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公開番号
2025127695
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024546
出願日
2024-02-21
発明の名称
釣り仕掛け処理具
出願人
個人
代理人
主分類
A01K
97/06 20060101AFI20250826BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】釣りの仕掛けにおける針と糸の分離を容易にする。
【解決手段】釣り仕掛け処理具1は、スプール10、スプール10を回転させるためのハンドル20、釣り仕掛けの釣り針を釣り糸から切断分離するための針分離用カッター50、および切断分離した釣り針を回収するための容器40備える。スプール10に釣り仕掛けの一端を引っ掛けて回転させると、釣り針が針分離用カッター50によって切断分離され、容器40に回収される。つまり、ユーザは釣り仕掛けから釣り針のみを効率的に回収することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
巻取部を備え、釣り仕掛けを巻き取るスプールと、
前記スプールを回転可能に支持する回転軸と、
前記回転軸に連結され、回転操作により前記スプールを回転させるハンドルと、
前記スプールの巻取部よりも径方向外側かつ前記スプールの周方向のいずれかの位置に切断部を備え、前記スプールに巻き取られる釣り仕掛けから釣り針を切り取る針分離用カッターと、
前記スプールおよび前記針分離用カッターより下方に配設され、切り取られた前記釣り針を回収する容器と、
を備えることを特徴とする、釣り仕掛け処理具。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
さらに、前記スプールと前記容器とを連結する支柱と、を備え、
前記支柱は、前記容器との連結部分の支柱調節ねじを緊緩することで、支柱と容器とを連結する軸を中心に回動することができることを特徴とする、請求項1に記載の釣り仕掛け処理具。
【請求項3】
前記容器が磁石を備えることを特徴とする、請求項1に記載の釣り仕掛け処理具。
【請求項4】
前記容器が、容器本体と、前記容器本体に嵌合する容器底部とを備え、前記容器底部が着脱可能であることを特徴とする、請求項1に記載の釣り仕掛け処理具。
【請求項5】
さらに、前記切断部は、前記スプールの周方向手前側にある釣り糸の導入口から前記スプールの周方向奥側に行くにつれて狭くなることを特徴とする、請求項1に記載の釣り仕掛け処理具。
【請求項6】
さらに、前記巻取部よりも大径のガイドを前記巻取部の両側に備え、前記ガイドが、巻き取られている釣り糸を切断する刃物を入れるための切込を少なくとも1箇所に備えることを特徴とする、請求項1に記載の釣り仕掛け処理具。
【請求項7】
前記容器はさらに、スプールに巻き付いた釣り糸を切断する糸除去用カッターを備え、
前記糸除去用カッターは、前記スプールの径方向に摺動可能な摺動刃部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の釣り仕掛け処理具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、釣り仕掛け処理具に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
釣りの仕掛けは、釣り針と釣り糸とを備え、これらが大部分を占める。使用後廃棄するに際し、釣り針は燃えないゴミであっても、釣り針に結ばれている釣り糸(ライン)は燃えるごみとして扱う自治体が多い。ごみ回収業者等がけがをする恐れがあるため、釣り針の処分には特に注意が必要である。このため、糸と針は適切に処分する必要がある。
しかしながら、針と糸とをハサミ等で切断し、分離するのは手間がかかるし、危険物である針を一時的にストックする必要もあることから、使用後の仕掛けが適切に分別されるとは限らない。
また近年、釣り場におけるコマセ(釣り餌)や仕掛け(釣り針・糸)の放置が問題となっている。これも上記のように、仕掛けの処理が面倒であることが原因で生じる問題と考えられる。
【0003】
特許文献1には、釣り針を容易に処理することができる発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-228654号公報
【0005】
しかし、特許文献1に記載の発明によると、複数の枝針が着いた釣り仕掛けから針を連続的に切断分離することはできない。また、切断された釣り針の回収を前提としていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、釣りの仕掛けにおける針と糸の分離が困難な点である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、釣りの仕掛けにおける糸と針を簡単に分離でき、針と糸を一時的に別々に保管できる容器を備えることを最も主要な特徴とする。
【0008】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、例えば以下の手段を採用している。
すなわち、巻取部を備え、釣り仕掛けを巻き取るスプールと、
前記スプールを回転可能に支持する回転軸と、
前記回転軸に連結され、回転操作により前記スプールを回転させるハンドルと、
前記スプールの巻取部よりも径方向外側かつ前記スプールの周方向のいずれかの位置に切断部を備え、前記スプールに巻き取られる釣り仕掛けから釣り針を切り取る針分離用カッターと、
前記スプールおよび前記針分離用カッターより下方に配設され、切り取られた前記釣り針を回収する容器と、
を備えることを特徴とする、釣り仕掛け処理具を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の釣り仕掛け処理具は、釣り針を糸から連続的に分離回収できる。したがって、サビキ仕掛けのように複数の針が付いた仕掛けも効率よく針と糸を分離回収できるという利点がある。また、本発明の釣り仕掛け処理具は釣り糸ワインダーとして使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
釣り仕掛け処理具1の斜視図である。
釣り仕掛け処理具1の使用方法を示す図(正面図・縦断面図)である。
スプール10とハンドル20を示す図である。
支柱調節ねじ31の機能を示す図である。
針分離用カッター50を上から見た図(上面図)である。
回収した釣り針を取り出す方法を示す図である。
回収した釣り針を廃棄する様子を示す図である。
釣り糸の処理方法を示す図である。
糸除去用カッター60を備える釣り仕掛け処理具1を示す図である。
糸除去用カッター60を示す図である。
支柱30を有しない釣り仕掛け処理具1を示す図である。
釣り仕掛け処理具1の試作品の写真(背面から撮影)である。
針分離用カッター50に釣り仕掛けを引っ掛けている試作品の写真(右側面から撮影)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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