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公開番号2024178954
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023097356
出願日2023-06-14
発明の名称ルアー
出願人個人
代理人個人
主分類A01K 85/16 20060101AFI20241219BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】空気抵抗を抑制しつつ飛距離を損なうことのない構成とし、しかもデザイン性を確保しつつ集魚効果を高めた、ルアーを提供する。
【解決手段】本体外部にフィッシングラインを結ぶ連結具を設けたルアーであって、本体は略銃弾形状外壁部を有する。外壁部を光透過性素材で構成する。内蔵する造形物を、様々な素材でデザイン的に新規で独創的な構造とすることができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
略銃弾形状外壁部を有し、先端側にフィッシングラインを結んでなるルアー本体と、
該ルアー本体の内部にルアーウエイト部、または前記ルアー本体の外壁部にウエイト調整部材と、を備えたことを特徴とするルアー。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記ウエイト調整部材は、前記ルアーウエイト部と共にルアーウエイトバランスを調整する金属プレートで構成されたことを特徴とする請求項1に記載のルアー。
【請求項3】
前記金属プレートは前記ルアー本体の後端部側に設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載のルアー。
【請求項4】
前記金属プレートにブレードを連結した、ことを特徴とする請求項2または3に記載のルアー。
【請求項5】
前記金属プレートは素材の選択により、ルアーウエイトバランスの調整を行う、ことを特徴とする請求項2または3に記載のルアー。
【請求項6】
前記金属プレートはサイズの変更により、ルアーウエイトバランスの調整を行う、ことを特徴とする請求項2または3に記載のルアー。
【請求項7】
前記ルアーウエイト部は、複数のウエイト単体を含んでいる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のルアー。
【請求項8】
前記ルアー本体の外壁部は、光透過性素材で構成した、ことを特徴とする請求項1に記載のルアー。
【請求項9】
前記ルアーウエイト部は、意匠性を付与してなる造形物を含む、ことを特徴とする請求項1または2に記載のルアー。
【請求項10】
前記造形物は形状に応じて、金属プレートと共にルアーウエイトバランスを調整するようにした、ことを特徴とする請求項9に記載のルアー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ルアーに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、アウトドアにおけるレジャーの一つとして釣りはますます盛んになっている。その釣りの中で、魚に似せて作成した疑似餌にフックを連結したルアーに釣り糸を連結して行うルアーフィッシングがある。
【0003】
ルアーは、フィッシングロッドに装着したリールに巻いたフィッシングラインに結んで、フィッシングロッドの基端部側を手にもってフィッシングロッド先端を振り下ろすことで、フィッシングロッドのしなりの作用下に、フィッシングラインでルアーのウエイト(重さ)の慣性力に抗してルアーを引っ張り出すことで、ルアーを飛ばすことができるのである。
【0004】
以上のように、ルアーを飛ばす際、ルアーに内蔵するウエイトが、所定の飛距離を生み出す要素のうちの一つといえる。そのために、設計の際にウエイトの位置や重さが考慮される。しかしながら、ウエイト要素だけでは、限界がある。
一方、これまでにない形状を取り入れてデザイン性を追求すると、空気抵抗を考慮しない形状となるおそれがあり、飛距離が伸びないという問題が出てくる。
【0005】
例えば特許文献1参照。
この特許文献1では、ルアー本体に動きを与え、高い集魚効果を得ることを目的とし、ルアー本体と、ルアー本体に対して捻じれることは可能であるが、回転が制限されるようにルアー本体に取り付けられた板状のブレードと、を備え、ブレードが水流を受けたときにルアー本体に対してブレードが回転を制限されつつ捻じれることにより、ルアー本体にヨーイングが発生するように構成されているルアーが提案されている(特許文献1参照)。
【0006】
かかるルアーによれば、ブレードが水流を受けたときにルアー本体に対してブレードが回転を制限されつつ捻じれることにより、ルアー本体にヨーイングが発生し、これが小魚の動きに似ているため、この動きに対象魚が反応し、集魚効果が得られる。
また、ブレードが揺動するため、ブレードの表面によって光が反射する際、不規則な反射光となり、この反射光に対象魚が反応し、集魚効果が得られるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2016-82904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
このように、このルアーでは、ルアー本体に動きを与えることで集魚効果が得られるとしているが、飛距離を考慮したルアー本体の外観形状とはいえず、またルアー全体の重さの配分から、ルアー本体の動きを変えるというものではなく従来の外観形状にすぎず、デザイン性も考慮しているという程のものではない。
すなわち、前述のルアーでは、1.ルアーの飛距離を損なうことのない構成とすること、2.空気抵抗を抑制しつつデザイン性を確保することというコンセプトの下で作成されたものとはいい難い。
本発明はかかる課題を改善するために提案されたものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を改善するために請求項1にかかる本発明では、略銃弾形状外壁部を有し、先端側にフィッシングラインを結んでなるルアー本体と、本体内部にルアーウエイト部、または本体外壁部にウエイト調整部材と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記の構成によれば、ルアー外形が略銃弾形状であるため、空気抵抗による、飛距離への影響を抑制することができる。また、本体外壁部に設けたウエイト調整部材と本体内部のルアーウエイト部とにより、ルアーウエイトバランスを調整することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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