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公開番号2025171881
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024085201
出願日2024-05-08
発明の名称自閉式「洗濯バサミ型」虫捕獲器
出願人個人
代理人
主分類A01M 3/00 20060101AFI20251113BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】虫を潰さず、足や触角を挟まずに簡単に捕獲でき、その処分方法を「キャッチ&リリース・大量捕獲・粘着封印」と選択でき、清潔を保てる虫捕獲器を提供する。
【解決手段】洗濯はさみの先端に捕獲部を設け、C型同心止め輪の力で弱めに自閉する虫捕獲器。下ボディには内ネジ付きの筒を付け、虫を捕獲後に以下の処分方法を選択できる。
(イ)ネジ付きキャップをすることでキャッチ&リリース
(ロ)ペットボトルやビニール袋を取付けて大量捕獲
(ハ)ガムテープ等を使用して粘着封印
また、C型同心止め輪は簡単に外すことができ、分解洗浄が楽にできる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
下ボディ(1)と上ボディ(2)の先端に捕獲部を設け、C型同心止め輪等(3)を使用して洗濯はさみのように自力で閉じることができる虫捕獲器。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
下ボディ(1)に筒(4)を取り付けその内側にネジまたは、圧入構造を付けた請求項1の虫捕獲器。
【請求項3】
C型同心止め輪(3)は図1の矢印方向に引くと簡単に外れ、ボディを分解できる請求項1または、請求項2の虫捕獲器、それに類する構造のもの。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、虫捕獲器の構造と、捕獲後の処分方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、以下の虫捕獲器があったがそれぞれ単独の機能だった。
(イ)はさみの先にお椀を付けた構造で、手の力で虫を捕獲
(ロ)ボックスをかぶせてシャッターをスライドさせる虫捕獲器
(ハ)粘着シートに直に接着させる虫捕獲器
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のものは以下の欠点があった。
(イ)はさみのような構造の虫捕獲器は、手の力加減で虫を潰したり、足や触角をはさみ込んでしまう。また、手を離すと自力で脱出する恐れがある。
(ロ)ボックスのものは構造上本体が大きくなり、コストと保管スペースが大きくなる
(ハ)粘着シートのものは専用のシートを購入する必要がある
これら従来の方式は、捕獲後の処分方法により器具を使い分ける必要があった。
また、洗浄するために分解することが容易ではない。または、できなかった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、上記機能の一部を集約したものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そして、本発明は上記目的を達成するために(図1)
下ボディ(1)と上ボディ(2)の先端に捕獲部を設け、弱めのC型同心止め輪等(3)を使用して洗濯はさみのように自力で閉じることができる。
下ボディ(1)と上ボディ(2)は、閉じたときに若干の隙間(6)が空くようにする。
下ボディ(1)の底部に穴を空け、筒(4)を取付ける。筒の内側には内ネジが切ってあり、ペットボトル(8)を取付けることができる。または、ネジではなく圧入できる構造でもよい。
筒(4)の外側はテーパー又は、溝を切り粘着シートの張付き強さを調整することができる。
C型同心止め輪(3)は図1の矢印方向に引くと簡単に外れ、ボディを分解できる。
ボディの先端部は湾曲させるよりも(図1)のように直線状にした方が望ましい。
ボディの材質は、透明性のあるプラスチック類がよいが、不透明ならばのぞき窓(7)を付けて内部が確認できるようにする。
【発明の効果】
【0005】
本発明品を使用することで、毎年悩まされる大量のカメムシ、ゲジゲジ、クモ、カマドウマ等を潰さず、足や触角を挟まずに簡単に捕獲できる。先端部が直線状だから、床・壁・出隅部にもフィットしやすい。
そして、処分方法も「キャチ&リリース・大量捕獲・粘着封印」が自由に選択できる。
また、簡単に分解して丸洗いできるので清潔を保てる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
閉じた状態の斜視図とC型スプリング部断面図
開いた状態の斜視図とキャップを外した状態
ペットボトル装着イメージ
ガムテープ等装着イメージ
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の使用方法は、洗濯はさみのようにボディを摘んで、C型同心止め輪の力で自閉して虫を捕獲するが、捕獲後の処分方法により以下を選択できる
(イ)ネジ付きキャップ(5)をすることでキャッチ&リリース。
(ロ)ペットボトル(8)や、ビニール袋で大量捕獲。
ネジ部(4)にペットボトル(8)を取付ける。または、円筒部(4)に輪ゴム等でビニール袋を取付ける。
カメムシの場合、一旦ペットボトルの中に入れば、臭いを発してもさほど外部に漏れない。また、狭い空間内では、自身の臭いで絶命するという。
(ハ)ガムテープを使用して粘着封印。
円筒部(4)にガムテープ等(9)を巻き付けて、端部を5ミリ程度塞いで小袋をつくる。虫を捕獲したら軽く振る等して小袋内(10)へ落下させる。 中に入ったら、ガムテープ(10)を取り外しながら虫を封印する。外径部にテーパーや溝があるため取り外しがしやすい。
カメムシ等を直接ガムテープで封印しようとすると、失敗することが多いが、本発明は簡単に封印できる。前もってガムテープをセッティングしておくと慌てずに作業ができる。
また、上下ボディの間に隙間(6)を設けているので、足や触角をはさみ込みにくく、Cスプリング(3)の力で弱めに自閉するため、虫を潰さずに捕獲でき、虫は自力で脱出できない。
C型スプリング(3)は矢印方向(図1断面図)に引っ張ると簡単に外れ、ボディが分解でき、臭いや汚れが付いても丸洗いが簡単にできる。なお、C型スプリング(3)はボディが閉じている時だけ外れる構造になっているため、作業中に外れることが無い。
【符号の説明】
【0008】
1. 下ボディ
2. 上ボディ
3. C型同心止め輪(C型スプリング)
4. 円筒部(内側にネジ、外側にテーパー溝等)
5. キャップネジ
6. はさみ込み防止隙間
7. のぞき窓
8. ペットボトル
9. ガムテープ または、養生、OPPテープ等
10.ガムテープ等で作った小袋

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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