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公開番号
2025161070
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024063965
出願日
2024-04-11
発明の名称
昆虫捕集器
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A01M
3/00 20060101AFI20251017BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】餌が紛失することを防止しながら、餌の臭いを外部に拡散可能な昆虫収集器を提供する。
【解決手段】1以上の通気孔104AAを方向の異なる側面それぞれに備え、内部に所定の空間を有するケーシング104と、ケーシング104に取り付けられ、1以上の通気孔104AAとは別にケーシング104の内外を通気可能とする1以上の筒形状部材106と、ケーシング104に収納され筒形状部材106の端部方向に配置され、昆虫を引き寄せる臭気を発生させる餌RFを保持する第1バスケット108と、を備え、筒形状部材106の下端部106Bの内側直径D2は、捕集対象となる昆虫の最小外形よりも大きく、かつ昆虫が翅を広げた際の外形よりも小さく、筒形状部材106の上端部106Aの内側直径D1は、下端部106Bの内側直径D2よりも大きくされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
1以上の通気孔を方向の異なる側面それぞれに備え、内部に所定の空間を有するケーシングと、
該ケーシングに取り付けられ、該1以上の通気孔とは別に該ケーシングの内外を通気可能とする1以上の筒形状部材と、
該ケーシングに収納され該筒形状部材の端部方向に配置され、昆虫を引き寄せる臭気を発生させる餌を保持する第1バスケットと、を備え、
該筒形状部材のケーシング内側端部の最大内径は、捕集対象となる昆虫の最小外形よりも大きく、かつ該昆虫が翅を広げた際の外形よりも小さく、
該筒形状部材のケーシング外側端部の最大内径は、前記ケーシング内側端部の最大内径よりも大きくされている
ことを特徴とする昆虫捕集器。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記1以上の通気孔は、前記ケーシングをいずれの方向から見ても視認可能とされていることを特徴とする昆虫捕集器。
【請求項3】
請求項1において、
前記筒形状部材は、透明な樹脂製であることを特徴とする昆虫捕集器。
【請求項4】
請求項1において、
前記ケーシングは2つの第2バスケットを向かい合わせで連結することで構成され、前記筒形状部材は該ケーシングに脱着可能とされ、前記第1バスケットは該筒形状部材を収納可能な大きさとされていることを特徴とする昆虫捕集器。
【請求項5】
請求項1において、更に、
前記1以上の通気孔の少なくとも一部から、前記バスケットの内部の臭気を拡散可能とする電動ファンを備えることを特徴とする昆虫捕集器。
【請求項6】
請求項1において、
前記第1バスケットは、底面に貫通孔を備えず、側面のみに貫通孔を備えることを特徴とする昆虫捕集器。
【請求項7】
請求項1において、更に、
前記ケーシングに連結される所定の長さを有するビニールロープと、該ビニールロープの先端部に取付けられる錘と、を備えることを特徴とする昆虫捕集器。
【請求項8】
請求項7において、更に、
前記ビニールロープには前記本体の位置を基準とする長さを示す目盛りが設けられていることを特徴とする昆虫捕集器。
【請求項9】
請求項1において、
前記餌は前記第1バスケットの内側で、ネットに包装されていることを特徴とする昆虫捕集器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は昆虫捕集器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、カブトムシやクワガタ等の昆虫を捕獲するには、昆虫の好む樹液が多くでる樹木に行くことが一般的には必要とされている。しかしながら、昆虫がその樹木に集まっているときに、都合よくその樹木に行くことは難しく、捕集者HMの勘を頼りに時間を決めて捕獲する場所に向かわざるを得なかった。
【0003】
そこで、特許文献1に示すような昆虫捕集器が提案されている。この昆虫捕集器によれば、人工樹液(餌RF)を入れた臭い飛散袋を暴露状態にしておく。この昆虫捕集器は、その臭い飛散袋をめがけて集まってくる昆虫が臭い飛散袋近傍の個所につかまろうとした際に、その近傍の個所では昆虫がしがみつくことができずにその下に設けた容器に落ち、そこから脱出しにくくする構成としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6572408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1によれば、臭い飛散袋が暴露されているために、臭い飛散袋に直接とりついた昆虫は、臭い飛散袋からそのまま飛び去ることが可能であり、その場合にはその昆虫を取り逃がすおそれもある。また、臭い飛散袋が暴露されていることから、臭い飛散袋が紛失するといったおそれもあり、一旦臭い飛散袋を紛失するとそのあとには、昆虫を捕集することが困難となるおそれもある。
【0006】
そこで、本発明は、前記問題点を解決するべくなされたもので、餌が紛失することを防止しながら、餌の臭いを外部に拡散可能な昆虫捕集器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、1以上の通気孔を方向の異なる側面それぞれに備え、内部に所定の空間を有するケーシングと、該ケーシングに取り付けられ、該1以上の通気孔とは別に該ケーシングの内外を通気可能とする1以上の筒形状部材と、該ケーシングに収納され該筒形状部材の端部方向に配置され、昆虫を引き寄せる臭気を発生させる餌を保持する第1バスケットと、を備え、該筒形状部材のケーシング内側端部の最大内径が、捕集対象となる昆虫の最小外形よりも大きく、かつ該昆虫が翅を広げた際の外形よりも小さく、該筒形状部材のケーシング外側端部の最大内径が、前記ケーシング内側端部の最大内径よりも大きくされていたことにより、前記課題を解決したものである。
【0008】
本発明では、1以上の通気孔を方向の異なる側面それぞれに備え、内部に所定の空間を有するケーシングと、ケーシングに収納され、昆虫を引き寄せる臭気を発生させる餌を保持する第1バスケットと、を備える。即ち、餌は、ケーシングの内部にあり、しかも第1バスケットに保持されながら、餌の臭いが通気孔で拡散することを可能としている。このため、昆虫を容易に昆虫捕集器まで誘引することができる。そして、昆虫は、餌にありつた際には、すでにケーシングの内側に来ているので、捕集された状態となる。
【0009】
また、筒形状部材のケーシング内側端部の最大内径が、捕集対象となる昆虫の最小外形よりも大きく、かつ昆虫が翅を広げた際の外形よりも小さい。そして、筒形状部材のケーシング外側端部の最大内径が、ケーシング内側端部の最大内径よりも大きくされている。このため、昆虫はケーシングの外側から筒形状部材の内側に容易に入ることが可能となっている。そして、飛んで筒形状部材の内側に入ってくる昆虫が筒形状部材を通過しようとすると、翅が筒形状部材の内側にぶつかりその昆虫はケーシングの内部に収納される。また、ケーシングから飛び立とうとする昆虫は、翅を広げた状態では筒形状部材に接触してしまうので、ケーシングから外に出ることが困難となる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、餌が紛失することを防止しながら、餌の臭いを外部に拡散可能な昆虫収集器を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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