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公開番号2025103586
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221065
出願日2023-12-27
発明の名称キャビン
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類B62D 27/02 20060101AFI20250702BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ドアの間口を構成する部材間の接合精度を高めることができるキャビンを提供すること。
【解決手段】キャビン1は、運転席6の側方に配備されたドアパネル27と、ドアパネル27の後部を下方から支持すると共に後部上端から前部下端に向かって円弧状に延びるサイドロアビーム19と、ドアパネル27の前部を下方から支持すると共にサイドロアビーム19の下端部から前方に延びる連結フレーム20と、を備えたキャビン1であって、サイドロアビーム19の下端部は、連結フレーム20の後部の上面に接合されている。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項１】
運転席の側方に配備されたドアパネルと、前記ドアパネルの後部を下方から支持すると共に後部上端から前部下端に向かって円弧状に延びるサイドロアビームと、前記ドアパネルの前部を下方から支持すると共に前記サイドロアビームの下端部から前方に延びる連結フレームと、を備えたキャビンであって、
前記サイドロアビームの下端部は、前記連結フレームの後部の上面に接合されている
キャビン。
続きを表示（約 370 文字）【請求項２】
前記サイドロアビームの前縁は、
円弧状に湾曲した湾曲部と、前記湾曲部の下端から前下方に向けて前記湾曲部の円弧の接線方向に直線状に延びる直線部とを有している
請求項１に記載のキャビン。
【請求項３】
前記サイドロアビームの後縁は、前記直線部の後方において円弧状に湾曲している
請求項２に記載のキャビン。
【請求項４】
前記サイドロアビームの下部は、前記連結フレームに接合される前記下端部に向けて前縁と後縁との間の距離が拡がっている請求項１に記載のキャビン。
【請求項５】
前記連結フレームの上部には、ステップマットが設けられており、
前記直線部は、前記ステップマットの上面より下方に設けられている
請求項２に記載のキャビン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、トラクタ、ホイールローダ、バックホー等の走行車両、作業機の機体に搭載されるキャビンに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、フロントピラー、リアピラー、フロントアッパフレーム、フロントロアフレーム、リアアッパフレーム、リアロアフレーム、サイドアッパビーム、サイドロアビームなどの長尺なフレームを組み合わせたキャビンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－０９７３６８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示されたキャビンでは、サイドロアビーム（サイドロアフレーム）の下端部の前面に対して、サイドロアビームとフロントピラーとを連結する連結フレームが前方から当接して接合されている（特許文献１の図２参照）。
【０００５】
しかし、このような接合構造の場合、連結フレームの長さの寸法公差の影響によってサイドロアビームに対する接合精度にバラつきが生じる可能性がある。
【０００６】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、ドアの間口を構成する部材間の接合精度を向上させることができるキャビンの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の一態様に係るキャビンは、運転席の側方に配備されたドアパネルと、前記ドアパネルの後部を下方から支持すると共に後部上端から前部下端に向かって円弧状に延びるサイドロアビームと、前記ドアパネルの前部を下方から支持すると共に前記サイドロアビームの下端部から前方に延びる連結フレームと、を備えたキャビンであって、前記サイドロアビームの下端部は、前記連結フレームの後部の上面に接合されている。
【０００８】
前記サイドロアビームの前縁は、円弧状に湾曲した湾曲部と、前記湾曲部の下端から前下方に向けて前記湾曲部の円弧の接線方向に直線状に延びる直線部とを有してもよい。
【０００９】
前記サイドロアビームの後縁は、前記直線部の後方において円弧状に湾曲してもよい。
【００１０】
前記サイドロアビームの下部は、前記連結フレームに接合される前記下端部に向けて前縁と後縁との間の距離が拡がっていてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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