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公開番号
2025153943
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056677
出願日
2024-03-29
発明の名称
魚釣用リール
出願人
グローブライド株式会社
代理人
個人
主分類
A01K
89/012 20060101AFI20251002BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】操作部に生じる回転トルクを正確かつ確実に検出し、これに基づきモータからの出力トルクを制御することで、モータによるスプール回転の補助(アシスト)機能をより適切に発揮できる魚釣用リールを提供する。
【解決手段】魚釣用リール1は、スプール3と、操作部10と、モータ4と、動力伝達部と、該スプールに巻回されている釣糸に所定以上の張力が発生した場合に該動力伝達部と該スプールとの間の相対回転を可能とするドラグ機構と、該操作部の回転トルクを検出する回転トルク検出部30と、検出された回転トルクに基づき前記モータを駆動させる制御部と、を備える魚釣用リールであって、前記操作部から入力される回転トルクと前記モータから入力される回転トルクが合流するトルク合流点が、該ドラグ機構又は該ドラグ機構よりも該操作部側上流に配され、かつ該回転トルク検出部は、該トルク合流点より該操作部側上流に設けられるように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
釣糸を巻き取り可能なスプールと、
該スプールを回転操作する操作部と、
該スプールを回転駆動するためのモータと、
該操作部から入力された回転トルクを該スプールに伝達する動力伝達部と、
該スプールに巻回されている釣糸に所定以上の張力が発生した場合に該動力伝達部と該スプールとの間の相対回転を可能とするドラグ機構と、
回転操作された該操作部の回転トルクを検出する回転トルク検出部と、
該回転トルク検出部により検出された回転トルクに基づき前記モータを駆動させる制御部と、を備える魚釣用リールであって、
前記操作部から入力される回転トルクと前記モータから入力される回転トルクが合流するトルク合流点が、該ドラグ機構又は該ドラグ機構よりも該操作部側上流に配され、かつ該回転トルク検出部は、該トルク合流点より該操作部側上流に設けられることを特徴とする魚釣用リール。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記動力伝達部は、ドライブギヤと、ピニオンギヤと、メインシャフトと、を含む、請求項1に記載の魚釣用リール。
【請求項3】
前記トルク合流点は、ドライブギヤ、ピニオンギヤ又はメインシャフトのいずれかである、請求項2に記載の魚釣用リール。
【請求項4】
前記回転トルク検出部は、前記操作部、前記ドライブギヤ又は前記ピニオンギヤのいずれかに配置される、請求項2に記載の魚釣用リール。
【請求項5】
前記回転トルク検出部は、フォトインタラプタ、磁気センサ又はレーザ変位センサを含む、請求項1に記載の魚釣用リール。
【請求項6】
前記回転トルク検出部は、歪ゲージ又は磁歪センサを含む、請求項1に記載の魚釣用リール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータによるスプール回転補助(アシスト)機能を備えた魚釣用リールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の魚釣用リールでは、スプールを駆動するために手動操作によりスプールを回転させる方法や、電動モータを備え、独立のスイッチ操作により電動モータの駆動開始・停止を行うことでスプールを回転させる方法等種々の方法が可能となっている。
【0003】
例えば、特許文献1では、左右の側枠間に回転可能に支持されたスプールと、該スプールを手動ハンドルによって回転駆動する人力駆動系と、該人力駆動系に並列に設けられ、前記スプールをモータによって回転駆動する電気駆動系とを備えた魚釣用電動リールにおいて、人力の大きさを検出するための人力検出手段を前記人力駆動系に配設すると共に、該人力検出手段からの検出値に対し、所定の比率でもって前記モータからの補助駆動力を制御する、補助駆動力制御手段を備えた魚釣用電動リールについて開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-308949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に係る釣り用リールでは、ハンドルに対するトルク検出を行う位置がドラグ機構よりもスプール側に配置されているため、発生した回転トルクについて、操作者が入力した回転トルクであるのか又はスプール側から入力された回転トルクであるのかの判別がつかず、正確にハンドルに掛かる回転トルクを検出することが難しいという問題があった。また、特許文献1に係る釣り用リールでは、駆動力の伝達ギヤとして、遊星歯車機構を用いており、ハンドルはキャリアに、モータは態太陽歯車に、そしてスプールは内歯車に連結されているため、モータが駆動した際にその反力をハンドル側で受け止める必要があり、操作者がハンドルを回るために必要なトルクが逆に増大してしまうという問題もあった。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、操作部に生じる回転トルクを正確かつ確実に検出し、これに基づきモータからの出力トルクを制御することで、モータによるスプール回転の補助(アシスト)機能をより適切に発揮できる魚釣用リールを提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールは、釣糸を巻き取り可能なスプールと、該スプールを回転操作する操作部と、該スプールを回転駆動するためのモータと、該操作部から入力された回転トルクを該スプールに伝達する動力伝達部と、該スプールに巻回されている釣糸に所定以上の張力が発生した場合に該動力伝達部と該スプールとの間の相対回転を可能とするドラグ機構と、回転操作された該操作部の回転トルクを検出する回転トルク検出部と、該回転トルク検出部により検出された回転トルクに基づき前記モータを駆動させる制御部と、を備える魚釣用リールであって、該前記操作部から入力される回転トルクと前記モータから入力される回転トルクが合流するトルク合流点が、該ドラグ機構又は該ドラグ機構よりも該操作部側上流に配され、かつ該回転トルク検出部は、該トルク合流点より該操作部側上流に設けられるように構成される。
【0008】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールにおいて、前記動力伝達部は、ドライブギヤと、ピニオンギヤと、メインシャフトと、を含むように構成される。
【0009】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールにおいて、前記トルク合流点は、ドライブギヤ、ピニオンギヤ又はメインシャフトのいずれかであるように構成される。
【0010】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールにおいて、前記回転トルク検出部は、前記操作部、前記ドライブギヤ又は前記ピニオンギヤのいずれかに配置されるように構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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