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公開番号2025106888
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024000470
出願日2024-01-05
発明の名称植栽用遮光板
出願人株式会社パクマケ
代理人個人
主分類A01G 7/00 20060101AFI20250710BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】光を反射させる反射面と、光を遮光する遮光面と、から成り、栽培棚に挟持可能な取付部を有した遮光板を提供する。
【解決手段】所要の幅、高さ、厚みを有する板本体と、該板本体を植栽棚に取り付けるための少なくとも一以上の取付具と、から成り、板本体は、一方の面が光を反射させる反射面と、他方の面が光を遮光する遮光面と、から成り、取付具は、板本体を挟持する第一挟持部と、植栽棚を挟持する第二挟持部と、該第一挟持部と第二挟持部との間に備わる屈曲部と、から成り、植栽棚の開放された側方部分に板本体が位置するよう該植栽棚の所定箇所に第二挟持部を挟持させることで、該板本体が植栽棚の光を外に漏らさず内方向へ光を反射させる手段を採用する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
屋内での植栽棚に取り付けられる遮光板であって、
所要の幅、高さ、厚みを有する板本体と、該板本体を植栽棚に取り付けるための少なくとも一以上の取付具と、から成り、
板本体は、一方の面が光を反射させる反射面と、他方の面が光を遮光する遮光面と、から成り、
取付具は、板本体を挟持する第一挟持部と、植栽棚を挟持する第二挟持部と、該第一挟持部と第二挟持部との間に備わる屈曲部と、から成り、
植栽棚の開放された側方部分に板本体が位置するよう該植栽棚の所定箇所に第二挟持部を挟持させることで、該板本体が植栽棚内の光を内方向へ反射させ、外方への漏洩を抑制することを特徴とする植栽用遮光板。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記反射面が、鏡面成形されていることを特徴とする請求項1に記載の植栽用遮光板。
【請求項3】
前記反射面が、有色且つ光沢加工されていることを特徴とする請求項1に記載の植栽用遮光板。
【請求項4】
前記第一挟持部及び/又は第二挟持部に、滑り止め加工がされていることを特徴とする請求項1に記載の植栽用遮光板。
【請求項5】
前記遮光面が、無光沢加工されていることを特徴とする請求項1に記載の植栽用遮光板。
【請求項6】
前記板本体が、所定箇所で屈曲することを特徴とする請求項1に記載の植栽用遮光板。
【請求項7】
前記板本体に、該板本体と同構造のスライド板が備えられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の植栽用遮光板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、植栽に使用される遮光板に関し、詳しくは、植栽棚にて使用される植栽用ライトから照射される光を遮光する植栽用遮光板に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、農作物の栽培方法は、農地を耕して作物を育てる土耕栽培が一般的であったが、近年は、屋内に栽培スペースとして棚を置き、作物を育てる水耕栽培が注目されている。
また、植物の栽培には、「水・空気・水分・養分・育成に適した所定の温度」が必要不可欠ではあるが、室内で植物の栽培を行うにあたって、外の環境と同等の環境を作り出すため、棚の所定箇所にLEDライトや送風機、水の循環装置等が設置され、適宜使用されることとなる。
しかし、室内で常時LEDライトが点灯していると、設置箇所によっては、室内の明るさよりも棚のほうが明るくなってしまったり、その光が人の目に入って眩しく感じたりする、といった問題があった。また、直進性が強いLEDライトでは、配光角が狭くなるため、植物全体に光を当てることが困難である、といった問題もあった。
【0003】
上記問題を解決すべく、特開第2014-183747号公報(特許文献1)に記載の技術提案がされている。具体的には、光反射体を利用して光を反射させることで、栽培棚の栽培植物に照射させることが可能な多段式栽培装置の技術が提案されている。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術提案では、植物自体に日光を反射させることは可能ではあるが、棚の直上から照射されるLEDライトを反射及び遮光させることはできない、といった問題があった。
【0005】
本出願人は、以上のような遮光板において、栽培棚に植物育成用として設置されるライトの光を植物に向け反射させると共に、棚外へ向かう光を適宜遮光可能な反射板ができないものか、との着想のもと、板体をクリップで挟持させたまま遊動可能なアームの技術に着目し、栽培棚に挟持可能な取付部を有し、光を反射させる反射面と、光を遮光する遮光面から成る遮光板を開発し、本発明にかかる「植栽用遮光板」の提案に至るものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開第2014-183747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記問題に鑑み、光を反射させる反射面と、光を遮光する遮光面と、から成り、栽培棚に挟持可能な取付部を有した遮光板を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記問題を解決するため、本発明は、屋内での植栽棚に取り付けられる遮光板であって、所要の幅、高さ、厚みを有する板本体と、該板本体を植栽棚に取り付けるための少なくとも一以上の取付具と、から成り、板本体は、一方の面が光を反射させる反射面と、他方の面が光を遮光する遮光面と、から成り、取付具は、板本体を挟持する第一挟持部と、植栽棚を挟持する第二挟持部と、該第一挟持部と第二挟持部との間に備わる屈曲部と、から成り、植栽棚の開放された側方部分に板本体が位置するよう該植栽棚の所定箇所に第二挟持部を挟持させることで、該板本体が植栽棚内の光を内方向へ反射させ、外方への漏洩を抑制する手段を採る。
【0009】
また、本発明は、反射面が、鏡面成形されている手段を採る。
【0010】
さらに、本発明は、反射面が、有色且つ光沢加工されている手段を採る。
(【0011】以降は省略されています)

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