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公開番号
2025103584
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221061
出願日
2023-12-27
発明の名称
キャビン
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
B62D
25/06 20060101AFI20250702BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】側方から荷重が作用した場合のキャビンの変形を抑制する。
【解決手段】本発明のキャビン1は、運転席6の後方に左右に距離をあけてそれぞれ配備され、かつ、上下方向に延びる管状に形成されたリアピラー14L、14Rと、リアピラー14L、14Rの上端同士を左右方向に連結し、かつ、左右方向に延びる形成されたリアビーム16と、リアピラー14L、14Rの上端から前方に向かって延び、かつ、前端から後端までの全領域で上方に向かって湾曲する形成されたサイドビーム18L、18Rと、を備え、左右方向に比べて前後方向に長く形成されたキャビン1であって、リアピラー14L、14Rの室内側を通ってリアビーム16とサイドビーム18L、18Rとを筋交い状に連結する補強部材49L、49Rを備え、補強部材49L、49Rの前部は、サイドビーム18L、18Rの前後方向の中央部近傍に接続されている。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
運転席の後方に左右に距離をあけてそれぞれ配備され、かつ、上下方向に延びる管状に形成されたリアピラーと、前記リアピラーの上端同士を左右方向に連結し、かつ、左右方向に延びる形成されたリアビームと、前記リアピラーの上端から前方に向かって延び、かつ、前端から後端までの全領域で上方に向かって湾曲する形成されたサイドビームと、を備え、左右方向に比べて前後方向に長く形成されたキャビンであって、
前記リアピラーの室内側を通って前記リアビームと前記サイドビームとを筋交い状に連結する補強部材を備え、
前記補強部材の前部は、前記サイドビームの前後方向の中央部近傍に接続されているキャビン。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記補強部材は、前記サイドビームに接続された第1接続部と、前記リアビームに接続された第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部との間に設けられた中央基部と、を有し、
前記中央基部は、前記リアピラーの室内側の外周面に接合されており、
前記第1接続部と前記中央基部との間の距離は、前記第2接続部と前記中央基部との間の距離よりも大きい請求項1に記載のキャビン。
【請求項3】
前記補強部材は、前記運転席の上方に配置されるルーフとの間をシールするシール部材が載設されるルーフシール面を有しており、
前記ルーフシール面は、
前記第1接続部と前記第2接続部との間に設けられると共に、前記サイドビームの上面と面一に形成された第1シール面部と、
前記第1接続部と前記第2接続部との間に設けられると共に、前記リアビームの上面と面一に形成された第2シール面部と、
前記中央基部の上面に形成され、かつ、前記第1シール面部と前記第2シール面部との間に形成される第3シール面部と、
を有しており、
前記第1シール面部と前記第2シール面部とが略面一であると共に、前記第1シール面部と前記第2シール面部とが略面一である請求項2に記載のキャビン。
【請求項4】
前記サイドビーム及び前記リアビームには、前記室内側に向かって開口する断面コ字状のフレーム部材が用いられており、
前記サイドビームには、前記サイドビームの開口を閉鎖すると共に前記第1接続部が接続される第1固定板が設けられており、
前記リアビームには、前記リアビームの開口を閉鎖すると共に前記第2接続部が接続される第2固定板が設けられている請求項2または3に記載のキャビン。
【請求項5】
前記第1接続部は前記第1固定板の上下方向の中間に設けられており、前記第2接続部はは前記第2固定板の上下方向の中間に設けられている請求項2を引用する請求項4に記載のキャビン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、トラクタやホイールローダ又はバックホー等に用いられるキャビン、特にリアピラーの上部の補強構造に特徴を備えたキャビンに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、トラクタなどのキャビンとしては特許文献1に開示されたものが知られている。
【0003】
特許文献1のキャビンは、主に、フロアプレート、フェンダプレート、フロントピラー、リアピラーで構成されている。リアピラーは、天面となるルーフの後端部分を支持する。左側のリアピラーは、その下端部がフェンダプレートに取り付けられている。また、右側のリアピラーも、その下端部がフェンダプレートに取り付けられている。そして、これら左右のリアピラーは、リアビームを介して互いに連結されている。更に、各リアピラーは、サイドビームを介してフロントピラーとも連結されている。リアピラーは、ドアフレーム(ドアとなるサイドガラスが納まる枠)の一部を構成する。なお、リアガラスは、その両端部分が左右のリアピラーに固定される。
【0004】
つまり、特許文献1のキャビンの後端部分は、左右のリアピラー同士をリアビームで連結すると共に、サイドビームを介してフロントピラーとの間を連結することで、支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-112879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1のトラクタのキャビンは、柱に相当するリアピラーと、梁に相当するリアビーム及びサイドビームとを単に連結した構造に過ぎず、転倒時などに側方から力が加わるとキャビンが変形してしまう可能性がある。
【0007】
そのため、特許文献1のトラクタでは、フェンダプレートにリブとして機能するシールプレートなどを設けて、キャビンの強度を高めている。
【0008】
しかし、シールプレートによる補強はフェンダプレートが設けられたリアピラーの下端に対するものであり、リアピラーの上端に対する補強は十分なものではない。
【0009】
本発明は、上述の問題に鑑みて為されたものであり、リアピラーの上部にサイドビームとリアアッパービームとを筋交状に固定する補強部材を設けることにより、側方から荷重が作用した場合でも変形を起こす心配がないキャビンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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