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公開番号2025108271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024002095
出願日2024-01-10
発明の名称植物栽培装置
出願人個人
代理人個人,個人
主分類A01G 9/14 20060101AFI20250715BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】
、台風や暴風雨その他の自然災害に強く、かつ、光、温度、湿度、風速等の空間環境要素を低電力で調節可能な植物栽培装置を提供する。
【解決手段】
本発明にかかる植物栽培装置100は、地上に配置された部分の断面が円形又は楕円形に形成され、内側の高さが7m~13mで、長さが25m~35mに作製された円筒状又は略円筒状のコンクリート製の外壁部材と、前記外壁部材の一方側端面に配置された冷却用パッドと、前記外壁部材に他方側端面に設置された排気用ファンと、前記外壁部材に設けられた照明器具と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1




特許請求の範囲【請求項1】
地上に配置された部分の断面が円形又は楕円形に形成され、内側の高さが7m~13mで、長さが25m~35mに作製された円筒状又は略円筒状のコンクリート製の外壁部材と、
前記外壁部材の一方側端面に配置された冷却用パッドと、
前記外壁部材に他方側端面に設置された排気用ファンと、
前記外壁部材に設けられた照明部材と、
を備えたことを特徴とする植物栽培装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記外壁部材の内部には、水を流すことが可能な孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の植物栽培装置。
【請求項3】
前記外壁部材には、天井部に開閉可能な天窓が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の植物栽培装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の植物栽培装置を使用した植物の栽培方法において、
内部の風速が2.5m/s~4.9m/sとなるように排気用ファンを調整して生育することを特徴とする植物の栽培方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主として、野菜や果物等を栽培するための植物栽培装置に関する。特に、砂漠等のように乾燥していて、かつ昼間の温度が比較的高い地域に優れた植物栽培装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、室内で栽培する植物栽培装置として、様々なビニールハウスが提案されている。例えば、農作物の成長に合わせてビニールハウス内の温度を最適に自動制御することができるビニールハウスが提案されている。かかるビニールハウスは、ビニールハウス内で栽培される農作物を挟んで投光器と受光器を互いに対向させて配置し、垂直方向に所定間隔をおいて8個の光電センサを並設されていて、光電センサにより農作物の高さを測定し、予め農作物の高さに合わせて設定した設定温度にビニールハウス内の温度を制御するものである(特許文献1)
【0003】
しかし、かかる発明は、温度制御に大きな電力を必要とするため、効率が悪く、また温度のみしか調節することができないため、効率的な植物を栽培することができない、という問題があった。また、近年における強烈な暴風雨や台風によって、ビニールハウスは損壊することが多く、大きな損失を被ることがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-101770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、上述した問題を鑑みてなされたものであり、台風や暴風雨その他の自然災害に強く、かつ、光、温度、湿度、風速等の空間環境要素を低電力で調節可能な植物栽培装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、以下の手段を採用した。
本発明にかかる植物栽培装置は、
地上に配置された部分の断面が円形又は楕円形に形成され、内側の高さが7m~13mで、長さが25m~35mに作製された円筒状又は略円筒状のコンクリート製の外壁部材と、
前記外壁部材の一方側端面に配置された冷却用パッドと、
前記外壁部材に他方側端面に設置された排気用ファンと、
前記外壁部材に設けられた照明器具と、
を備えたことを特徴とする。
【0007】
かかる構成を採用することで、光、温度、湿度、風の要素を調節することができ、光合成に最適な植物の生育環境を設定することができる。また、コンクリートで作製することにより、台風、暴風雨、酷暑、乾燥、大雪その他の自然災害に強い植物栽培装置とすることができる。
【0008】
また、本発明にかかる植物栽培装置において、前記外壁部材の内部には、水を流すことが可能な孔が形成されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、植物栽培装置内の温度をより容易に調整することができる。
【0009】
さらに、本発明にかかる植物栽培装置において、前記外壁部材には、天井部に開閉可能な天窓が設けられていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、太陽光を内部に引き入れることができ、光合成を促進させることができる。
【0010】
また、本発明は、前述した植物栽培装置を使用して、内部の風速が2.5m/s~4.9m/sとなるように排気用ファンを調整して生育することを特徴とする植物の栽培方法を提供する。かかる範囲で風速を調整することによって、最適な植物の生育環境を容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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