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公開番号
2025109635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003636
出願日
2024-01-12
発明の名称
ペット用オムツカバー
出願人
個人
代理人
主分類
A01K
23/00 20060101AFI20250717BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】
ペットの尿を受け取るためのオムツカバーは、吸収体を載置し装着させると、犬の動きによって吸収体が飛び出たり、水分が漏れ出てしまうことがあった。
【解決手段】
本発明のオムツカバーは、吸収体を保持できるとともにペットの排尿部を覆うことができ、長手方向と短手方向を有する吸収体保持部と、前記吸収体保持部の長手方向両端部に連設され、前記吸収体保持部を前記ペットの胴体に装着するための胴囲装着部とを有するペット用オムツカバーにおいて、前記吸収体保持部はその内側に前記吸収体を保持できる3次元空間を形成できるように、底部とこの底部に連設された周側部と、前記底部と反対側の前記周側部上端側に連設された庇部とを有し、前記庇部は少なくとも吸収体保持部の前記短手方向両側に長手方向全体に亘って連続的に設けられるとともに、前記庇部と前記周側部との間に前記3次元空間の一部となる庇下空間が形成されるペット用オムツカバー。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水分を吸収できる吸収体を保持できるとともにペットの排尿部を覆うことができ、長手方向と短手方向を有する吸収体保持部と、
前記吸収体保持部の長手方向両端部に連設され、前記吸収体保持部を前記ペットの胴体に装着するための胴囲装着部と、
を有するペット用オムツカバーにおいて、
前記吸収体保持部は、その内側に前記吸収体を保持できる3次元空間を形成できるように、底部と、この底部に連設された周側部と、前記底部と反対側の前記周側部上端側に連設された庇部とを有し、
前記庇部は少なくとも吸収体保持部の前記短手方向両側に長手方向全体に亘って連続的に設けられ、
前記庇部と前記周側部との間に前記3次元空間の一部となる庇下空間が形成されることを特徴とする、ペット用オムツカバー。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記庇部の長手方向両端は、前記吸収体保持部の前記長手方向両端部に連設されていることを特徴とする請求項1記載のペット用オムツカバー。
【請求項3】
前記胴囲装着部は前記周側部の前記周側部上端側に接続固定されていることを特徴とする請求項1記載のペット用オムツカバー。
【請求項4】
前記吸収体保持部の前記底部、前記周側部及び前記庇部は柔軟な樹脂素材で一体に成型されたことを特徴とする請求項1記載のペット用オムツカバー。
【請求項5】
前記胴囲装着部は、前記吸収体保持部の前記長手方向両端部の一方に連設されているバンド部と、前記吸収体保持部の前記長手方向両端部の他方に連設されている接続具とを有し、前記バンド部が前記接続具に接続できるように構成されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のペット用オムツカバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、犬や猫などのペットに尿などの水分を吸収する吸収体を排尿部近傍に装着するため のペット用オムツカバーに関するものである。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ペットとして飼われる犬や猫は室内で飼う事が多くなっているが、排尿のしつけができていない犬、老犬、老猫になった時などは部屋のあちこちで排尿してしまい、後片づけが大変である。さらに犬、とくにオス犬の場合、屋外での散歩中など、マーキングと呼ばれる排尿を何度もし、公共の場所や民家の塀などにかけてしまう事があり、飼い主のマナーの問題となっている。近年では犬連れ可能なカフェやレストランがあるが、施設内の排尿や犬同士のトラブル回避のため、ペット用の使い捨てできるオムツや、尿を吸収できる吸収体を載置し胴体に巻きつけ、着衣させて装着するオムツカバーを装着する義務を課す施設が増えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3081481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のペット用おむつカバーにおいて、おむつ装着部(吸収体保持部)におむつシート(吸収体)を載置しペットに装着したときにできる、おむつカバーとペットの臀部左右にできる隙間を無くすために、伸縮性を有した漏れ止め部が構成されている。しかしながらそれは、装着してペット用おむつシート(吸収体)を体表面に十分に密着させ、汚物の吸収性を十分に発揮して汚物を保持するとともに、外部に漏らさないようにするために隙間を埋める構造であるが、それだけでは犬の動きによっては隙間ができてしまう。また、吸収体がペットに密着し、ペットが動くことでおむつカバーの中で吸収体も動いてしまい、場合によっては、吸収体がオムツカバーから飛び出してしまうことがあった。吸収体の端部が吸収体保持部から飛び出してしまうと、そこから導管現象によって一度吸収された尿が吸収体の飛び出た端部からにじみ出て外に漏れ出してしまったり、また、吸収体保持部内において吸収体端部がペットの皮膚面に密着していると、吸収体で吸収しきれない尿はペットの肌面を伝わり吸収体保持部の外側に漏れ出てしまうことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の欠点を解決するために本発明のペット用オムツカバーは、
