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公開番号
2025181581
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024147102
出願日
2024-08-29
発明の名称
釣用容器
出願人
グローブライド株式会社
代理人
個人
主分類
A01K
97/20 20060101AFI20251204BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】釣った魚を迅速に収容し、魚が逃げ出し難い釣用容器を提供する。
【解決手段】魚が収容される本体2と、本体2に設けられ、開閉式の開口部を有する蓋部10と、を有する。蓋部10は、非直線状に形成された切欠部12と、この切欠部12を開閉させるファスナ13と、ファスナ13を開くことで開口部を開口させる開閉部15と、ファスナ13を閉じることで開閉部15と一体化する閉鎖部16と、を有し、切欠部12の両端位置12a,12bを結んだ直線の長さLが、蓋部10の長手方向の長さL1よりも長い。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
魚が収容される本体と、
前記本体に設けられ、開閉式の開口部を有する蓋部と、
を有する釣用容器であって、
前記蓋部は、非直線状に形成された切欠部と、この切欠部を開閉させる開閉部材と、前記開閉部材を開くことで前記開口部を開口させる開閉部と、前記開閉部材を閉じることで前記開閉部と一体化する閉鎖部と、を有し、
前記切欠部の両端位置を結んだ直線の長さが、前記蓋部の長手方向の長さよりも長い釣用容器。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
魚が収容される本体と、
前記本体に設けられ、開閉式の開口部を有する蓋部と、
を有する釣用容器であって、
前記蓋部は、非直線状に形成された切欠部と、この切欠部を開閉させる開閉部材と、前記開閉部材を開くことで前記開口部を開口させる開閉部と、前記開閉部材を閉じることで前記開閉部と一体化する閉鎖部と、を有し、
前記切欠部の両端位置を結んだ直線の長さが、両端位置の長手方向の長さよりも長い釣用容器。
【請求項3】
前記切欠部は、湾曲状に形成されており、
前記切欠部の湾曲頂部は、前記切欠部の両端部を結んだ直線に対して、前記閉鎖部側に膨出している請求項1又は2に記載の釣用容器。
【請求項4】
前記閉鎖部は、一端側における前記開閉部までの距離が、他端側における前記開閉部までの距離よりも短い請求項1又は2に記載の釣用容器。
【請求項5】
前記閉鎖部の露出面に、魚の大きさを計測するスケールが設けられている請求項1又は2に記載の釣用容器。
【請求項6】
前記スケールは、前記閉鎖部における前記開閉部までの距離の短い方に、魚の頭部端を位置付けするゼロが付されている請求項5に記載の釣用容器。
【請求項7】
前記蓋部は、略矩形状に形成されており、
前記切欠部の両端部を結ぶ直線は、前記蓋部の外縁に対して傾斜している請求項1又は2に記載の釣用容器。
【請求項8】
前記蓋部は、EVA素材で形成されている請求項1又は2に記載の釣用容器。
【請求項9】
前記開閉部は、メッシュ構造を有する請求項1又は2に記載の釣用容器。
【請求項10】
前記蓋部の周囲に補強部材を有する請求項1又は2に記載の釣用容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣りに際して携行され、魚を収容可能な釣用容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、釣った魚を収容できる釣用容器が知られている。例えば、特許文献1には、長方形状の蓋部分の長辺側端部にスケールを配置し、対向する側に略半円形状の切欠部を形成した構成が開示されている。前記切欠部には、ファスナが設けられており、ファスナを開けることで、半円形部分が容器内に撓み、容器内に魚を投入できるようになっている。このような釣用容器は、釣りに関する大会に携行されることがあり、魚を釣った後、大きさを計測して、一定の大きさ以上の魚は収容し、それよりも小さい魚はリリースしている。このため、計測した後、リリースしない魚は、直ちに収容できるように構成されていることが好ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-155478号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1に開示された釣用容器は、ファスナが長辺の両端から半円状に形成されているため、ファスナを開けると開閉部が容器内に大きく垂れ下がってしまい、容器内に入れた魚が逃げる可能性がある。また、ファスナの両端位置が、スケールが形成されている位置から離れているため、スケール部分が撓み易く、正確な計測がし難く、魚投入を迅速に行えない。
【0005】
本発明は、釣った魚を迅速に収容し、魚が逃げ出し難い釣用容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る釣用容器は、魚が収容される本体と、前記本体に設けられ、開閉式の開口部を有する蓋部と、を有しており、前記蓋部は、非直線状に形成された切欠部と、この切欠部を開閉させる開閉部材と、前記開閉部材を開くことで前記開口部を開口させる開閉部と、前記開閉部材を閉じることで前記開閉部と一体化する閉鎖部と、を有し、前記切欠部の両端位置を結んだ直線の長さが、前記蓋部の長手方向の長さよりも長いことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る釣用容器は、魚が収容される本体と、前記本体に設けられ、開閉式の開口部を有する蓋部と、を有しており、前記蓋部は、非直線状に形成された切欠部と、この切欠部を開閉させる開閉部材と、前記開閉部材を開くことで前記開口部を開口させる開閉部と、前記開閉部材を閉じることで前記開閉部と一体化する閉鎖部と、を有し、前記切欠部の両端位置を結んだ直線の長さが、両端位置の長手方向の長さよりも長いことを特徴とする。
【0008】
上記した構成の釣用容器は、蓋部の切欠部を開閉部材によって開くことで、開口部が開口した状態となる。前記開口部を開閉する切欠部は、非直線状に形成されており、前記切欠部の両端位置を結んだ直線の長さが、前記蓋部の長手方向の長さよりも長い、又は、両端位置の長手方向の長さよりも長いことから、切欠部を開いた際、開閉部が広くなって魚
を容易に投入し易くなる。また、切欠部は、非直線状に形成され、前記切欠部の両端位置を結んだ直線の長さが、前記蓋部の長手方向の長さよりも長い、又は、両端位置の長手方向の長さよりも長いため、収容部に入れた魚は、閉鎖部によって、飛び跳ねても外部に逃げることが抑制される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、釣った魚を迅速に収容し、魚が逃げ出し難い釣用容器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
(a)は、釣用容器の第1の実施形態を示す図、(b)は、上蓋を開けた状態を示す図。
上蓋を開けて、蓋部に魚を載置した状態を示す図。
蓋部の切欠部を開けた状態を示す図。
(a)は、従来の蓋部による魚の投入状態を示す図、(b)は、図3に示す蓋部による魚の投入状態を示す図。
釣用容器の第1の実施形態の変形例を示す図。
釣用容器の第2の実施形態を示す図。
釣用容器の第3の実施形態を示す図。
釣用容器の第4の実施形態を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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