
【請求項10】
前記報知装置は、前記検出値を報知する、請求項1~5のいずれか1項に記載の作業車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、燃料電池で駆動する作業車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
トラクタ等の作業車両においては、地球環境保護の観点から化石燃料を用いた内燃機関に代えて、水素ガスにより発電する燃料電池を用い、発電した電力で駆動する電動モータにより走行装置及び作業装置を動作させるものが提案されている(特許文献1参照)。
また、特許文献2には、燃料電池及びガスタンクを搭載した車両と、ガス充填システムを備えたガスステーションが開示されている。この技術は、ガスステーション側の制御装置が、車両側の制御装置から受信した情報と、あらかじめガスステーションの制御装置に組み込まれた充填プロトコルに基づいてガスタンクへガスを充填することで、ガスタンクに適した充填を行うことを可能にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-13186号公報
特開2011-33068号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献2に記載された技術は、ガスステーション側の充填プロトコルに応じてガスタンクにガスを充填するので、車両側において充填状態を把握しなくてもガスタンクに対して適切な量のガスを短時間で充填することができる。しかしながら、車両とガスステーションとの間の通信が必要であるため、通信機能を備えない車両又はガスステーションには適用することができない。特に、特許文献1に記載されるような作業車両においては、公道を走行する乗用車と異なり、設備の整ったガスステーションよりも圃場等に設置された簡易式のガスステーションで充填されることが多くなると考えられ、車両とガスステーションとの通信ができない可能性が高い。
【0005】
本発明は、作業車両側において燃料タンクへの充填状態を把握することが可能な作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の作業車両は、燃料電池と、
前記燃料電池に供給する水素を収容する水素タンクと、
前記水素タンクにおける水素の状態を検出するセンサと、
前記センサの検出値に応じた情報を報知する報知装置と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、燃料電池で駆動する作業車両において、作業車両側において燃料タンクへの充填状態を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、作業車両の斜視図である。
図2は、作業車両の正面図である。
図3は、作業車両の背面図である。
図4は、作業車両の右側面図である。
図5は、作業車両の左側面図である。
図6は、作業車両の平面図である。
図7は、作業車両の内部構造の一例を示す斜視図である。
図8は、作業車両の充填口の周辺を示す斜視図である。
図9は、作業車両の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図10は、充填監視制御の制御手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<本開示の実施形態の概要>
以下、本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
(1) 本実施形態に係る作業車両は、燃料電池と、
前記燃料電池に供給する水素を収容する水素タンクと、
前記水素タンクにおける水素の状態を検出するセンサと、
前記センサの検出値に応じた情報を報知する報知装置と、を備える。
【0010】
水素タンクに水素を充填すると、水素タンク内の水素の状態、例えば温度や圧力が変動する。そのため、水素の状態に基づいて充填の異常等を把握することができる。上記の実施形態に係る作業車両によれば、水素タンクに水素を充填しているときの水素の状態をセンサで検出し、その検出値に応じた情報を報知装置で報知することで、ガスステーションとの通信がなくても作業車両側で充填の状態を把握することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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