特許ウォッチ

公開番号2025152341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024054185
出願日2024-03-28
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人
主分類A01B 69/00 20060101AFI20251002BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】自動操舵に関わる操作を操作性良く行える。
【解決手段】操舵部と、前記操舵部による手動操舵と、走行予定ラインに基づく前記操舵部の自動操舵とのいずれかで走行可能な車体と、前記自動操舵の開始又は終了を切り換える操舵切換操作具と、少なくとも前記自動操舵の走行設定を行う切り替え可能な設定操舵具と、走行距離が所定距離以上走行されないと前記自動操舵の開始を受け付けないことを特徴とする作業車両。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
操舵部と、前記操舵部による手動操舵と、走行予定ラインに基づく前記操舵部の自動操舵とのいずれかで走行可能な車体と、前記自動操舵の開始又は終了を切り換える操舵切換操作具と、少なくとも前記自動操舵の走行設定を行う切り替え可能な設定操舵具と、を備えている作業車両。
続きを表示（約 200 文字）【請求項２】
走行距離が所定距離以上走行されないと前記自動操舵の開始を受け付けないことを特徴とする請求項１に記載の作業車両。
【請求項３】
圃場内に第一基準点と第二基準点を取得することにより前記走行予定ラインが登録され、前記自動操舵を開始するには、前記走行予定ラインと車体が平行でステアリングを真直ぐにした状態であることを特徴とする請求項１または２に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、田植え機などのような作業車両に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
車体へ昇降可能に取付けられた植付け装置と、ステアリングハンドルを駆動するステアリングモーターと、ステアリングモーターにステアリングハンドルを駆動させ、車体の旋回をアシストする制御装置と、を有する田植え機が、知られている。（たとえば、特許文献１および２参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－２４５４１号公報
特開２００２－３３５７２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上述された田植え機などのような従来の移植機は、作業装置が上昇されている場合において、車体の旋回アシストの開始を許容することができない。また、自動走行モードと手動走行モードを切り換えるモード切換操作手段となる自動・手動切換スイッチを備えている。しかし、この自動・手動切換スイッチは、自動走行モードと手動走行モードを切り換える操作を行うことはできるが、自動操舵に関わる他の操作を行うことはできず、他の操作を行うためには他のスイッチを別に操作する必要があり、操作性が悪かった。
【０００５】
たとえば、従来の移植機は、作業装置が下降され、車体が前進しながら作業装置による作業が行われ、車体が停止して後進し、作業装置が上昇された後に、車体が停止した場合において、車体の旋回アシストの開始を許容することができない。
【０００６】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、自動操舵に関わる複数の操作を操作性良く行うことができ、作業装置が上昇されている場合において、車体の旋回アシストの開始を許容することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
第１の本発明は、操舵部と、前記操舵部による手動操舵と、走行予定ラインに基づく前記操舵部の自動操舵とのいずれかで走行可能な車体と、前記自動操舵の開始又は終了を切り換える操舵切換操作具と、少なくとも前記自動操舵の走行設定を行う切り替え可能な設定操舵具と、を備えている作業車両である。
【０００８】
第２の本発明は走行距離が所定距離以上走行されないと前記自動操舵の開始を受け付けないことを特徴とする請求項１に記載の作業車両である。
【０００９】
第３の本発明は、圃場内に第一基準点と第二基準点を取得することにより前記走行予定ラインが登録され、前記自動操舵を開始するには、前記走行予定ラインと車体が平行でステアリングを真直ぐにした状態であることを特徴とする請求項１または２に記載の作業車両である。
【発明の効果】
【００１０】
本発明は、自動操舵に関わる複数の操作を操作性良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許