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公開番号2025175276
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-01
出願番号2024081357
出願日2024-05-18
発明の名称つる状多肉植物の製造方法
出願人個人
代理人個人
主分類A01G 2/10 20180101AFI20251121BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】多肉植物の植え替え前後においてその多肉植物の形状変化を楽しむことができるつる状多肉植物の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のつる状多肉植物1Bの製造方法は、多肉植物1Aにおける葉や茎などの柔組織部位2Aを多肉植物1Aから分離させる分離工程と、所定期間だけ柔組織部位2Aを乾燥させることによって柔組織部位2Aを巻き付ける(「ねじる」を含む)ことができる程度に柔組織部位2Aを軟化させた軟化柔組織部位2Bを生成する乾燥工程と、軟化柔組織部位2Bを巻き付ける巻付工程と、植付工程と、補水工程と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
多肉植物における葉や茎などの柔組織部位を前記多肉植物から分離させる分離工程と、
所定期間だけ前記柔組織部位を乾燥させることによって前記柔組織部位を巻き付ける(「ねじる」を含む)ことができる程度に前記柔組織部位を軟化させた軟化柔組織部位を生成する乾燥工程と、
前記軟化柔組織部位を巻き付ける巻付工程と、
前記軟化柔組織部位の端部を用土に植える植付工程と、
前記巻付工程及び前記植付工程の後に前記軟化柔組織部位の端部に対して前記端部から根が生える程度に水分を補給する補水工程と、
を備えることを特徴とするつる状多肉植物の製造方法。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記多肉植物は、ドラゴンフルーツ(別名:ピタヤ)を例とするヒモサボテン(別名:サンカクサボテン)、又は、ゲッカビジンを例とするクジャクサボテンなど前記ヒモサボテンに対する近縁種サボテンであり、
前記柔組織部位は、葉状茎や茎節などの薄くて長尺状に形成された部位であり、
前記所定期間は、1~2週間である
ことを特徴とする請求項1に記載のつる状多肉植物の製造方法。
【請求項3】
前記補水工程後において前記軟化柔組織部位に対して1または2以上の接合口を作成する台木作成工程と、
前記接合口に対して同種又は他種の植物を用いて接ぎ木する接木接合工程と、
を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のつる状多肉植物の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、つる状多肉植物の製造方法に係り、特に、多肉植物をつる植物のようにらせん状又はコイル状に育成する際に好適に利用できるつる状多肉植物の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
サボテンに代表される多肉植物においては、その一部を切り取って葉挿しなどの植え替えが行われることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-114915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、多肉植物の植え替えの場合、植え替え前の形状に基づいて植え替え後の多肉植物を育成するため、植え替え前後において見た目の変化を提供することができないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、多肉植物の植え替え前後においてその多肉植物の形状変化を楽しむことができるつる状多肉植物の製造方法を提供することを本発明の目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明のつる状多肉植物の製造方法は、多肉植物における葉や茎などの柔組織部位を多肉植物から分離させる分離工程と、所定期間だけ柔組織部位を乾燥させることによって柔組織部位を巻き付ける(「ねじる」を含む)ことができる程度に柔組織部位を軟化させた軟化柔組織部位を生成する乾燥工程と、軟化柔組織部位を巻き付ける巻付工程と、軟化柔組織部位の端部を用土に植える植付工程と、巻付工程及び植付工程の後に軟化柔組織部位の端部に対して端部から根が生える程度に水分を補給する補水工程と、を備えることを特徴とする。
【0007】
これにより、本発明のつる状多肉植物の製造方法は、直線状に伸びる柔組織部位をつる植物のようにらせん状に生育させることができる。
【0008】
(2)また、本発明のつる状多肉植物の製造方法は、多肉植物は、ドラゴンフルーツ(別名:ピタヤ)を例とするヒモサボテン(別名:サンカクサボテン)、又は、ゲッカビジンを例とするクジャクサボテンなどヒモサボテンに対する近縁種サボテンであり、柔組織部位は、葉状茎や茎節などの薄くて長尺状に形成された部位であり、所定期間は、1~2週間であることが好ましい。
【0009】
これにより、本発明のつる状多肉植物の製造方法は、発明者が好適と考える程度に、柔組織部位を何重ものらせん状に生育させることができる。
【0010】
(3)また、本発明のつる状多肉植物の製造方法は、補水工程後において軟化柔組織部位に対して1または2以上の接合口を作成する台木作成工程と、接合口に対して同種又は他種の植物を用いて接ぎ木する接木接合工程と、を備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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