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公開番号2025007410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108789
出願日2023-06-30
発明の名称収穫機の前処理装置
出願人株式会社タカキタ
代理人個人
主分類A01D 63/04 20060101AFI20250109BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】車幅を抑えることができ、しかも、飛散防止プレートやサイドカバーが変形した場合であっても、簡単にデバイダを大きく折り畳めるようにした収穫機の前処理装置を提供する。
【解決手段】機体10の前方に突出して設けられ、先端部分を上方から後方に向けて折り畳み可能に設けられて複数のデバイダ2と、左右のサイドカバー12の間に設けられ、前記デバイダ2の間に取り込まれたトウモロコシを収穫する収穫部11と、前記左右のサイドカバー12に設けられ、前記収穫部11で収穫されたイアコーンの飛散を防止するための飛散防止プレート8と、を備えてなる収穫機の前処理装置1において、前記飛散防止プレート8を前記サイドカバー12から側方に向けて傾倒させるための傾倒部81を設け、当該傾倒部81による傾倒によって形成されたサイドカバー12の上方空間に、前記デバイダ2の先端部分を折り畳めるようにする。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
機体の前方に突出して設けられ、先端部分を上方から後方に向けて折り畳み可能に設けられて複数のデバイダと、
左右のサイドカバーの間に設けられ、前記デバイダの間に取り込まれた作物を収穫する収穫部と、
前記左右のサイドカバーに設けられ、前記収穫部で収穫された作物の飛散を防止するための飛散防止プレートと、
を備えてなる収穫機の前処理装置において、
前記飛散防止プレートを前記サイドカバーから側方に向けて傾倒させる傾倒部を設け、
当該傾倒部による傾倒によって形成されたサイドカバーの上方空間に、前記デバイダの先端部分を折り畳めるようにしたことを特徴とする収穫機の前処理装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記飛散防止プレートが、サイドカバーの上面部に面接触する底面部を有するように構成されるものである請求項1に記載の収穫機の前処理装置。
【請求項3】
前記傾倒部が、サイドカバーの上面部の中央より外側を中心に飛散防止プレートを傾倒させるように構成されるものである請求項1に記載の収穫機の前処理装置。
【請求項4】
さらに、前記飛散防止プレートを傾倒させた状態で固定させた固定部を設けるようにした請求項1に記載の収穫機の前処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場のトウモロコシなどの作物を収穫する収穫機の前処理装置に関するものであって、より詳しくは、トウモロコシなどの作物を分離・収集するためのデバイダを折り畳む際に、その折り畳み角度を大きくできるようにした収穫機の前処理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
圃場で育成されたトウモロコシは、収穫機の前処理装置によって刈り取られ、その刈り取られたトウモロコシからイアコーンが採取される。
【0003】
このような収穫機の前方に取り付けられる前処理装置の一般的な構造(特許文献1)を、図11、図12を用いて説明する。
【0004】
図11、図12において、符号101は、デバイダであって、条に沿ってトウモロコシを取り込めるようにしたものである。また、符号102は、収穫部であって、デバイダ101で集められたトウモロコシの茎葉を下方に掻き込むための掻き込みローラ103や、その掻き込みローラ103で掻き込まれたトウモロコシを細断するカッタ104、掻き込みローラ103で下方に掻き込まれたトウモロコシからイアコーンを分離させるセパレータ105、このセパレータ105で分離されたイアコーンを機体後方に向けて搬送する搬送チェーン106などを有するものである。また、符号107は、機体の側部に起立して設けられた飛散防止プレートであって、イアコーンを機体側方へ飛散させないようにしたものである。
【0005】
ところで、このような収穫機を使用する場合、収穫機をトラックに載せて圃場まで運搬し、そこで収穫機を下ろして圃場を走行させるようにしているが、トラックによる運搬時や、圃場走行時におけるコーナー近傍での旋回時に、収穫機の前後方向の長さを短くする必要があるため、デバイダを折り畳めるようにしている。
【0006】
しかしながら、このようにデバイダを折り畳めるようにした場合、左右に設けられたデバイダについては、左右の飛散防止プレート上に折り畳むようにしているため、折り畳み角度が小さくなってしまう。このため、搬送途中にデバイダが折り畳んだ状態から元の状態に戻ってしまう危険性が大きくなるために、ロック機構などを設ける必要があった。これに対して、飛散防止プレートの高さを低くすれば、折り畳み角度を大きくすることができるが、今度は、イアコーンが側方に飛散してしまうという問題を生ずる。
【0007】
これを解決するために、下記の特許文献2には、飛散防止プレートの高さを調整してデバイダを折り畳めるようにした構造が提案されている。
【0008】
具体的に、この特許文献2には、飛散防止プレートの前端側を回動可能にサイドカバー上に取り付けておき、サイドカバーの上面に設けられたスリットを介して、飛散防止プレートをサイドカバー内に収納させるようにした構造が開示されている。このように構成すれば、左右のデバイダを折り畳む際に、飛散防止プレートをサイドカバー内に下げて、飛散防止プレートの存在していた場所にデバイダを折り畳むことができるため、飛散防止プレートの折り畳み角度を大きくすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2021-6003号公報
特開2021-6002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、このように飛散防止プレートを下方にスライドさせる場合、搬送チェーンを避けた位置に飛散防止プレートを収納させるためのスリットや空間を形成しなければならず、車幅が大きくなってしまう。
(【0011】以降は省略されています)

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