TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025159675
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2024070964
出願日
2024-04-08
発明の名称
草刈機用回転刃
出願人
個人
代理人
主分類
A01D
34/73 20060101AFI20251014BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】回転式の草刈り機において石やブロック等に切断刃を接触させてしまい、切断刃が損傷し、又チップが取れてしまうことが往々にして起き、切れ味を低下させ、耐久性を損なることが課題である。
【解決手段】 回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部の両端に切断刃を有するや、切断刃を有する突設部が交互に上下に傾けて設置することや、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部のそれぞれの突設部先端部が、円心から最も距離が長い切断刃先端部よりも外側にあることの1つ以上の特徴とする草刈機用回転刃。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部の両端に切断刃を有することを特徴とする草刈機用回転刃。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、切断刃を有する突設部が交互に上下に傾けられたことを特徴とする草刈機用回転刃。
【請求項3】
回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部のそれぞれの突設部先端部が、円心から最も距離が長い切断刃先端部よりも外側にあることを特徴とする草刈機用回転刃。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は草刈機用回転刃に関する。詳しくは石やブロック等から切断刃を守り切れ味が落ちにくくさらに長持ちする草刈機用回転刃に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
草刈機用回転刃の切断刃はチップソーのように硬くて丈夫な材質のものを使用したり、切断刃の形を工夫することによって切れ味を長時間保つように工夫している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記のようにいろいろ工夫されているが、石やブロック等に切断刃を接触させてしまい、切断刃が損傷し、又チップが取れてしまうことが往々にして起こる。また、いくら注意しても切断刃が損傷し切れ味が悪くなる。
石やブロック等が切断刃に触れることを減らし、切れ味を保ったまま。耐久性を改善することが課題である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そこで本発明者らは以下のような手段を考えた。
1.回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部の両端に切断刃を有することを特徴とする草刈機用回転刃。
2.回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、切断刃を有する突設部が交互に上下に傾けられたことを特徴とする草刈機用回転刃。
3.回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部のそれぞれの突設部先端部が、円心から最も距離が長い切断刃先端部よりも外側にあることを特徴とする草刈機用回転刃。
これの手段を1つまたは2以上組み合わせることによって課題を解決することが分かった。
【0005】
さらに詳細に説明する。
まず、用語を説明する。
草刈機用回転刃とは草刈機の回転軸に取り付けられた金属等でできた円盤状のものの全体を示し、切断刃は草刈機用回転刃に複数多くは4~60ある草を切断するための部分であり、切れ味に関係し耐久性等に影響する。最近は草刈機用回転刃の材質とは異なるチップを取り付けたものも多い。
次に、以下のことについて説明する。
『1.回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部の両端に切断刃を有することを特徴とする草刈機用回転刃』について説明する。
今までの草刈機用回転刃の切断刃は一方方向に回転させた場合に切れる方向のみ取り付けられていた。
【0006】
次に、
『2.回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、切断刃を有する突設部が交互に上下に傾けられたことを特徴とする草刈機用回転刃。』について説明する。
木材等を切断する鋸の場合に「あさり(歯振)」と称して回転刃の厚みより外側に飛び出るように、突起部を左右に交互に傾いて付けることを言う。
これは木を切る時に、鋸身との摩擦を軽減して、押し引きの動作を軽くし、おがくずを排出する役割があります。しかし草刈の場合にはこの目的では「あさり(歯振)」は必要ありません。
なお、『切断刃を有する突設部が交互に
上下
に傾けられた』と『上下』と表現したのは鋸のように切断するものに垂直にして使用する場合は『左右』であるが
草刈り機の場合は地面に対して水平に用いるので、地面に対して『上下』という意味です。
しかし、回転刃を高速に回転させて草を刈る場合に『切断刃を有する突設部が交互に上下に傾けられた』状態でない場合は刈られる草に切断刃が当たる割合が減るということを防ぐことが分かった。
