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公開番号2025100217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217421
出願日2023-12-22
発明の名称農業機械
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B62D 49/00 20060101AFI20250626BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】スリップし難い状態で走行することができ、しかも旋回走行を行い易くできると共に安価に得ることができる農業機械を提供する。
【解決手段】車体フレームの前部に設けられたボンネット7と、車体フレーム15の前部に回転可能に支持された前車輪1と、車体フレーム15の後部に回転可能に支持された後車輪2と、前車輪1と後車輪2との間に位置する駆動可能な中車輪3と、が備えられている。中車輪3を駆動回転可能に保持し、後車輪2を駆動回転可能に保持している保持フレーム25が備えられている。保持フレーム25は、車体フレーム15に上下揺動可能に支持されて中車輪3および後車輪2の車体フレーム15に対する上下揺動を可能にしている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車体フレームと、
前記車体フレームの前部に設けられたボンネットと、
前記車体フレームの前部に回転可能に支持された前車輪と、
前記車体フレームの後部に回転可能に支持された後車輪と、
前記前車輪と前記後車輪との間に位置する駆動可能な中車輪と、
前記中車輪を駆動回転可能に保持し、前記後車輪を駆動回転可能に保持している保持フレームと、
を備え、
前記保持フレームは、前記車体フレームに上下揺動可能に支持されて前記中車輪および前記後車輪の前記車体フレームに対する上下揺動を可能にしている農業機械。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記車体フレームの車体横幅方向に延び、且つ、前記保持フレームに取り付けられて前記保持フレームを前記車体フレームに上下揺動可能に連結している支点軸を備えている請求項1に記載の農業機械。
【請求項3】
前記支点軸は、前記保持フレームのうち、前記中車輪を保持する中輪保持部と、前記後車輪を保持する後輪保持部との間に位置する中間部に備えられている請求項2に記載の農業機械。
【請求項4】
前記保持フレームは、車体側面視において前記中間部から後側に延びる後側部分の位置が前記中間部から前側に延びる前側部分の位置よりも高くなり、前記後側部分が前記中間部から離れるほど高く位置する後上がりの傾斜姿勢になるように形成されている請求項3に記載の農業機械。
【請求項5】
前記保持フレームは、平面視で前記後車輪のための後輪フェンダーと重複する状態で前記後輪フェンダーの下方を前後方向に通っている請求項1~4のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項6】
前記車体フレームを構成するミッションケースが備えられ、
前記保持フレームは、前記後車輪と前記ミッションケースとの間の空間を前後方向に通っている請求項1~4のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項7】
前記後車輪を保持する後車軸が前記保持フレームよりも車体横外側に位置している請求項1~4のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項8】
前記中車輪に動力伝達する中輪動力伝達機構、および、前記後車輪に動力伝達する後輪動力伝達機構が前記保持フレームの内部に設けられている請求項1~4のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項9】
前記保持フレームを揺動操作するアクチュエータが備えられている請求項1~4のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項10】
前記アクチュエータと前記保持フレームとを連動させる連結機構は、前記アクチュエータの停止状態において前記保持フレームが設定範囲で上下揺動することを許容するように構成されている請求項9に記載の農業機械。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農業機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に示されるように、車体フレーム(機体フレーム)と、車体フレームの前部に設けられたボンネットと、車体フレームの前部に回転可能に支持された前車輪(前輪)と、車体フレームの後部に回転可能に支持された後車輪(後輪)と、が備えられた農業機械(トラクタ)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-125107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した農業機械では、前車輪が走行地の凹部に入るなど、前車輪に走行抵抗が掛かった場合、前車輪には原動部の荷重が掛かることによって前車輪に掛かる走行抵抗が強くなるので後車輪がスリップし易くなる。湿地では殊にスリップし易くなる。スリップが発生すると、作業の仕上がりが悪くなる。
【0005】
本発明は、スリップし難い状態で走行することができ、しかも旋回走行を行い易くでき、かつ、安価に得ることができる農業機械を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による農業機械は、
車体フレームと、前記車体フレームの前部に設けられたボンネットと、前記車体フレームの前部に回転可能に支持された前車輪と、前記車体フレームの後部に回転可能に支持された後車輪と、前記前車輪と前記後車輪との間に位置する駆動可能な中車輪と、前記中車輪を駆動回転可能に保持し、前記後車輪を駆動回転可能に保持している保持フレームと、を備え、前記保持フレームは、前記車体フレームに上下揺動可能に支持されて前記中車輪および前記後車輪の前記車体フレームに対する上下揺動を可能にしている。
【0007】
本構成によると、車体フレームに対する保持フレームの上下揺動により、中車輪および後車輪が共に接地する中後輪接地状態と、中車輪が接地せずに後車輪が接地する後輪接地状態とを現出させることができる。中後輪接地状態を現出させることにより、中車輪と駆後車輪とが接地状態で駆動されて車体を走行させる。クローラ走行装置を採用した場合のクローラベルトの支持構造などに比べ、後車輪および中車輪の支持構造などを簡素に済ませることができる。
後輪接地状態を現出させることにより、前車輪、中車輪および後車輪のうち前車輪および後車輪が接地するが、中車輪が接地しないので、中後輪接地状態を現出させて前車輪、中車輪および後車輪が接地する場合に比べ、車輪の接地によって付与される旋回抵抗が小さい状態で旋回走行することができる。
つまり、中後輪接地状態を現出させることによってスリップし難い状態で走行することができる。後輪接地状態を現出させることによって旋回走行を行い易くできる。後車輪および中車輪の支持構造などを簡素に済ませて安価に得ることできる。
【0008】
本発明においては、
前記車体フレームの車体横幅方向に延び、且つ、前記保持フレームに取り付けられて前記保持フレームを前記車体フレームに上下揺動可能に連結している支点軸を備えていると好適である。
【0009】
本構成によると、支点軸を車体フレームに連結するだけで安価に保持フレームを車体フレームに上下揺動可能に支持させることができる。
【0010】
本発明においては、
前記支点軸は、前記保持フレームのうち、前記中車輪を保持する中輪保持部と、前記後車輪を保持する後輪保持部との間に位置する中間部に備えられていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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