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公開番号2025101952
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219066
出願日2023-12-26
発明の名称作業車両
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類H01M 8/04 20160101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】水蒸気による視界不良の発生を抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】本開示である作業車両1は、FCモジュール24と、FCモジュール24が搭載される車体11と、FCモジュール24からの排水を外部へ排出する排出口56を有する排出管50と、を備える。排出管50は、排水を上方へ向けて案内し、案内した排水を排出口56から排出する起立管52を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
燃料電池と、
前記燃料電池が搭載される車体と、
前記燃料電池からの排水を外部へ排出する排出口を有する排出管と、を備え、
前記排出管は、前記排水を上方へ向けて案内し、案内した前記排水を前記排出口から排出する起立管を含む
作業車両。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記排出管は、前記車体から外部へ延び、かつ、前記起立管に繋がる外部管をさらに含む
請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記起立管は、上端又は中途部から水平方向に延びる上管を備え、
前記上管に、前記排出口が設けられている
請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記上管は、前記車体から離れる方向に延びている
請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
前記排出管は、前記起立管に設けられ、かつ、前記排出口とは別に前記排水を外部に排出する外部排出口をさらに備え、
前記外部排出口は、前記排出口よりも下に位置している
請求項1に記載の作業車両。
【請求項6】
前記排出管は、前記外部管に設けられ、かつ、前記排出口とは別に前記排水を外部に排出する外部排出口をさらに備え、
前記外部排出口は、前記排出口よりも下に位置している
請求項2に記載の作業車両。
【請求項7】
前記排出管は、前記起立管に接続された下管をさらに備え、
前記下管は、前記排出口とは別に前記排水を外部に排出する外部排出口を含んでいる
請求項1に記載の作業車両。
【請求項8】
前記排出管は、前記外部管に接続された下管をさらに備え、
前記下管は、前記排出口とは別に前記排水を外部に排出する外部排出口を含んでいる
請求項2に記載の作業車両。
【請求項9】
前記車体は、
前記燃料電池後方の運転席を囲むキャビンと、
前記燃料電池を覆うボンネットと、を有し、
前記起立管は、前記ボンネットの側方に設けられる
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の作業車両。
【請求項10】
前記車体は、前記燃料電池後方の運転席を囲むキャビンを有し、
前記起立管は、前記キャビンの側方に設けられる
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の作業車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モータと、水素を燃料とする燃料電池と、を備えた作業車両が開示されている。燃料電池は、水素と空気(酸素)との電気化学反応によって発電する。発電された電力はモータを駆動する電力として用いられる。作業車両は、モータの回転力を駆動力として走行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-13186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池から排出される排出物(排出ガス)には、電気化学反応によって生成される水が含まれる。よって、排出物が外部へ放出されたとき、排出物に含まれる排水(水蒸気)が白煙のように表れることがある。
このため、白煙のように表れる水蒸気が作業車両の搭乗者の視界を妨げることがあった。そこで、排出ガスからの水蒸気による視界不良の発生を抑制できる技術が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示である作業車両は、燃料電池と、前記燃料電池が搭載される車体と、前記燃料電池からの排水を外部へ排出する排出口を有する排出管と、を備える。前記排出管は、前記排水を上方へ向けて案内し、案内した前記排水を前記排出口から排出する起立管を含む。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、水蒸気による視界不良の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る作業車両の全体を示す右側面図である。
図2は、作業車両の前面図である。
図3は、作業車両の骨格構造を示す斜視図である。
図4は、排出管を示した斜視図である。
図5は、排出管のうちの下管の部分を拡大した断面図である。
図6は、第2実施形態に係る作業車両の全体を示す右側面図である。
図7は、第3実施形態に係る作業車両の後面図である。
図8Aは、第4実施形態に係る排出管の部分断面図である。
図8Bは、第4実施形態の変型例に係る排出管の部分断面図である。
図9Aは、第5実施形態に係る排出管の部分断面図である。
図9Bは、第5実施形態の変形例に係る排出管の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
最初に実施形態の内容を列記して説明する。
[実施形態の概要]
(1)本開示である作業車両は、燃料電池と、前記燃料電池が搭載される車体と、前記燃料電池からの排水を外部へ排出する排出口を有する排出管と、を備える。前記排出管は、前記排水を上方へ向けて案内し、案内した前記排水を前記排出口から排出する起立管を含む。
【0009】
上記構成によれば、排水(水蒸気)は、起立管によって上方へ向けて案内されて排出口から排出されるので、例えば、排出口が作業車両の搭乗者の目線よりも上方に配置されるように起立管を設ければ、排水(水蒸気)が、排出口から白煙のように表れても、搭乗者の視界を妨げたり、キャビンの窓を曇らせたりといったことを抑制でき、水蒸気による視界不良の発生を抑制することができる。
【0010】
(2)上記(1)の作業車両において、前記排出管は、前記車体から外部へ延び、かつ、前記起立管に繋がる外部管をさらに含んでいてもよい。
この場合、起立管が車体の外部に配置されるので、例えば、排出口から排出される水蒸気が、作業車両のキャビン内に侵入するのを抑制することができる。この結果、水蒸気による視界不良の発生を効果的に抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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