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公開番号2024146565
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023059548
出願日2023-03-31
発明の名称車両
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人個人
主分類B62J 40/10 20200101AFI20241004BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ラジエータの排熱が吸気温度に与える熱影響を抑制できる、車両を提供する。
【解決手段】車両10は、前輪14a,14bと、後輪16a,16bと、鞍乗り型シート20と、シート20の前方に設けられるステアリングシャフト64と、ステアリングシャフト64より前方に設けられるラジエータ62と、ステアリングシャフト64より後方に設けられる吸気口44a,50aを有するエアクリーナ44および吸気ダクト50と、ステアリングシャフト62より下方に設けられかつ前後方向に延びる前部シャフト32と、ラジエータ領域Xと吸気口領域Yとを区画するために車幅方向に延びる遮風板76と、前輪14a,14bの後方に設けられかつ遮風板76によって連結されるフェンダ74a,74bとを含む。遮風板76は、複数の部品で構成され、ステアリングシャフト64が貫通する第1貫通孔76aと、前部シャフト32が貫通する第2貫通孔76bとを有する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
一対の前輪と、
一対の後輪と、
車幅方向中央部に設けられる鞍乗り型のシートと、
前記シートの前方に設けられるステアリングシャフトと、
前記ステアリングシャフトより前方に設けられるラジエータと、
前記ステアリングシャフトより後方に設けられる吸気口を有する吸気部と、
前記ステアリングシャフトが貫通する第1貫通孔を有し、ラジエータ領域と吸気口領域とを区画するために車幅方向に延びる遮風板とを備える、車両。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記遮風板は、複数の部品で構成される、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記一対の前輪の後方に設けられかつ前記遮風板によって連結される一対のフェンダをさらに含む、請求項1または2に記載の車両。
【請求項4】
前記遮風板は、前記ラジエータの上方および後方を覆うように設けられる、請求項1から3のいずれかに記載の車両。
【請求項5】
前記ステアリングシャフトより下方に設けられかつ前後方向に延びるドライブシャフトをさらに含み、
前記遮風板は、前記ドライブシャフトが貫通する第2貫通孔をさらに有する、請求項1から4のいずれかに記載の車両。
【請求項6】
前記吸気部からの空気が供給される原動機をさらに含む、請求項1から5のいずれかに記載の車両。
【請求項7】
前記吸気部からの空気が供給される無段変速機をさらに含む、請求項1から5のいずれかに記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は車両に関し、より特定的にはATV(All Terrain Vehicle)などの鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
この種の従来技術の一例として、特許文献1においてATVである鞍乗り型車両が開示されている。この車両では、エンジンの前方に、エンジン冷却用のラジエータが設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第7819428号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような鞍乗り型車両では、エンジンの排気量が増加すると、エンジンが大型化するため、ラジエータの冷却能力を向上させる必要があり、それに応じてラジエータの排熱の温度が高くなる。また、特許文献1に示すように、鞍乗り型車両のラジエータは一般的に車両前方に配置されるため、ラジエータの排熱が、後方に位置するエンジンや無段変速機の吸気温度に影響を与える可能性がある。しかしながら、特許文献1では、ラジエータの排熱が吸気温度に与える熱影響を抑制する点につき記載されていない。
【0005】
それゆえにこの発明の主たる目的は、ラジエータの排熱が吸気温度に与える熱影響を抑制できる、車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するために、一対の前輪と、一対の後輪と、車幅方向中央部に設けられる鞍乗り型のシートと、シートの前方に設けられるステアリングシャフトと、ステアリングシャフトより前方に設けられるラジエータと、ステアリングシャフトより後方に設けられる吸気口を有する吸気部と、ステアリングシャフトが貫通する第1貫通孔を有し、ラジエータ領域と吸気口領域とを区画するために車幅方向に延びる遮風板とを備える、車両が提供される。
【0007】
この発明では、ステアリングシャフトが貫通する遮風板にて、ラジエータ領域と吸気口領域とを区画することによって、ステアリングシャフトより前方に位置するラジエータの排熱が、ステアリングシャフトより後方に位置する吸気口に伝わらず、ラジエータの排熱が吸気温度に与える熱影響を抑制できる。
【0008】
好ましくは、遮風板は、複数の部品で構成される。この場合、遮風板を組み付け易くなるとともに、吸気口領域内の空気の流れが良好となるよう遮風板を組み付けることができる。
【0009】
また好ましくは、一対の前輪の後方に設けられかつ遮風板によって連結される一対のフェンダをさらに含む。この場合、一対の前輪の後方に設けられる一対のフェンダを、遮風板で連結することによって、一対のフェンダ間を塞ぐことができる。
【0010】
さらに好ましくは、遮風板は、ラジエータの上方および後方を覆うように設けられる。この場合、ラジエータの排熱が吸気温度に与える熱影響を一層抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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