TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025159530
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2024062165
出願日
2024-04-08
発明の名称
蠅捕獲器
出願人
個人
代理人
主分類
A01M
1/14 20060101AFI20251014BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】
使用者が誤って粘着剤を触ってしまう可能性が低く、持ち運びができて、毒性も低く、簡単に扱える蠅捕獲器を提供すること。
【解決手段】
上方に開口(2)があるカップ状に形成された捕獲器本体(1)と、捕獲器本体(1)の内壁側面(3)に開口(2)の周縁部(4)から所定の距離を空けて形成された粘着層(5)とを有する蠅捕獲器によりこの課題を解決する。捕獲器本体(1)内に入れられた食材に引き寄せられたコバエ等の飛翔害虫が庇部(6)に停まり、内壁側面(3)を這い、粘着層(5)に飛び移り、捕獲されるものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上方に開口があるカップ状に形成された捕獲器本体と、
前記捕獲器本体の内壁面に前記開口の周縁部から所定の距離を空けて形成された粘着層と
を有することを特徴とする蠅捕獲器。
続きを表示(約 92 文字)
【請求項2】
前記粘着層の粘着面に貼られた剥離紙と、
前記剥離紙の前記開口側に形成された摘まみ部と
を有することを特徴とする請求項1に記載の蠅捕獲器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蠅などの飛翔する小さな虫を、粘着剤を使用して捕獲する蠅捕獲器に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コバエなどの飛翔害虫を捕獲するためには、たとえば蠅取り紙と呼ばれる、短冊状の樹脂テープの両面に粘着剤を塗布したものを吊るして使用するものがある。
また、上部に蓋をされた円筒状の捕獲器本体の内壁面に粘着剤を塗布し、側面に害虫の侵入口を設けた捕獲器が特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
再表2010/001935
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
粘着剤を使用して飛翔害虫を捕獲する捕獲器の取り扱いには注意が必要である。吊るされている蠅取り紙ではその近くを歩行中に粘着剤が頭や肩に付着してしまうことがある。また、粘着剤に蠅などが付着している蠅取り紙は見た目もよくない。
【0005】
特許文献1に記載されている捕獲器は組み立てて蓋をして使用するものであるが、粘着剤が内壁面全体に塗布されており、取り扱い時に粘着剤に触ってしまう可能性が高い。
本発明は使用者が誤って粘着剤を触ってしまう可能性が低く、簡単に扱える蠅捕獲器を提供するものであり、上述の課題を解決することができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題を解決するための請求項1に記載の本発明は、上方に開口があるカップ状に形成された捕獲器本体と、前記捕獲器本体の内壁面に前記開口の周縁部から所定の距離を空けて形成された粘着層とを有することを特徴とする蠅捕獲器である。
【0007】
また、この課題を解決するための請求項2に記載の本発明は、前記粘着層の粘着面に貼られた剥離紙と、前記剥離紙の前記開口側に形成された摘まみ部とを有することを特徴とする請求項1に記載の蠅捕獲器である。
【発明の効果】
【0008】
使用者が誤って粘着剤を触ってしまう可能性が低く、持ち運びができて、毒性も低く、簡単に扱える蠅捕獲器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の蠅捕獲器の第一の実施の形態の斜視図である。
本発明の蠅捕獲器の第一の実施の形態の一部を切り欠いたものの斜視図である。
本発明の蠅捕獲器の第一の実施の形態の蓋付のものの斜視図である。
本発明の蠅捕獲器の第一の実施の形態の粘着層に剥離紙を貼ったものの斜視図である。
本発明の蠅捕獲器の第一の実施の形態を2個、嵌め合わせたものの斜視図である。
本発明の蠅捕獲器の第一の実施の形態の摘まみ部に折り目を設けたものの斜視図である。
本発明の蠅捕獲器の第二の実施の形態の一部を切り欠いたものの斜視図である。
本発明の蠅捕獲器の第二の実施の形態の粘着層に剥離紙を貼った状態のものの一部を切り欠いたものの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
近年、安全、健康志向の高まりから無農薬野菜を求める機会が増えている。そのため、無農薬野菜を介して飛翔害虫、例えばコバエが室内に入ってしまうことが多い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
他の特許を見る