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公開番号2025100252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217488
出願日2023-12-23
発明の名称囲い罠
出願人有限会社マイク
代理人個人
主分類A01M 23/38 20060101AFI20250626BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】上面が解放された囲い罠において、捕獲した害獣が上面から脱出するのを防止することを目的とする。
【解決手段】
本体1の上面の開口部2の上方に上面方向から見てこの開口部2を囲むように設けられた裸電線3と、この裸電線3に高電圧を連続的に供給する電源回路5と、裸電線3に生じた荷重を検知する荷重検知機構41とを備え、上記裸電線3は一端が上記電源回路5に接続するとともに他端が接地6に連結する。また、支柱2cに沿うように対向して配置される第1の支持棒34a及び第2の支持棒34bは、それぞれの側部に貫通孔35を有し、裸電線3を通して支持する。上記電源回路5は裸電線3に上面の開口部2から脱出しようとする動物7により荷重が生じた場合に所定時間高電圧を供給するようにしたものである。
【選択図】 図1



特許請求の範囲【請求項1】
上面に開口部を有する囲い罠であって、
前記開口部の上方に上面方向から見て前記開口部を囲むように設けられた裸電線と、
前記裸電線に高電圧を連続的に供給する電源回路と、
前記裸電線に生じた荷重を検知する荷重検知機構とを備え、
前記裸電線は一端が前記電源回路に接続するとともに他端が接地し、
前記電源回路は前記裸電線に外部から荷重が生じた場合に予め設定した時間前記高電圧を供給することを特徴とする囲い罠。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記裸電線は、前記囲い罠の上方向に所定の間隔で複数段設けられ、前記複数段の裸電線は、交互に電気的に連結しており、前記いずれかの裸電線に外部から荷重が生じた場合、前記電源回路に接続している裸電線に前記高電圧を連続的に供給することを特徴とする請求項1に記載の囲い罠。
【請求項3】
前記荷重検知機構は、前記裸電線に生じた張力により機械的に接点を開閉するスプリングスイッチ又は前記裸電線の張力を検知して電気信号に変換するセンサ機構のいずれかであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の囲い罠。
【請求項4】
前記電源回路は、前記裸電線に外部から荷重が生じた場合に、前記高電圧を予め設定した時間連続して供給するタイマーを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の囲い罠。
【請求項5】
前記囲い罠の上面には複数の支柱が設けられており、前記裸電線は前記荷重検知装置に連結した絶縁性の支持棒又は碍子を介して前記囲い罠の開口部を囲むように前記複数の支柱に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の囲い罠。
【請求項6】
前記囲い罠の上面には複数の絶縁性の支柱が設けられており、前記裸電線は前記絶縁性の支柱に前記囲い罠の開口部を囲むように固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の囲い罠。
【請求項7】
前記高電圧は交流又はパルス状であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の囲い罠。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は害獣等の動物を捕獲する囲い罠に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、農作物等に被害を及ぼす害獣を捕獲するために箱罠が用いられてきた。
しかし、箱罠を使用するには狩猟免許が必要になるなど、一般の農業従事者が利用し難い側面があった。
【0003】
他方、本体の上面が解放されている、すなわち天井面に所定の割合の開口部がある囲い罠については、所定の要件を満たせば厳格な狩猟免許を取得しなくても利用が可能であり、特に農業従事者にとって獣害を防止する目的での普及が期待されている。
【0004】
その一方で、囲い罠では一旦捕獲した動物が、囲い罠の側面部をよじ登るなどして、解放されている上面の開口部から脱出することがあり、その効果に問題があった。
【0005】
そこで特許文献1では、囲い罠の側面部上端より中央部に向かって傾斜する「返し」を設け、さらに当該返しに通電し電気柵とすることにより、脱出しようとする動物を感電させて捕獲を試みる囲い罠が提案されている。
【0006】
しかるに、上記特許文献1に記載の囲い罠では、返しは柵をよじ登ることができる動物に対しては効果がなく、また電気柵により動物を感電させるには相当の高電圧を連続して通電する必要があり、特に安全面及び電力の浪費という点で問題があった
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023-78974号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
この発明は、天井が解放された囲い罠において、確実に捕獲動物の脱出を防止できるとともに、安全でかつ電力の浪費防止が可能な囲い罠を供給するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明にかかる囲い罠は、上面に開口部を有する囲い罠であって、前記開口部の上方に上面方向から見て前記開口部を囲むように設けられた裸電線と、前記裸電線に高電圧を連続的に供給する電源回路と、前記裸電線に生じた荷重を検知する荷重検知機構とを備え、前記裸電線は一端が前記電源回路に接続するとともに他端が接地し、前記電源回路は前記裸電線に外部から荷重が生じた場合に前記高電圧を供給するようにしたものである。
【0010】
また、前記裸電線は、囲い罠の上方向に所定の間隔で複数設けられ、該複数の裸電線は、交互に電気的に連結しており、いずれかの裸電線に外部から荷重が生じた場合、該連結している裸電線に高電圧を連続的に供給することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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