水分を吸収できる吸収体を保持できるとともにペットの排尿部を覆うことができ、長手方向と短手方向を有する吸収体保持部と、
前記吸収体保持部の長手方向両端部に連設され、前記吸収体保持部を前記ペットの胴体に装着するための胴囲装着部と、
を有するペット用オムツカバーにおいて、
前記吸収体保持部は、その内側に前記吸収体を保持できる3次元空間を形成できるように、底部と、この底部に連設された周側部と、前記底部と反対側の前記周側部上端側に連設された庇部とを有し、
前記庇部は少なくとも吸収体保持部の前記短手方向両側に長手方向全体に亘って連続的に設けられ、
前記庇部と前記周側部との間に前記3次元空間の一部となる庇下空間が形成されることを特徴としたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明のペット用オムツカバーは、吸収体保持部に吸収体を載置したとき、庇部によって吸収体保持部の3次元空間が形成され吸収体をペットの肌面に密着させないので、ペットの動きにより吸収体がズレること防ぐ。また吸収体の両側(吸収体保持部の短手方向両側に対応する吸収体の両側、すなわち吸収体保持部の長手方向に沿った吸収体の両側)が庇部により押さえられるので、吸収体保持部の周側部上端から乗り越えて飛び出すことを抑制できる。また、吸収体保持部内で吸収体が移動した時にも、吸収体の端部が庇下空間に入り込むので、前述同様に飛び出すことを抑制する。さらに、吸収体が飽水状態になったときに吸収体の端部より染みだした水分が周側部内側から開口部に向かって伝っていったとしても庇部があるので犬の肌面とは遮断され、吸収体保持部の外側に漏れ出ることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施例の斜視図
第1実施例の使用状態を表す斜視図
第1実施例のA―A´断面図
第1実施例のB―B´断面図
第1実施例の正面図
第1実施例のオス犬の装着例
第2実施例の斜視図
第3実施例のメス犬の装着例
第1実施例の他の使用例
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明のペット用オムツカバーを、図面を参照しながら詳細に説明する。
図 1は、オムツカバー(1)の第1実施例の斜視図である。図1に示すように、オムツカバー(1)は、水分を吸収できる吸収体(3)を保持できる吸収体保持部(2)を有している。吸収体保持部(2)は、ペットの排尿部を覆うことができる大きさを有しており、長手方向と短手方向を有する形状をなしている。前記吸収体保持部(2)の長手方向両端部(吸収体保持部長手両端部(2a)という。)には、前記吸収体保持部(2)を前記ペットの胴体に装着するための胴囲装着部(4)が連設されている。
【0009】
本発明の第1実施例において、吸収体保持部(2)は、防水性のある布で作成されている。
図2に示すように、吸収体保持部(2)は、底部(5)と、この底部(5)に連設された周側部(6)と、前記底部(5)と反対側の前記周側部(6)の上端側かつ周側部(6)より内側に、短手方向に突出された一対の庇部(7)とを有し、前記底部(5)、前記周側部(6)、前記一対の庇部(7)とが、その内側を囲うように3次元空間(8)を形成している。前記一対の庇部(7)より内側は前記3次元空間(8)の開口部(9)となっている。吸収体(3)は開口部(9)から出し入れすることができ、容易に吸収体保持部(2)の底部(5)側に保持することができる。
【0010】
前記庇部(7)は、少なくとも吸収体保持部(2)の前記短手方向両側に長手方向全体に亘って連続的に設けられており(これを長手庇部(7a)という。)、前記長手庇部(7a)の長手方向両端となる庇部長手両端部(7c)は、吸収体保持部長手両端部(2a)に、尿が漏れないように隙間あるいは切れ目なく連設されている。このとき、前記庇部(7)の前記庇部長手両端部(7c)は、吸収体保持部長手両端部(2a)に対応する前記周側部(6)の上端側に連設されている。庇部(7)は布のような柔軟な素材であるが、胴囲装着部(4)を引っ張りつつ吸収体保持部(2)をペットに装着した時に庇部長手両端部(7c)が互いに両端部側に引っ張られ、庇部は対応する周側部(6)との間に庇下空間(10)を形成することができる。このとき、庇部(7)は、引っ張られているために外側にめくりあがらないようになっている。また短手方向に沿って短手庇部(7b)が形成されている。前記短手庇部(7b)の両端を長手庇部両端部(7c)の上面にかぶせて重ねるように渡すことで、前記短近手庇部(7b)を開口部(9)側に突出させて形成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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