なお、突起部の大きさや回転数によって大きく異なるが、回転刃に対して、2~45度が好ましく、5~20度がさらに好ましい。これは2度以下であると効果が薄く、45度以上の場合は回転による抵抗が大きくなりすぎる。
【0007】
次に『3.回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部のそれぞれの突設部先端部が、円心から最も距離が長い切断刃先端部よりも外側にあることを特徴とする草刈機用回転刃。』を説明する。
草刈機で最も問題なのは石やブロック等の硬いものに切断刃が接触し切断刃が損傷して切れ味を損ねることにある。切断刃をチップしたチップソーの場合チップが欠落することも発生する。
この解決方法として『、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部のそれぞれの突設部先端部が、円心から最も距離が長い切断刃先端部よりも外側』にすることによって問題が解決することが分かった。
これは草刈機用回転刃を使用しているときに石やブロック等に最初に接する部分が『円心から最も距離が長い切断刃先端部よりも外側に存在する突設部先端部』になり、切断刃の損傷を防ぐことが分かった。
『円心から最も距離が長い切断刃先端部』と『それよりも外側に存在する突設部先端部』の円心からの距離の差は草の種類や硬さによって変化するが0.5mm~5.0mmが好ましく、さらに1.0mm~3.0mmが最も好ましい。
0.5mm以下であると切断刃の保護には役立たず、5.0mm以上であれば刈る草に切断刃が接触する割合が減少し、草刈の効率が低下する。
突設部の両端に設置した2つの切断刃の間の突設部の形状は特に制限はないが、形状としては石等が当たったときに衝撃が少ない円弧状か三角状が好ましい。
【0008】
さらに
『3.回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部のそれぞれの突設部先端部が、円心から最も距離が長い切断刃先端部よりも外側にあることを特徴とする』草刈機用回転刃を活かすためには
2の『切断刃を有する突設部が交互に上下に傾けて設置する』と刈る草に切断刃が接触する割合が増大するのでより好ましく草刈が可能となる。
【発明の効果】
【0009】
以上のように、以下の3つの手段を1つまたは2以上組み合わせることによって切れ味を長く保ったままの草刈機用回転刃を得た。
課題を解決することが分かった。
1.回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部の両端に切断刃を有することを特徴とする草刈機用回転刃。
これにより、ある程度使用して切れ味が落ちた時に草刈機の回転軸部に裏返して回転刃を取り付けることによって両端の3部を使用することで経済的であり
使用できる時間が2倍となった。
2.回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、切断刃を有する突設部が交互に上下に傾けられたことを特徴とする草刈機用回転刃。
これにより、切断刃が草により当たりやすく効率的に草刈ができるようになった。
3.回転軸部に装着して回転させることによって草を刈る草刈り機用の草刈機用回転刃であって、円周上に間隔をあけて複数存在する突設部のそれぞれの突設部先端部が、円心から最も距離が長い切断刃先端部よりも外側にあることを特徴とする草刈機用回転刃。
これにより、石やブロックに切断刃が接触することが減り、長時間切れ味を保ったまま使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
草刈機用回転刃の一部を示す図である。
図1のA-A断面図である。
図1のB-B断面図である。
図1と同様に草刈機用回転刃の一部を示す図である。
【符号の説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
草刈り鋏
4日前
個人
蠅捕獲器
今日
個人
刈込鋏保持具
18日前
個人
草刈機用回転刃
今日
株式会社丹勝
緑化工法
19日前
井関農機株式会社
作業車両
12日前
井関農機株式会社
作業車両
20日前
井関農機株式会社
作業車両
12日前
個人
四足動物用装着具
5日前
大栄工業株式会社
捕獲器
12日前
井関農機株式会社
作業車両
5日前
井関農機株式会社
作業車両
18日前
井関農機株式会社
作業車両
今日
株式会社オーツボ
海苔箱船
4日前
松山株式会社
農作業機
18日前
トヨタ自動車株式会社
育苗装置
19日前
みのる産業株式会社
茎葉処理装置
6日前
スガノ農機株式会社
圃場作業装置
19日前
グローブライド株式会社
釣竿
12日前
株式会社デンソー
農業用装置
14日前
株式会社小川農具製作所
穴明け装置
13日前
グローブライド株式会社
釣竿
13日前
井関農機株式会社
コンバイン
19日前
株式会社スズテック
播種装置
4日前
株式会社クボタ
移植機
5日前
株式会社クボタ
移植機
5日前
グローブライド株式会社
魚釣用リール
11日前
グローブライド株式会社
釣用のルアー
14日前
個人
装飾品及び装飾品の製造方法
18日前
株式会社クボタ
コンバイン
13日前
株式会社クボタ
コンバイン
13日前
サンリット・シードリングス株式会社
栽培方法
4日前
株式会社笑農和
制御装置および送水装置
18日前
株式会社クロノコーポレーション
留め具
4日前
株式会社ユシロ
光徐放性組成物、及び物品
13日前
花王株式会社
硬質表面用拭浄シート
7日前
続きを見る
他の特許を見る